世界遺産モンサン・ミッシェル前編
に続き後編です。
島の頂上にある教会のチャペルから
下へ少しづつ下りていきます。
修道院だった時代、食堂だった部屋。
かなりの広さ。
窓から差し込む太陽の光が幻想的でした。
暗い部屋が続きます。
聖職者達は暗~い部屋で修行をしました。
この教会堂へ大きな荷物を運ぶのは大変。
この大きな装置を使って
下から荷物を持ち上げていました。
向こう側に人が立っているので
どれだけ大きいか
お分かりになって頂けると思います。
荷物を左写真の装置から上げて
右写真の窓から荷物を受け取ります。
一般の巡礼者が休憩していた場所。
壁の装飾が見事でした。
下の階の窓からの眺め。
麓にあるお土産屋・レストラン・
ホテルが並ぶ通りへ。
ガイドさんの案内で
近道の細~い路地を通って下りて行きます。
下から教会堂を望む。
干潟では子供達が課外授業をしていました。
この干潟の泥は服や靴に付着したら
なかなか落ちないそうです。
でも顔パックに良さそう!
なんて馬鹿な事を思ってしましました(笑)。
これでモン・サン=ミッシェル観光は
終了です。
最後に、帰りの車の中から見た、
行きとは別の角度から見た
モン・サン=ミッシェル三連発写真です。
草原に小さく群れが見えるのが羊です。
ノルマンディーはイギリス人と同じ
民族ケルト人が住む地域。
気候もイギリスと似ていて
一年中晴れの日が少なく、
曇りや雨が多い地域のため
ノルマンディーとお隣のブルターニュは
葡萄栽培には適さず
ワインを生産していません。
その代わりりんごの栽培が盛んで、
りんごの発泡酒シードルや
醸造酒カルバドスが有名です。
この日は7月下旬。
夏なのに朝は小雨が降っていて、
また、島へ続く道路は1877年に建設され
潮流を堰き止めることになってしまい
100年もの間で2mもの砂が
堆積してしまいました。
1876年までの昔の景観を取り戻すべく
この道路は2009年今年から取り壊されて
2010年には代替として
橋を架ける計画があるそうです。
次回はこの橋と夜の満潮を観に
また訪れたいと思っています。