葛飾区内を車いすで走っていると、日々さまざまな声が届きます。制度の網目からこぼれ落ちた悩み、誰にも相談できずに抱えていた不安。そうした声に寄り添い、制度改善や支援につなげることが、私・井口渉の現場主義の原点です。
ペットとの暮らしに関する住環境の課題
最近増えているのが、犬の散歩中の「おしっこ」や「フン」に関するご相談です。
「マナーが守られていない」「近所の道が汚れて困っている」といった声が、地域のあちこちから寄せられています。
飼い主の意識啓発はもちろん、地域でのルールづくりや表示改善など、行政との連携を模索しています。
こうした課題は、単なるマナーの問題ではなく、誰もが安心して暮らせる環境づくりに直結しています。
ちなみに余談ですが…
車いすで犬の「うんち」を踏んでしまうと、これが本当に大変なんです。
タイヤが汚れるだけでなく、手や洋服の裾にまで付いてしまうことも。
そんな時は「運が付いた!」と前向きに宝くじを買ってみるのですが…結果はご想像にお任せします(笑)
とにかく、うんちの片付けはしっかりと。
みんなが気持ちよく暮らせるまちづくりのために、ちょっとした心がけが大きな一歩になります。
高齢者・子育て世代の生活環境の課題
「ベビーカーで通れない道がある」「高齢の親が買い物に行けず困っている」など、生活の中での小さな困りごとが、実は制度の隙間に潜んでいます。
現場調査を通じて、交通安全やバリアフリーの改善提案を進めています。
現在行っている住民相談(概要)
個人情報に配慮しつつ、現在までに対応した相談の一部をご紹介します:
• 指定難病に関する手続きや生活環境の整備に関する相談
• 生活保護受給者の自立支援(例:金銭管理方法の提案)
• 一人暮らしの高齢者宅への定期訪問や電話による見守り
• ご近所さん同士の騒音トラブルの仲裁・調整支援
どれも制度だけでは解決できない「暮らしのリアル」が詰まっています。
制度の隙間に光を当てる
「制度がある」だけでは足りません。
「使える」「届く」「安心できる」までが本来の支援です。
現場での声を拾い、行政や地域とつなげることで、少しずつでも暮らしやすいまちに近づけたい。
その思いで、日々動いています。
住民相談は、地域の課題を映す鏡です。
これからも、どんな小さな声にも耳を傾け、制度の隙間に光を当てる活動を続けていきます。
お気軽にご相談ください。
今日の活動メモ
本日は、葛飾区議会議員選挙の立候補へ向けての事務作業に加えて電話相談が2件。
そしてこの後、21時過ぎから相談者宅へ訪問予定です。
夜の時間帯でも、必要があれば現場へ向かいます。暮らしの安心のために。
