がんが発覚する直前。

 

趣味でバイクの増車を考えていたので、

お目当てのバイクを色々見に行ってました。

 

 

そんな中でのがん告知。

あれよあれよという間に入院手術。

そして抗がん剤。

 

 

バイクのことなんか一気に吹き飛んで

がん治療一色になってた2ヶ月間。

 

 

 

でもね。

やっぱりバイクに乗りたい。

(しかも大型)

 

 

 

術後すぐ先生に聞いたのは

「いつからバイクに乗れますか?」

でした

 

 

 

先生は驚きながらも

「1ヶ月後に診察してから決めようね」

と優しく言ってくれたので、

 

 

それを目標に病院内をウロウロと歩き回り、

退院してからもジョギングをしたりして

体力をつけ、

 

 

診察で先生からのオッケーが出た次の日には

(オッケー出た日は雨だった)

バイクに乗ってツーリングしてました。

 

 

 

1人で結果を聞きに行って告知されたこと。

 

主人と一緒にいっぱい泣いたこと。

 

両親に電話で伝えた時のこと。

 

手術当日は雪が降ったこと。

 

手術終わりに家族がベットを囲んでくれたこと。

 

入院中夜にこっそり泣いたこと。

 

 

 

バイクに乗ってると走馬灯のように思い出して、

ウルウルしながら走ってました。

 

 

 

でもね。

みんなには心配されます。

主治医にも心配される。

 

 

変に怪我でもして治療が遅れるリスク。

それもわかる。

 

 

抗がん剤が終わるまで待つ方がいいのか?

当然その方がいいんでしょう。

それもわかる。

 

 

 

でもね。

バイクに乗ってる時が幸せなのよびっくりマーク

 

 

 

もちろん主人や友人といる時も幸せなんですが、

それと匹敵するほど最高なんです。

どうしてもお預けは嫌なんです。

 

 

その代わり、

比較的安全な時間帯を狙ったり

危なそうな車とは距離を取ったり

無理しないでほどほどで休憩したり

遠出はやめて近場にしたり

そういう対策はしています。

 

 

今は大丈夫だけど

これから体調が悪い日や

フラフラする日も多くなるかもしれない。

そんな日はもちろん乗らない。

 

 

これからは自分に甘く

周りにも甘く

生きていきたいです。