ウナギのDNAを持った遺伝子組み換え鮭

現在、遺伝子組み換えのトウモロコシ、大豆などの多くは、
きちんとラベル表記されないまま、加工食品に多く使用され、
消費者に販売されている事実があります。ショッキングな事実として、
加工食品製造者協会（Grocery Manufacturers Association）
によりますと、アメリカで販売されている加工食品のうち、
約８０％の食品に遺伝子組み換えが含まれているとしています。



遺伝子組み換えの鮭がスーパーで販売！？

現在、ウナギの遺伝子を持ち、通常の鮭よりも、
２倍のスピードで成長させるために遺伝子組み換えされた
"AquAdvantage Salmon"　と呼ばれる遺伝子組み換えの鮭が、
もしかしたら、近いうちに店頭で販売されようとしています。
アメリカのＦＤＡ（食品医薬品局）が集めた遺伝子組み換え品
の研究データーは、非常に限られている中、将来的に、
遺伝子組み換え食品に対するアレルギー反応が増えていく
可能性もあり、また、生態学者たちは、
もしも遺伝子組み換えされた鮭が、海へと逃げた場合、
天然の鮭を絶滅させる可能性もあるとしています。

多くの消費者は、自分たちで食べているものが
遺伝子組み換えであるか、ないかの事実を知る
ことを望んでいます。

アメリカのＦＤＡは、法律上、遺伝子組み換えの食品と
遺伝子組み換えでない食品には、なんら違いはなく、
ラベル上に表記する必要はないとしています。

今、世界中、特にアメリカではこれだけの
遺伝子組み換え食品が使用されている中、
消費者は、遺伝子組み換えか、遺伝子組み換えでないかを
知る権利があると思います。

もしくは、遺伝子組み換えを避けるためにも、
オーガニック認定商品、食品を選んでいく
必要があるかと思います。

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