妊活する意味とパートナーの存在 | これからもみーちゃんといっしょに。

これからもみーちゃんといっしょに。

世界でたった40人という希少な遺伝子病気を抱えて生まれてきた次女みーちゃん。家族一丸となって在宅生活を支え、2015.6.28に天使になりました。闘病生活のこと、3歳の長女のこと、自分のこと、生活のこと。
心の重りを置く場所としてブログを始めました。


今日はみーちゃんのお世話になったこども病院で夫婦揃って遺伝カウンセリングを受けてきました。


ここ最近あちこち受診していますが、こども病院では久しぶりのカウンセリング。


少し迷走しているこれからの私達の妊活の遠い道筋の再確認と情報共有を医師と遺伝カウンセラーさんと行いました。


遺伝病を抱える我が家にとって、出生前診断は避けては通れない話で、その繋がりから、再度妊活する意味を先生にお伝えしました。


私は、みーちゃんを失って深い悲しみが続いている長女を笑顔にしたいため。
   
  長女は1年5ヵ月経った今でも、月に2~3回はみーちゃんに会いたいと泣き叫びます。


パパは、長女があと15~20年後、妊娠適齢期になった時に私達と同じように苦しむことを考え、具体的な妊娠や検査方法の道標を作るため。
   
  何分、超がつく希少な疾患。数10年後に症例数が増えていたとしても劇的に増えることは考えにくく、その時代でもやはり希少疾患扱いだと思うので、様々なことに対して前例が少ないのです。一つでも実際にこうだったという話が出来たら未来の長女の判断材料になるかもとのことでした。


どちらも長女のこれからを支えたい一心で決意した妊活です。


特にパパの発想は私には思いつかなかったので、長期的に見た長女の幸せを願うパパの発想にはたくさんの優しさを感じ、泣けてきました。


疾患の特徴から、かなり難しい私達の検査。
検査する期間も場所も選択出来ないほど限られています。


私達夫婦だけなら、こんなリスクが高くて心身共に痛みを伴う挑戦はしないと思います。





すべては長女のため。




元々は他人だったパパと結婚して、色々な経験をして、こんなにも強い気持ちを共有することが出来る夫婦になれたのは、長女とみーちゃんのお陰です。


実母にも義実家にも反対されている妊活。
家族でも理解出来ない気持ちを夫婦で共有出来て、分かり合えていること、同じ目標に向かって大きな山を登ろうと足並みを揃えられていることに、嬉しく幸せに感じます。


経験したことは死別という悲しみもあって、ひとまとめに幸せとは言えないかもしれないけれど、パパがかけがえのない存在だということを、子供たちが私に気づかせてくれました。


長女、みーちゃん。
本当に親孝行な子供たちです。
ありがとう。


子供たちは当たり前に大切な存在。
だけどパパも私の人生には欠くことの出来ない存在です。
好きとかそんな感情を超えて、私にとって大切でかけがえのない存在だと気づきました。


パパには長生きしてほしいな。
髪の毛が白くなっても、みーちゃん可愛いよねとか、あの時はさ~なんて2人にしか出来ない話をいつまでもしていたい。
老後はみーちゃんに会えることを楽しみにしながら、みーちゃんのお仏壇には揃って毎日手を合わせて、長女の産んだ元気な孫のお世話をして「もう大変なのょ」なんて言いながら過ごしたい。
パパと一緒のお墓に入る頃には、みーちゃんにも会えるし、2人で人生やりきったねと言いながら旅立ちたい。


パパが私のパートナーで良かった。


妊活する意味から、パートナーの存在の大きさを感じた1日でした。



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