こんばんは、三連休も最終日ですね。
皆様は、どのような連休を過ごされましたか?
10月10日、東京都葛飾区水元付近で、校外授業帰りの児童ら30人が乗ったバスと軽乗用車が接触する事故が発生しました。児童6人が頭や首の痛みを訴えて搬送されましたが、いずれも軽症で命に別条はないとのこと。まずは、子どもたちの心身のケアを最優先にしていただきたいと思います。
しかし、この事故を受けて葛飾区内では一部の政治関係者から「学校のプール設備を廃止し、区内の温水プールを使うようになったから事故が起きた」といった主張が出ていることに、強い違和感を覚えます。
報道によれば、事故は“対向車がバスの側面に接触した”もらい事故であり、バス側に過失があったとは読み取れません。それにもかかわらず、あたかも区の教育方針に問題があるかのような印象を与える発言や報道は、公平性を欠いているのではないでしょうか。
もらい事故は、遠足や社会科見学など、どんな校外活動でも起こり得るものです。だからといって「外出をやめろ、遠足をやめろ」とはなりませんよね。むしろ、屋内温水プールの活用は、猛暑対策や教員の負担軽減、安全管理の観点からも合理的な判断です。複数のインストラクターが常駐し、設備も整った施設であれば、教育効果も高まるはずです。
今回の事故をきっかけに制度や運用を見直すことは大切ですが、感情的な批判ではなく、現場の声や実情を踏まえた冷静な議論が求められます。子どもたちの安全と教育の質を両立させるために、私たち大人がすべきことは、事実に基づいた判断と、建設的な提案ではないでしょうか。
記事元
【ヤフーニュース】小学生乗せたバスが事故、児童6人搬送 校外授業帰り 東京・葛飾 毎日新聞
