102歳との排泄コミュニケーション(後編) | 和田智代のブログ
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大人が育ち、子どもが育つためのお手伝い

 

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102歳との排泄コミュニケーション(後編)

 - 幸せの排泄コミュニケーション ー
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東海地方に住む

60代女性の

キリコさん(仮名)は

 

102歳のお母さんを

自宅で介護されています

 

お母さんは要介護5で

ほぼ寝たきり

 

認知症も深く

娘のキリコさんを

認識できない時もあります

 

排泄はオシッコもウンチも

もちろんオムツの中

 

排泄のお世話をめぐって

キリコさんは

お母さんとバトルしては疲れ

睡眠も十分とれず

 

精神的にも肉体的にも

ギリギリな状態でした

 

そんなある日

知り合いに勧められて受講した

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おむつなし育児アドバイザー講座
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にて

赤ちゃんだけでなく
高齢者にも共通の
でもあまり知られていない
 

人間の排泄メカニズムをめぐる事実を
知ることになります

 

介助する方もされる方も
もっと楽になる

排泄介助の考え方や方法を
アドバイザー講座で学んだことで

 

キリコさんとお母さんの生活が

『悲しみの排泄コミュニケーション』

から

『幸せの排泄コミュニケーション』

へと一変したのです!!

 

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ほぼ寝たきりの102歳の母にも

トイレでの自然で気持ち良い排泄を

再びさせてあげたい!

ベッド横にポータブルトイレを置けば

できるかもしれない!

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アドバイザー講座を終えて

自宅に戻ったキリコさんは

さっそくポータブルトイレを注文し

お母さんに座ってもらいました

 

↓そこで起こった↓

↓奇跡のコミュニケーション↓

 

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お母さん 『ここでしていいの?』

 

キリコさん『いいんだよ(^^)/』

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・・・

 

・・・

 

・・・

 

すると!

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

出ました!

たくさんのウンチが!

 

ものすごく久しぶりに

お母さんは気持ちよさそうに

ニコニコ笑顔!(^^)!

 

キリコさんも

笑顔で言いました!(^^)!

 

『気持ちよく出てよかったね(^^♪』

 

これが

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幸せの排泄コミュニケーション

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おむつではなく

トイレという開放空間で

おむつに邪魔されることなく

気持ち良い排泄ができるって

 

赤ちゃんにとっても

高齢者にとっても

すごく気持ちよくて

幸せなことなのです

 

やがてキリコさんは

日がたつにつれて

お母さんの排泄のタイミングが

さらによく

わかるようになっていきます

 

タイミングを見計らって

ポータブルトイレに座ってもらうと

かなりの高い確率で

トイレ排泄できるようになっていきます

 

うんちは3日に一度くらいの頻度で

 

――――――――――

今日は3日目だな~
そろそろ出る頃かな~

――――――――――

 

とカレンダーを見ながら

考えていると

 

お母さんが

ちょっと臭いオナラをする!(^^)!

それが決定的なサイン!(^^)!

 

そのタイミングでおむつを外して

ポータブルトイレに座ってもらううちに

 

ウンチはおむつの中でなく

ほぼ100%ポータブルトイレで

するようになりました!

 

おしっこも

ポータブルトイレでできる日が

どんどん増えていきます

 

ある日のこと

そろそろおしっこタイムかなと思い

お母さんの部屋へ行ったキリコさんは

 

ポータブルトイレの中に
おしっこのような

液体が入っていることを発見(@_@)

 

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お母さん 『自分でだしたよ!』

キリコさん『自分でここでおしっこしたの?』

お母さん 『そう!』

キリコさん『すごいよ!すごいよ!』

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それまではキリコさんに

助けてもらっていた

ベッド横のポータブルトイレへの移動を

自分でできるようになったのです!

 

『トイレで気持ちよく排泄したい!』

 

という強い思いで

少しずつ立ったり動いたり

するようになった結果

 

それが自然なリハビリとなり

自分でトイレに移動することが

可能になったのです!

 

キリコさんのお母さんの話には

さらに続きがあります

 

トイレ排泄ができるようになると

お母さんの心と身体に

変化が次々と起こります

 

昼間にトイレで

まとまった量のおしっこが

出せるようになったことで

夜中にオシッコで起きることが減り

 

おむつの中では

ほとんど排泄しなくなったことで

それまでどんなにキレイに

お母さんの身体を拭いても

部屋に漂っていた排泄臭が

 

ポータブルトイレ排泄が

できるようになってから

ほとんどにおわなくなり

 

そして

おむつかぶれも治りました!

 

さらに!

トイレ排泄が可能になったことで

脳の働きが活発になったのか

意識がすごくはっきりしてきて

 

できなくなっていた他のことも

再びできるように!

 

例えば食事中も

お母さんはあまり反応がなく

ほぼ目をつむっている状態で

 

キリコさんがスプーンで

口まで運んで食べさせていたのが

 

トイレ排泄ができるようになってからは

フォークやスプーンを使って

自分で食べるようになり

こぼしても自分でひろうようになり

 

ポータブルトイレに座って

排泄するまでの間

本や雑誌を読んでみたり

 

キリコさんとの会話が

ちゃんと成立するようになったり

 

昼間通っているデイサービスで

お習字を書いてきて

「上手に書けたでしょ!」

と嬉しそうに報告したり・・・

 

 

排泄を通じたコミュニケーションが

上手くできるようになったことで

その他のことも

上手くできるようになっていったのです!

