〈 1 〉からの続き。
というワケで、見たのは3試合。関西学連の視察するよりも情報発信が可能だから、"季イチ"ペースで視察したいと思った。だから、公式戦日程発表は早めに頼む(笑)。まー、情報発信数が増えてくれば、選手側も『意識高いプレイ(※中田久美監督の云う、ね。これは大学バレーボール女子全体の問題)』をしてみよーと思うだろー。…今回の会場の地理関係云々としても、観客が少な過ぎだったしね🙍。
学校名の後のカッコは、総当たりリーグ戦での順位。
【 静岡産業大学(リーグ戦5位) × 鈴鹿大学(リーグ戦7位) 】
静岡産業大は、初っぱなに大場有真(藤枝西高・卒)が仕掛けたブロードが効かなかったのは後にして思えば『向こうの弱点であるパワー系攻撃じゃなかったから』なだけで、弱点突けてた後はセンターで良い仕事出来てた。
主将の坂田美幸(沼田高・卒)は攻撃の主軸として終始安定してたけど、セッターの風間蘭奈(島田商高・卒)はちょっとトス精度低かったなー。ピンクのゴムで髪結んでた土橋瑞稀(建国高・卒)、レフト攻撃は不得手だがライト攻撃は味方のトスミスでも補えるスロースターターで、時間経つにつれて調子とスパイク決定数を上げてた。
與三凜(浜松日本体育大学付属高・卒)は対面ローテのセンターで役割は果たせてて、静産大は相手の弱点を把握してからは"苦し紛れのフェイント"等の小細工は止め、とにかく強打にしてみた第4セットでこれまでと違ってリードする展開にしてからは最終セットもリードしたままチェンジコートにして、一気に勝利を手繰り寄せた。おめでとうございます。
鈴鹿大は身長170cmのセッター・中村優衣(津田学園高・卒)を置いてたが彼女含めた高めの身長選手のディフェンス全般(ブロックも含む)が脆くて、高めの身長のセッター置くメリットがほぼ無くなってる→評価「ただ、こなせてた」にダウンなw。リリーフサーバーで途中出場した水愛理(福知山淑徳高・卒)は仕事出来てたよ。
主将の岡田涼(津田学園高・卒)はレフトでチョー良い仕事出来てる、中野美里(滋賀学園高・卒)は強打軟打の使い分けが良く、真保有沙(北陸高・卒)は本当に相手スペースへの軟打の落とし方が巧く、手原舞乃(近江高・卒)はセンターで役割は果たせてたし…って感じで相手のブロックを振り切れれば決定率は高いんだけど、向こうにパワー系の攻撃されるとディフェンスの脆さがアッサリ出てさぁ。…ここが勝敗の分かれ目だった(苦笑)。
〈 3 〉へ続く。




