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「議論沸騰のMMT(現代貨幣理論)ですが、貨幣の本質は負債であるとの真実に狼狽する方も多いです。貨幣が負債である理由を徹底解説致します」

『解説:MMTから解る貨幣が負債の根拠』

 

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『第一部:MMTが人々を激怒させる理由』

 

『MMT(現代貨幣理論)論争で見えたもの』

 

進撃の庶民のブログで1年以上もの間、激論が続くMMT(現代貨幣理論)ですが特に「貨幣の本質は負債」であるとの説明に、一部の方から強烈な反発が起きています。私が残念なのは、MMTに反発する方々の態度が、とてつもなく「悪い」ことです。ところが、それと全く同じ現象が今アメリカでも勃発しています。

 

「中野 剛志:アメリカで大論争の「現代貨幣理論」とは何か」

(東洋経済:引用開始)そうそうたる面々が現代貨幣理論を批判している。その言葉使いも異様に激しい。クルーグマンは「支離滅裂」、サマーズは「ブードゥー経済学」、ロゴフは「ナンセンス」、フィンクにいたっては「クズ」と一蹴している。(引用終了)

 

『MMT=貨幣負債論は、経済学を根底から覆す』

 

記事を読むと解りますが、要するに今までの既成概念が破壊される状況に、ノーベル経済学賞受賞者やハーバード大学元学長などの、著名経済学者も狼狽しているのです。私からするとクルーグマンのMMT批判は、正直レベルが低いんじゃないかと思いました。進撃の庶民ブログの議論の方が本格的ではないでしょうか?

 

 

『緊縮財政の結果、日本人は貧しくなった』

 

日本政府の緊縮財政の結果、国民は貧乏になってしまいました。テクノロジーが進歩し生産量が増大する中で庶民が貧乏になる現実は、経済政策が間違っているという一点に尽きます。政府債務は世界中で増え続け日本の増加率は、むしろ少ないくらいで財政赤字拡大の思想的な根拠として貨幣負債論は期待されるのです。

 

「日本の実質賃金指数の推移:緊縮財政の結果、国民は貧しくなった」

 

『積極財政実現のツールとしての貨幣負債論』

 

政府財政は赤字が正常な状態、政府の負債は増える事は有っても減る事は無い性質を持つ。というMMTの主張は既存の経済学からすると、天動説から地動説ほどのコペルニクス的転換ですが、その思想の根底には「貨幣は負債である」という核心があります。政府の負債は増え続け、何故なら貨幣は負債だからです。

 

「引用元:世界中で政府債務が増大する中、日本の借金増加率は少ない」

 

『第二部:貨幣はナゼ負債なのか?』

 

『貨幣の無い世の中をイマジンする』

 

貨幣負債論を考えるとは、貨幣とは何か?を考える作業でもあります。それには先ず思考実験として貨幣の無い社会を想像し、そのような社会では、人々は、どのように取引するか論考してみます。経済学では物々交換だったと説明しますが、それは間違いです。何故なら同時に欲しい物が揃う事など滅多に無いからです。

 

『物々交換が成立しない理由はタイムラグ』

 

経済学の根本的な欠陥は社会を安定状態で見る点です。この欠点は貨幣観にも現れます。例えば春にイチゴが欲しい人と秋にサンマの欲しい人との取引には、時差が存在します。これを経済学は無視しているのです。だから春にイチゴを手に入れた人は、秋にサンマを提供すると約束するのです。これが負債の発生です。

 

『貨幣とは、負債を記した借用書』

 

まあ、実際にはイチゴを貰った人が、秋にサンマをあげるね?と口約束して終わりだったと思いますが、これを厳密に定義、あるいは解釈すると、イチゴを貰った人が「イチゴ10個を得た代わりに、サンマ3本を秋に提供します」と借用書に記載して約束します。この借用書(=帳簿)こそ原始的な貨幣の誕生なのです。

 

『商品の売買とは、本質的には信用取引』

 

だから根本的に売買とは、イチゴ10個とサンマ3本の物々交換では無く、実際には、イチゴ10個を得る代わりに、相手がサンマ3本を提供するという、相手に対する信用によって、サンマ3本分の負債が発生する信用取り引きなのです。その負債を返せば当然に負債は消えます。これが原始的な貨幣の発生と消滅です。

