藤原紀香さん、
強迫観念とも言える過剰なポジティブシンキングで
自分の首を絞めてるちょっと痛々しい印象もある人ですが(^-^;、
私、一度だけ彼女の演技に感動したことがあるんです。
『大奥』で夫の将軍を毒殺して
「やっとわらわのものになってくださいましたな…」って頬擦りするシーン。
鳥肌立ちました。
だからこの人、うまくはまれば良い演技ができない訳じゃないと思ってて。
ただ、彼女の気位の高さとガチガチのプライドを崩すには相当なものが必要なんだろうな、と。

そんな紀香さんに一番良いのは『花と蛇』みたいな緊縛される役とか性に溺れる役かなと前々から思ってまして。
杉本彩さんとか、壇蜜さんとか、
ああいうどこからどう見ても妖艶な人が演じるより、
紀香さんみたいに堅いタイプの女優を
肉体的精神的に限界まで追い詰めて崩す方が
私的には面白そうだと感じるんですよねー。
はい、もう露骨にどS趣味ですが(^-^;。

山場をいくつか作るなら、
性行為のシーンと、出産のシーンね。
まぁ、これは自分がもし性を題材にしたストーリーを書くならというこだわりのようなものなんだけど、
故・渡辺淳一さんが書いたみたいに心中とかそういう方向じゃなくて、
性が命を繋ぐものということ、
女として生きることと母として生きることの繋がりみたいなことをちゃんと書きたいな、と
漠然と思ってて。

世間的に都合の良い、断片的な女像と母親像じゃなくて
完全に主観的な肉体的感覚に根差した連続性のある女性像をいつか書いてみようと思ってます。

女性が受け身じゃなくて
自分の身体性に気付き
その豊かさを取り戻していく、みたいなストーリーを
紀香さんに演らせたら面白そう、なんて思ってるんだけど
これ以上書くのは自主規制!
エロすぎるので!
ごめんね(;A´▽`A。