ロイトリンゲン Reutlingen | 私の小庭 Mein kleiner Garten

私の小庭 Mein kleiner Garten

四季の植物と旅日記

7月8日(月)🌤️


数年前から行ってみたいと思いながら、交通の便を考えると二の足を踏んでいたリヒテンシュタイン城。

明日は30度になるので、行くなら今日がベスト、意を決して行って来ました!



バート・ウーラッハから電車でロイトリンゲン駅へ。

そしてバスに乗り換え、

ホーナオ・トライフェルベルクで下車。




小さな標識がある入口↑

森に入り、ぬかるんだ山道を歩き、

倒木をくぐり抜け、

結構な勾配で、息を切らしながら30分、健脚コースを上り切りました。

そして、ついに到着!


敷地内の入場は4ユーロ、

城内の見学は、ガイド付きツアーで12ユーロです。





リヒテンシュタイン城

1840 – 1842年、ヴュルテンベルク伯ヴィルヘルム(後のウーラッハ公)は、ハウフの小説『リヒテンシュタイン』にインスピレーションを得て、古い城の基礎の上に宮殿複合施設を建てました。


ドイツ語の先生にすごく小さいとは聞いていたので、あまり期待していなかったのですが、数年前に外壁塗装された白い塔が青空に映えて、崖の上にそびえ立つ美しい姿に感動しました。


せっかく来たので、ドイツ語ツアーでお城の中も見学しました。所用時間約20分。撮影禁止。敷地内に10人ほどいましたが、ツアー参加者はドイツ人の老夫婦と私の3人だったので、貸切のような感覚でした。


小さなお城ですが、内部の壁画やベネチアングラスなどの調度品や装飾品など、いろいろと展示されていました。なにより三方が窓の部屋は開放感が心地よく、この快晴で見晴らしがすばらしかったです。


出口付近にはウィリアム・テルの壁画あり、対面している壁に描かれたリンゴを狙っているように描かれているのですが、ガイドさんが「まだ、今でも…」と冗談を言ったりして楽しいツアーでした。


お城のすぐそばにあるお店でお昼は軽く「自家製ポテトサラダ」のみ。


大抵の人は車で来て、このお店の左側にある駐車場に停めているようでした。ここにバス停がありますが、バスが来ません。公共交通機関を利用の場合は、タクシーを呼んだ方が安心だと思います。

それでも私は歩きたいので来た道をまた30分かけて下り、


ホーナウ・トライフェルベルクからバスに乗り、ロイトリンゲンへ戻りました。


昨年、改修されたロイトリンゲンの

テュービンガー塔↑↓


ちなみに去年の6月、

修復中だったテュービンガー塔はこちらです

きれいになった姿を見に来れて良かったです。


市庁舎


マクシミリアンの噴水


マリエン教会


教会の噴水


街の砂場で日光浴…


ギルドの噴水

1983年に制作されたロイトリンゲンの人気観光スポットです。噴水の周りの小さな彫刻は、ロイトリンゲンで経済的および政治的権力を握っていた手工芸品グループで、かつての12のギルドすべてを表しています。ギルドは1500年頃にロイトリンゲンに出現しましたが、1862年に解散しました。


食料品店、樽屋、洋服屋、店主、

Karcher, Küfer, Tucher, Krämer, 



ワイン生産者、パン屋、毛皮職人、靴屋、

Weingärtner, Bäcker, Kürschner, Schuhmacher, 



鍛冶屋、仕立て屋、肉屋、皮なめし屋

Schmiede, Schneider, Metzger und Gerber,



刃物店


市場広場


パン屋さんで、夕食のためにパンをひとつ書いました。


まだ日が高いのですが、早めにホテルに帰り夕食。サービスのイタリアのお水が置いてあります。朝食に野菜がないのでレタスを育てています。

ロイトリンガー キミッヒャー

Reutlinger Kimmicher

キャラウェイシードが入ったロイトリンゲンのパン。キミヒKimmichはキュンメル Kümmelの方言です。ゾーリンゲンのパン切りナイフがよく切れます。もっちりした食パンのような食感です。

今日はリヒテンシュタイン城訪問とロイトリンゲンの町歩きを堪能できて、満たされた一日でした。ドイツの天気予報は当たるので、きっと明日も晴れるでしょう。


今日の植物🪴

Pflanzen des Tages    

ヤグルマアザミ

flockenblume

ヨーロッパの乾燥した牧草地や

森林に自生する多年草


お読みいただき

ありがとうございました。

では、また。

Vielen Dank fürs Lesen.

 Bis bald!