 

『貨幣の3つの機能について』

 

更には、イチゴ10個とサンマ3本が同じ価値を持つという価値の単位が必要となります。これが日本なら円という価値の尺度で、この場合仮に500円という価値を定めます。またサンマ3本を返すという負債を記した借用書は、500円分の価値が保存された事となります。これが貨幣の機能である価値の保存です。

 

『イチゴとスイカとサンマの取引』

 

10個のイチゴを提供した人が、サンマ3本分の500円の負債を記した借用書を持っているとして、秋になる前にスイカを食べたくなったとします。この人は、もうイチゴを提供出来ないのでサンマ3本分の借用書を渡してスイカを手に入れます。これは借用書が移動するケースです。貨幣の機能である価値の交換です。

 

『貨幣とは移動可能な借用書』

 

上記の架空の小話によって、私が常に皆様にご説明している「貨幣とは、貸し借りの記録が発展した移動可能な借用書」つまり負債である。との説明が全て盛り込まれている事にお気づきでしょう。つまり我々が貨幣を使って日常的に売買するという行為が、実は貨幣が負債であるという本質が、裏に隠されているのです。

 

「引用元:日本政府の負債は明治から130年で500万倍に増えた」

 

『第三部:MMT=貨幣負債論Q&A』

 

『貨幣が負債である理由』

 

進撃の庶民のブログでの議論では、貨幣負債論を否定する方もいます。ここでは、その質問に具体的に答えながら、貨幣が負債であることを確認したいと思います。先ず『貨幣が負債なら貨幣の返済期限は何時までなのか?』という質問で、これは私が貨幣負債論否定論者の方にした預金に対する質問が回答となりました。

 

『貨幣の返済期限は、いま直ぐ!』

 

皆さんも銀行預金の口座をお持ちだと思いますが、大変不思議な存在です。何故なら銀行にとって預金とは負債だからです。我々が口座に入金するのは、銀行に強制的に借金を負わせていると同じです。政府債務と同じで減ったら変な借金が預金なのです。預金の返済期限は、いま直ぐ!と解釈出来ます。貨幣も同じです。

 

『貨幣が負債なら、何を以って返済するのか?』

 

貨幣の本質は負債なのですが、重要なのは誰の負債か?という点です。貨幣は信用創造といって、借金によって発生し返済によって消滅する性質を持ちます。借金をするのは、政府の場合と、民間の場合の二種類あります。『貨幣が負債なら、何を以って返済するのか?』という質問に対しては、お金で返すのが正解です。

 

『貨幣という負債は、貨幣によって返済する』

 

銀行で住宅ローンを組んで、融資を受けた場合、銀行貨幣が信用創造で発生します。この借金は、借主がお金で返済しています。この銀行貨幣は返済によって消滅します。我々は、お金を刷れないので、労働してお金を得て借金を返済しますが、政府の場合は、自らお金を発行して返済可能です。だから最強なのです。

 

『貨幣という負債は、最終的に誰が負担するか?』

 

この『貨幣という負債は、最終的に誰が負担するか?』ですが、個人が信用創造で発生させた貨幣=負債は、個人が負担するのでOKで、政府が発生させた貨幣=負債は、政府の負債なのだから政府が負担して通貨を発行して返済すれば良いでしょう。但し、貨幣の信用を担保しているのは最終的には国民の供給能力です。

 

『MMTでは、税金は国民に課した負債との扱い』

 

財政破綻論者の池田信夫は、MMTは貨幣を税と定義していると間違った解説をしています。私の理解ではMMTでは最初に政府支出という形で負債である通貨を発生させ、それとは無関係にインフレ抑制の為に国民にとっての負債である税を課して通貨を回収して消滅させるという、信用創造のメカニズムで説明します。

 

『負債を負債で返済する方法はアリか?』

 

貨幣負債論の否定の多くの方が、疑問なのは、負債である貨幣を使って負債を返しても良いのか?という部分でしょう。例えば、最近は決済にあまり使われませんが、約束手形に裏書きして、第三者に譲渡して使うのは、負債で負債を返す例です。MMTでは負債にヒエラルキーがあり、その最上位が通貨との説明です。

 

『貨幣の本質を知る理由』

 

