平凡でいることが一番幸せなんだよ
これは私が実際に言われた言葉です。
発言の主は私の弟。
私の弟は、ちょっと問題のあった高校時代を過ごした後、歯学部へ。経営する歯科クリニックは、開院して10年以上がたちました。
私生活では、30代前半で同い年の女性と恋愛結婚。
一姫二太郎の4人家族です。
Covid19の前は年に1-2回の家族での海外旅行を欠かさず、
趣味は家族と過ごす時間とゲーム
という幸せな人生。
そんな弟が、10年ほど前に私に投げかけた言葉。
平凡でいる事が一番難しくて、一番幸せ。
姉さんの人生は狂っている。
息子のためを考えろ。
でした。
言われた私は
息子と仲良し。素直で良い子。
たくさん働いて、たくさん遊んで、趣味のダンスでステージに立つ私は確かに平凡ではないだろうけど
幸せいっぱいですよ??
浪人も留年もせず、学業でも何でも親を悩ませたことがなかった優等生の私と、心配ばかりかけていた弟の立場が逆転??
今ではドミニカ共和国の歌手で、20歳も年下のオスカル君と4度目の結婚をし、さらに平凡から遠くなってしまった私。
それでも、弟の言葉は折に触れて思い出します。
特に、昨年より全世界的に流行しているCovid19の影響下では
当たり前のことを当たり前に楽しめる幸せ
について考える事が多くなりました。
平凡でいる事は決して悪い事ではない。
むしろ幸せなこと。
私も、息子には平凡で幸せな人生を送って欲しいと思います。
私みたいな親がいるだけで、すでに平凡ではないかもしれないけど