ダウ平均株価は前日比269・76ドル安の3万4122・42ドルで取引を終えました。
ダウ平均とS&Pは反発となりました。FRBによる2023年の銀行ストレステストで大手23行が合格したことを受け、金融システム不安を巡る警戒が和らぎ、JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスなどが買われました。
また、一連の米の経済指標は底堅い内容となり、キャタピラーなどの消費関連株や景気敏感株も上昇となりました。
一方で、セールスフォース、マイクロソフトなどは値を下げました。
大型ハイテク株には買われ過ぎの指摘があり売り優勢となりました。
ナスダック総合指数の終値は0・42ポイント安の1万3591・33でした。
マイクロン・テクノロジーが大幅下落となりました。前日に発表した決算は市場予想ほど落ち込まなかったですが、中国向け売上高を巡る不透明感が重荷となった様です。
(ドル円など)
ドル・円は、1ドル144円台で推移しています。
米労働省が発表した24日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週から2万6000件減の23万9000件でした。
減少件数は2021年10月以来20カ月ぶりの大きさで、予想外に減少し、労働市場が引き続き力強いことが示されました。
また、第1・四半期の実質国内総生産(GDP)確報値は、年率換算で前期比2.0%増となり改定値の1.3%増から予想以上に上方修正されました。個人消費と輸出の上方修正を反映しました。
一連の米経済指標が予想を上回る中、FRBのパウエル議長は29日、一段の金融引き締めの必要性を強調しました。
米の経済はこれまでの引き締めにもかかわらず耐性を保っており、FRBや他の中銀は利上げを継続するものと見られます。
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