貨幣の機能は、円やドルなどの価値の単位、売買に使う為の価値の交換、そして皆がお金を欲しがる根本である価値の保存の三つしかありません。その意味で貨幣の本質が負債である。という事を知らなくても、単に使える道具として使えば良いのですが、緊縮財政を止める為には、お金の本質を知る必要がある訳です。

 

 

『第四部:信用創造とは何か?』

 

『信用出来ない信用創造』

 

私は信用創造という言葉を以前から知っていましたし、その概要も把握していましたが、完全に理解したのは、下記の小説を自ら書いてからです。人によっては不正経理や経済犯罪などの罵詈雑言を浴びせるケースもありましたが、逆に信用創造を理解する事が、貨幣の本質である貨幣負債論の理解に繋がると考えます。

 

『又貸しは間違い!銀行口座の正体』

 

世間の多くの方は銀行は預金を又貸しして融資していると思っているでしょうが間違いです。そもそも預金などという面倒くさい借金を自分から要請するのを変だと思いませんか?世間のどこに喜んで借金をする変態がいるのでしょうか?銀行口座の正体は、皆さんに借金をさせる為の呼び水に過ぎません!騙されるな!

 

 

『どうやって存在しない貨幣を創造するのか?』

 

上図は銀行の信用創造のメカニズムを説明する表ですが、ポイントは、銀行にとって資産である貸出金を、口座の預金という負債の欄に書く事です。つまり『資産+負債=ゼロ円』という形にする事で、この世に存在しないマネーを創造しているのです。つまり負債によって口座という帳簿上に貨幣を発生させるのです。

 

 

『お金は借金で発生し、返済で消滅する』

 

同じことは借主側にも当て嵌まり、借金である融資金を資産である預金に記載する事で、無から有を発生させています。重要なのは、借りたお金を口座に入金し返済すると銀行は、お金を口座から消します。この消すという行為によって無から生まれたお金は消滅するのです。原始的な貸し借りの信用取引と同じ現象です。

 

『第五部:貨幣論はナショナリズムの発露』

 

『リフレ政策が失敗したのは貨幣観が間違っているから』

 

お金の発生源である信用創造は、民間銀行の融資(民間の借金)、日銀の国債買い取りと(国債と日銀当座預金との交換)、

国債発行による民間銀行の預金残高増の、三箇所で起きています。日銀の国債の買い取りは負債と負債の交換に過ぎませんから実体経済には、何の影響も与えずリフレ政策失敗の原因です。

 

「説明:貨幣負債論は貨幣生成の内生説と同じでリフレ派とは真逆の立場」

「引用元:リフレ派スペクトルと薔薇マーク運動、ポストケインジアン」

信用創造(貨幣創造)には3種ある

MMT(現代貨幣理論)を知るために必要なたったふたつのこと

 

『積極財政こそ金融緩和である』

 

英語では、金融を意味するファイナンスは財政も意味します。国債を発行すると、信用創造が起きて民間預金が増えるのですが、これは、金融緩和そのものです。黒田日銀が異次元の金融緩和を行っても全くインフレになりませんでしたが、リフレ派の間違った貨幣観が原因です。積極財政こそが本来の金融緩和なのです。

 

 

『貨幣負債論から見えるのはナショナリズムだ!』

 

ただ重要なのは、通貨制度が維持されているのは、国家権力が強権を持って制度を維持しているからです。(偽札どころかお金に穴を空けるだけで逮捕される!)金利は中央銀行がコントロール可能で、政府に求められる様々な財政出動で我々の生活は改善します。正に、これ以上のナショナリズムの発露は有り得ません!

 

 

『公的部門の財政政策の需要は無限大』

 

今の日本では、公的部門の需要は無限大に存在します。南海トラフ大地震など巨大自然災害に対する防災対策、周辺諸国の侵略からの祖国防衛と、戦後体制脱却に向けた米軍基地全廃の為の国防費、インフラ整備、教育科学技術振興、福祉医療などなど多数です。今の日本に財政問題が無い事を示すにはアレしか無いです。

 

「財政破綻に怯えず積極財政で安定成長を続ければ日本のGDPは倍増した」

 

『消費税廃止による、国債大発行こそ救国への道』

 

しかし国のシャッキン1000兆円などの財政破綻デマが吹聴される中で、それを打破するのは、貨幣負債論を思想的背景とした、政府債務の増加による積極財政です。それを具体的を世間に示すのは、消費税廃止による国債大発行です。緊縮財政を続ける自民党に代わる新たな政治勢力に期待するのは、この政策です!

