「母さん、全国版に俳句が載ったよ。」
「え、ほんと?」
「といっても会社の組合の新聞の文芸欄だ。出す者もあまりいないのだろう。掲載されると図書カードをくれるんだ。娘に童話の本とか買ってやれる。」
と息子は嬉しそうに話した。

私が俳句を詠むようになったのは、母が「中々俳句の言葉が出てこなくなったよ」と言い出したので、「だったら母さん、私が投句するね。」とそういうやりとりがあってのことだった。

私はいまだに俳句もうまく詠めないが、社会人になった息子が俳句を始めたのは嬉しい。続けてほしいものだ。

息子は部署が変わってから、仕事が忙しく帰りも遅い。

去年生まれた娘の育児と家事の協力で、家でも休みも忙しい。俳句で一息いれることができたらいいだろう。

下記は社員食堂での一齣である。俳句は中学の宿題以来ではなかろうか。どんな名句よりも家族の作った句はあったかい気持ちになる。

食堂の丼に乗りフキノトウ


久しぶりにブログを更新しましたが、その後母の具合が悪くなり、また更新出来なくなりそうです。