【参考】pekoちゃん流ダイエット


Instagramに投稿「わたしは158㎝ 48㎏」


私のお母さんが太っているんで(笑)、だからなのかもしれないけれど、めちゃめちゃ太りやすいタイプ。でも、バレエを本気でやっていたときは、胃の大きさを自由自在に変えられるのが特技でした。1日食べるのを我慢すると、次の日から我慢という気持ちはわき上がらず、食べなくても平気になるんです。日頃からのごはんは玄米にしたり、ささみを食べたり基本的なことは気を付けていたからかもしれないけど、死ぬ気でやせようとしたことはないです。


 だから、ティーンの頃はダイエットはほとんどしてきてないです。ただ、1度だけテレビに出演し始めた20歳の頃、慣れないテレビのお仕事でめちゃくちゃ食べてしまって太りました。そのときは、5758キロくらい。それで、当時所属していた事務所のマネージャーさんから「ちょっと、やせようか……」って言われてしまいました(笑)。


「太っていてもカワイイ」「いまの自分がめっちゃカワイイ」としか考えていなかったけど、事務所の方から言われたので、ダイエットしました。体重は2カ月で8キロくらい順調に落ちたんですよ。そのときのダイエット方法は、振り返ってみるとあまりよくないですが、炭水化物を全く食べないで2カ月間過ごしました。


 やせようと思ったときに一番大事なのは「いまの自分もカワイイ」前提で始めること。

 ダイエットは食べたいものを我慢したりツライことなのに、自分を認めてあげる気持ちがなく始めてしまうと、食欲などの葛藤に勝てないと思ったんです。「自分は太っていて醜いんだ」「どうしてもやせなきゃ」ではなく、「いまの自分が100%カワイイ」とちゃんと思って始めるのが大事だと思いました。


毎日、体重は測っているんですけど、めちゃめちゃ都合よく考えることをしていて、例えば、昨日より、0.1キロでも減っていたら「私、天才! 0.1キロも減らしたなんて、天才過ぎる!!!」って、自分をめちゃめちゃ褒めるんですよ(笑)。逆に、前日より0.1キロ増えていることもあるじゃないですか。そのときは「え!? 0.1キロしか増えてないの?? スゴくない!?」って、ものすごく都合よく考えていましたね。


 そのマインドがあったから、2カ月で8キロ減らすことができたんだと思います。最終的には3カ月で12キロやせて、そこから息子を妊娠するまで、キープできました。


 体重が5657キロくらいのときに、ryuchellから男性が好きという告白があり、ビックリして、一気に食欲がなくなって。そこでグンと減って2カ月で8キロ落ちましたね。


 ryuchellの告白までは、私の人生の中で食欲がなくなったことはなかった。それこそ、どんなに体調が悪くてもごはんは食べられていたし、嫌なことがあったら食に走るほうだった。朝ごはんを残すということを初めて経験しました。


 こんな風にコラムに書き綴り文字にすると、深刻な話に聞こえますけど、本当に喉を通らなかったのは2週間程度。ryuchellの告白がある前は日中にお菓子を3袋空けるくらい食べていたのが一気に食べなかったので、最初の2週間でグンと減って、結局、2カ月で8キロ減でしたね。


 からだの体積で自分の価値は決まらないと思う。きれいごとみたいに聞こえるかもしれないけれども、からだが細い、太いは全く関係なく、内側から出てくるものこそが、カワイイとか美しいなんだと思っています。