知ってる?おむつをめぐる保育現場の静かな混乱 | 和田智代のブログ

和田智代のブログ

大人が育ち、子どもが育つためのお手伝い


今月から新年度スタート!

幼稚園や保育園にも
可愛い子どもたちが
入園してきます

そんな幼児教育の現場で
3歳児クラスに新入園する
お子さんの多くが

********************
おむつが外れていない
********************

という状況は
今では普通の光景です

・・・でも現場の保育者は
正直困惑しています

1クラスに20名近い子がいる
3歳児クラスです

おむつが外れていないと
その分のお世話が必要です

そうでなくても大変な
年度始まりの今の時期に

3歳児担任の保育者は
ーーーーーーーーーーーー
おむつのお世話に手を取られて
入園当初の慣れてない子どもたちに
十分目が行き届かない
ーーーーーーーーーーーー
と悩みます

・・・
・・・
・・・

2007年に
幼稚園&保育園の保育者を対象に
排泄自立の調査が行われました

調査の要約はコチラ↓

 

ーーーーーーーーーーーーーーー
幼稚園・保育所の
3,4,5歳クラス幼児における
排泄の自立の実態と保育者の意識
ーーーーーーーーーーーーーーー

調査の結果
4月時点で担当クラスに

おむつ使用児が一人以上いると
回答した保育者が

・3歳クラスで92.2%
・4歳クラスで11.6%

回答した保育者の多くは
ーーーーーーーーーーーーーー
排泄の自立の遅れが
幼児の育ちや保育に与える影響
ーーーーーーーーーーーーーー
を問題視しており

トイレトレーニングを
高い月齢から開始し
短期間で終了しようとする
保護者側の意識と

それを疑問視する保育者の意識や
幼児クラスでおむつの世話をする
保育現場の体制問題などが
指摘されています

・・・
・・・
・・・

私が現役の保育士だった 
1980年代には 

3歳児クラスはもちろん 
2歳児クラスでも 

昼間おむつをしている子は 
ほぼゼロでした 

保育園でのおむつ外しで
特に悩んだ記憶もありません 

一体何が起こっているのでしょうか? 

・・・
・・・
・・・

『保育所保育指針』

という厚労省が作った
保育現場での乳幼児保育に関する
国のガイドラインがあります

そのガイドラインの
1965年の初版では
<1歳3カ月~2歳まで>の箇所で

ーーーーーーーーーーーーーー
便所へ行きたくなると
それを保母に知らせさせてもらう
ーーーーーーーーーーーーーー2歳までには
排泄したい時に事前報告して
介助されてトイレ排泄できる
状態になっている
ことが記述されています


それが1999年の改訂版になると
<1歳3カ月~2歳未満児>の箇所で

ーーーーーーーーーーーーーー
一人一人の子どもの排尿間隔を知り
おむつが汚れていないときに
便器に座らせ
うまく排尿できたときには
ほめることなどを繰り返し
便器での排泄に慣れるようにする
ーーーーーーーーーーーーーー
おむつを着けていることを前提として
大人主導でトイレトレーニングを行う
という表現に変わります。

そして2008年の改訂版では
排泄に関して

<おおむね2歳>の箇所で
ーーーーーーーーーーーーーー
排泄の自立のための
身体的機能も整ってくる
ーーーーーーーーーーーーーー

<おおむね3歳>の箇所で
ーーーーーーーーーーーーーー
排泄もほぼ自立する
ーーーーーーーーーーーーーー
・・・と書いてあるだけで

この年齢の子どもに対する
保育者による排泄ケアの
具体的な記載は何もありません


そして保育所保育指針の
2018年改訂の最新版になると
<1歳以上3歳未満児>の箇所で

ーーーーーーーーーーーーー
排泄の習慣については
一人一人の排尿間隔等を踏まえ
おむつが汚れていないときに
便器に座らせるなどにより
少しずつ慣れさせるようにすること
ーーーーーーーーーーーーーー

という
具体的な排泄ケアの
についての記述が復活します

おむつが外れる年齢が
どんどん上がってきている中で

最新版の保育所保育指針では

1歳過ぎていたら
オムツが濡れていなければ
便器に座らせてみましょう

という少し前の時代の内容に
戻った感じです

とりあえずは
よかった よかった(;^_^A

・・・
・・・
・・・

でも!
保育所保育指針の
最新の改訂内容とは関係なく

日本の子どもたちの
おむつ外れ年齢は
どんどん遅くなっていて

今では昼間のおむつ外れの平均は
3歳後半頃と言われています

ハイハイや歩き始める
平均的な年齢や月齢が
昔からほとんど変わっていないのに

排泄の自立時期だけ
どうしてこんなに
遅くなっていってるのでしょうか?

・・・
・・・
・・・


こうした状況を
保育園や幼稚園の現場の
保育者たちの多くは


「この状況、なんかおかしいよね・・・」

と感じているのだけど


「排泄の自立は
 子どもの自然な発達に任せましょう」

という専門家?の意見におされて
なかなか本音が言えないまま

4歳近くになっても
おむつが外れない子どもたちを前にして
モヤモヤを抱えています・・・

・・・でも、そんな中

ーーーーーーーーーーーーーーーー
特に障がいもなく
何でもできる3歳や4歳を過ぎて
おむつが外れないって
やっぱりこの状況はおかしい!!
ーーーーーーーーーーーーーーーー

と問題意識を持って

保育士養成校では
教えてもらえなかった

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【和田智代プロフィール】

愛知県名古屋市出身

短大の保育科卒業後
実家の保育園にて保育士として働いた後

20代後半に米国の大学に留学し
途上国支援について学ぶ

帰国後、国内の大学院にて
国際開発学修士号取得

30代~40代は
発展途上国での母子保健事業に従事し

アジア・アフリカ・ラテンアメリカ地域の
数十か国の保健省をカウンターパートとして

社会調査やプロジェクトマネジメント
ワークショップ・ファシリテーター等の
業務に従事する

40代後半にうつ病になり
約2年間の療養生活を経た後

津田塾大学教授三砂ちづる氏による
「赤ちゃんと排泄」に関する
研究に関わったことを機に

三砂氏および研究チームメンバーと共に
「おむつなし育児研究所」を立ち上げ
所長に就任

 

現在は、神奈川県開成町に
自宅兼オフィス『じねん堂』を構え

『赤ちゃんとの排泄ケアを通じた
 コミュニケーション』
 (おむつなし育児)

など

大人と子どものコミュニケーション
に関する様々な講座を全国で展開

 

語学力を生かし
子育てに関する海外の
先進的な育児関連本の翻訳もこなす

 

二人の息子を持つ母親でもあり
息子たちを日本・メキシコ・米国で
出産・育児したため
海外の出産・育児・留学事情にも詳しい

 

生活の場である神奈川県開成町では
NPO「あしがら農の会」に所属し

農薬や化学肥料を使わない
「米づくり・みそ造り・野菜づくり」を通じ
ささやかな自給的生活を楽しみながら

地域の仲間と共に
「食の安全」について考える活動も行う
 

★学歴

・名古屋大学大学院 国際開発研究科 修士号取得
・米国World College West 教養学部 国際開発学科卒
・名古屋市立保育短期大学 保育科卒


★資格

・プロコーチ(チームフロー)
・メンタルケア・スペシャリスト(メンタルケア協会)
・瞑想インストラクター
・保育士 幼稚園教諭
・ワークショップ・ファシリテーター(ワールドカフェ等)
 

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