劇団じゃけんさんの、演技研究発表会へお邪魔してまいりました。

その件と、他の件も含めてゴチャゴチャ書いてみます。


『初級革命講座飛龍伝』は、マキノノゾミさん×北区つか劇団出身の役者さん達で、今月から全国7ヶ所を回る公演がありますね。

その情報を検索していた時に、今『初級革命講座飛龍伝』を演る所があるらしいと知りました。


…行ってみようか。


昨年からの、あれですよ。

「つかさん関係ではない所で、つかさん作品を観てみよう」の第3弾!


第1弾と第2弾では、AKTの元研究生がやってたり、劇団OBが参加していたり、少なからず要素を持った人が参加していたけれど。

今回は全く関係なさそう、なのかな?


文字を読むだけで、どこまで行き着く物なのかしら。

最近、そんな事に興味津々なのであります。


つかさんが作った舞台

つかさんが育てた人が作った舞台

つかさんが作った舞台を観た人が作った舞台

つかさんが育てた人が作った舞台を観た人が作った舞台


それを観た人が作って、またそれを観た人が作って。

伝言ゲームは、きっとどこかでズレていってしまうよね。

繋がってくれることは、とても素敵なことなはずなんだけど。


いずれ読んだ文字だけで作る時もやってくる。

もう、本当に別物になってしまうよね。

文字とは真逆に振っていく様な作品ばかりなんだから。

(いっそ、戯曲の全ての文字に注意書き…)


勢いでチケットを取ってしまいましたが。

劇団公演というか、研究生さんの演技研究の発表会なんですね。

作品は、そのテキストということで。


2時間喋りっぱなしの3人芝居。

3人とも好青年だし、言葉が聞きやすかった。

何より、あれだけの台詞を覚えてしゃべる、もうそれだけでスゴイ事だ。


芝居を一言でいうと、なんだろう。

「おとなしい」かな。


「おとなしい」ってなっちゃうとね、作品の中にある、溢れんばかりの想いはどうなってしまうのか。

溢れませんね。

文字を言葉で発しただけでした。

優しい人達なので、優しい家族の団欒みたいに見えてしまいました。

初級なのに!


さてワタクシ図々しくも、主宰の方にお話を聞いてみました。


なぜ初級なのか

今回の研究生には「熱さ」が足りないと感じ、それを勉強するために、あえてこの作品をテキストに選んだのだそう。

(各回、色んな選び方があるそうですが)

おーぅ。

素敵なテキストの選び方に感動キラキラ

合うものを演らせるだけでなく、足りないものを向上させる。

公演ではなく演技研究ですもんね。

とても良い研究会だと思いました。


どう稽古したのか

芝居や映像で観たことがあるのか

主宰の方が、昔芝居の勉強をしていた場所で、先輩がやったり、自分もやったりしていたそう。


それを遡っていくと、つかさんの所まで辿り着くのか、着かないのかはわかりませんが。

(調べてみたけど分かりませんでした)

芝居は、こうして受け継がれていくのですね。


良い団体、良い場所だったなぁと思う。

観に行って良かったです。


それから

チラシに書かれている、芝居作りの目指す所が素敵な感じ。