 

 

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参考資料:小説『通貨の創造と破壊』

 

「私A」は、IT関係の仕事をしている。

今度、東京湾を見下ろす高台の上に自宅を新築する事となり「建築家B」に設計を依頼する事とした。

設計契約を結ぶ事になったのだが手付金199万円が必要となった。しかし「私A」が直に自由に動かせるお金は100万円しか無い。

困った「私A」は旧知の「ファイナンシャル・コンサルタントC」に相談したところ、新たに設立された「銀行D」を紹介された。

「銀行D」は、不正融資で取り潰された某銀行の代わりに設立されたらしく、「私A」が口座開設第一号で「ファイナンシャル・コンサルタントC」は「建築家B」とも旧知の仲で、口座第二号は「建築家B」となった。「銀行D」設立のキャンペーンとして短期の融資については金利ゼロだ。

「頭取E」は、大手重工業メーカー出身の元エンジニアが就任した。銀行業は畑違いではあるが厳格な性格が金融庁に好感触だったらしい。座右の銘は「借りて使え!」嫌いなものは「経済学」尊敬する人物は「高橋是清」である。

「頭取E」は各行員に、オーバーローンが発生しない様、又貸しを徹底させる事を指示している。

「私A」は「建築家B」との設計契約書と現金100万円を持参して「銀行D」に出向き、口座を開設し、100万円を入金し、99万円の融資を申し込んだ。

「銀行D」は、「私A」が入金した現金の内、準備預金制度に基づき、法定準備預金率1%に相当する1万円を、「銀行D」が持つ日銀の当座預金に預けた。

その後、融資の申請が通り、「私A」の口座には、99万円が「銀行D」から入金され、通帳の預金残高は199万円となった。

この融資の結果、元々100万円しか無かったお金が、199万円に増加したのである。

この99万円こそ、預金通貨が信用創造された結果だ。

厳格な又貸しを徹底させる「頭取E」の銀行において、全く適法な手続きによって、99万円のマネーが創造された。

この預金通貨は銀行口座という帳簿上だけで存在する。

「私A」は、早速自分の口座から199万円を「建築家B」の口座に振込、設計料の手付金を支払う事が出来た。「建築家B」は早速業務を開始し、「私A」は自宅が完成する事を楽しみにしている。

 

「私A」が「銀行D」から融資を受けて発生した99万円の負債だが、融資から間もなく臨時ボーナスが出たので、私は直に「銀行D」に現金99万円を持ち込み、口座に入金した。

この時点で、「銀行D」に残る預金は建築家の未だ引き出していない199万円と、私が入金した99万円の合計である298万円である。

その後「私A」が入金した99万円は、「銀行D」によって引き落とされて、「私A」の口座残金は0円となった。

今、「銀行D」に残る預金は「建築家B」が降ろしていない199万円だけとなったが、昨日の預金残高、298万円から、99万円も減っている。

この減った99万円こそ、融資によって創造された預金通貨が、返済によって『消滅=破壊』されたのである。

因みに、このお金の操作の中で、現金の増減は一切発生していない。日銀券は増えても減ってもいない。

仮に「建築家B」が199万円を引き出す場合は、「銀行D」に残る現金と、日銀当座預金に預けたお金を引き出せば、対応出来るのである。

この思考実験の中では、日銀はマネーの発生に一切関係していない。

「私A」の100万円の自己資金が、融資によって99万円増える事によって、199万円となり、新たな仕事が発生した様に、信用創造は経済成長に貢献するが、同時に返済によって需要を縮小する効果も起きる。

つまり預金通貨は、『融資によって創造』され、『返済によって消滅』するので、経済全体のパイを継続的安定的に拡大するには、問題が残る。

継続的に経済が拡大し、社会が安定するには、政府が負債つまり通貨を発行する方が望ましく、中央銀行である日銀が関与した政府の負債による信用創造こそ重要なのである。

 

「The Five Corners Quintet - Lighthouse」

 

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