 

そのためにキリコさんがしたことは

本当にシンプルなこと

 

お母さんの排泄に関しての

キリコさんのこれまでの思いこみを

いったん脇において

 

お医者さんから言われた

「高齢だからオムツ排泄しか方法がない」

「高齢だから膀胱炎や腎盂炎に

なってしまうのは仕方ない」

という言葉もいったん脇において

 

偏見のない真っ白な心で

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たとえおむつを着けていても

なるべくおむつの外で

気持ち良い排泄をさせてあげたい

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と、お母さんの排泄に

寄り添っただけです

 

でもそれだけで

お母さんの気持ちが

前よりもよくわかるようになり

 

するとお母さんも

キリコさんの気持ちに寄り添って

応えてくれるようになり

 

結果として前よりも

介護が少し楽になっていったのです

 

これが

『幸せの排泄コミュニケーション』

 

言葉の話せない赤ちゃんも

言葉が少なくなっていく高齢者も

全く同じなのですね

 

お世話する人が

される人に対して

何か効果や見返りを期待して

 

「こうしたら、ああなる」

「こうしたら、頭のいい子に育つ」

「こうしたら、言うことをきいてくれるかも」

 

のような意図的な姿勢で

向き合うのでなく


子どもや高齢者といった

お世話される人の

『今ここ』という瞬間を
 

できるだけ気持ち良いものに

してあげたいと寄り添う

 

すると良い結果は

後からついてくるようです(^.^)

・・・

・・・

・・・

次回のブログでも

人生の様々なステージでの
コミュニケーションをテーマに

あなたのお役に立てる内容で
お届けします!
お楽しみに!

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 3月~4月の講座情報 

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今月のオンライン講座は
予定どおり開催し

対面講座も
専門家のアドバイスに従って
細心の感染予防対策※をしつつ
予定どおり開催します

各講座の詳細は下をご覧下さい
いずれの講座もお申込受け中です!

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
※対面講座での感染予防対策※
1)少人数講座で参加者同士の距離を確保
2)講師&受講者全員のマスク着用
  ※お持ちでない方には主催者が準備
3)会場の換気
4)手指消毒の徹底
5)ドアやテーブル等の共有物の消毒
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★おむつなし育児アドバイザー講座 

・3月21日(土)東京・吉祥寺
https://www.facebook.com/events/606770060176505/

・3月22日(日)オンライン
https://www.facebook.com/events/202425344279162/

 

 

★【New!】アドバンス講座 

   おむつなし育児アドバイザー対象

・3月19日(木)オンライン(ZOOM)<満席>
https://www.facebook.com/events/846091609151083/

・3月29日(日)千葉県船橋市
https://www.facebook.com/events/636964103773888/

 

 

★【New!】 赤ちゃんのウンチ講座

・4月15日(月)東京・吉祥寺
 『赤ちゃんのウンチ講座~正しい排便と便秘を学ぼう~』
https://www.facebook.com/events/493746658220672/

 

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【和田智代プロフィール】

愛知県名古屋市出身

短大の保育科卒業後
実家の保育園にて保育士として働いた後

20代後半に米国の大学に留学し
途上国支援について学ぶ

帰国後、国内の大学院にて
国際開発学修士号取得

30代~40代は
発展途上国での母子保健事業に従事し

アジア・アフリカ・ラテンアメリカ地域の
数十か国の保健省をカウンターパートとして

社会調査やプロジェクトマネジメント
ワークショップ・ファシリテーター等の
業務に従事する

40代後半にうつ病になり
約2年間の療養生活を経た後

津田塾大学教授三砂ちづる氏による
「赤ちゃんと排泄」に関する
研究に関わったことを機に

三砂氏および研究チームメンバーと共に
「おむつなし育児研究所」を立ち上げ
所長に就任

現在は、神奈川県開成町に
自宅兼オフィス『じねん堂』を構え

『赤ちゃんとの排泄ケアを通じた
 コミュニケーション』
 (おむつなし育児)

など

大人と子どものコミュニケーション
に関する様々な講座を全国で展開

語学力を生かし
子育てに関する海外の
先進的な育児関連本の翻訳もこなす

二人の息子を持つ母親でもあり
息子たちを日本・メキシコ・米国で
出産・育児したため
海外の出産・育児・留学事情にも詳しい。

生活の場である神奈川県開成町では
NPO「あしがら農の会」に属し

農薬や化学肥料を使わない
「米づくり・みそ造り・野菜づくり」を通じ
ささやかな自給的生活を楽しみながら

地域の仲間と共に
「食の安全」について考える活動も行う
 

★学歴

・名古屋大学大学院 国際開発研究科 修士号取得
・米国World College West 教養学部 国際開発学科卒
・名古屋市立保育短期大学 保育科卒


★資格

・プロコーチ(旧:チームフロー)
・メンタルケア・スペシャリスト(財団法人 メンタルケア協会)
・保育士 幼稚園教諭
・ワークショップ・ファシリテーター(ワールドカフェ等)
 

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