Mio&Rumy ~リスペクト紀行~-110408_1802~02.jpg

壊れちゃいそうな衝撃が
一日に何度も
胸に来て
その度
身体を集めるように
足を抱えて
踞ってみるのに

だめ

あの日から
アタシの思いが
溢れ出してしまって
その一粒からの波紋が
他の誰かを
揺らしてしまうなら

アタシは
如何に生きましょう
想いを
如何に堪えましょう

夢で好いと
拳をギュッとして
笑って居られたのに…

あの遠い日
君が握り返した
この右手が
身体を触れる度
肌の下から
春が騒ぎ出すみたいに
肩を通って首筋から
アタシの脳を侵食するから
君を忘れる為の
歌が探せない

身体中が
心臓になって
この気持ちが
貴方に見つかってしまう前に

また創らなきゃ
立ち上がらなきゃ
また笑わなきゃ

君の大切な
時を護れる

あの笑顔で。