上念司と明石順平 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。安倍政権の移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。


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「上念司さんをツイッター上で完全論破した明石順平さんですが、新書の内容が余りに酷いのでAmazonレビューで徹底批判を加えて猛省を促します

『明石順平のブラック企業によろしく!』

 

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『堕ちた巨星モノシリン』

 

明石順平さんは元々モノシリンのハンドルネームで、安倍政権の経済政策の嘘や捏造を批判するブログの主宰者で、データに基づく図表を用いたエントリーは秀逸でした。私も更新を楽しみにする読者の一人で、前作「アベノミクスによろしく」が出版された時は、我が事の様に喜んだのですが、一体この本は?何ですか!

 

 

『嘘と捏造に満ちた「財政破綻」工作本』

 

明石さんの新著「データが語る日本財政の未来」は、財政破綻論のデマとウソが満ち溢れた完全なる工作本となっています。データを用いて調べれば、日本が財政破綻しないのは明らかなのですが、150超の図表を用いて気付かないという事は最初から結論ありきの工作員か?余程の莫迦か?答えは二つに一つでしょう。

 

『政府には通貨発行の大権が有る』

 

明石さんは「日本は絶対に財政破綻しないと言い切れるか?」と問いますが、日本政府には通貨の発行権があるので、人為的に支払いを拒否しない限り「財政破綻できない」と答えるしか無いです。帯には「円の崩壊」と書かれていますが、何を以て円の崩壊なのか?全く意味不明で印象論の恐怖プロパガンダが続きます。

 

『アベノミクス批判!以外は、全部ウソ!』

 

本書は第4章アベノミクスの大失敗と第5章アベノミクスの失敗を隠すソノタノミクス以外は、全く読む価値が有りません。データは盛り沢山で示唆に富みますが結論が全部ウソなので困ります。新自由主義者で日本を駄目にした野口悠紀雄と、嘘八百の報道でお馴染みの久米宏が推薦しているので察しがつきますけど、

 

 

『国の借金は税金で返せのウソ!』

 

日本財政破綻デマを最初に打ち砕いた言論人は廣宮孝信さんですが、元々素朴な財政破綻論者だった廣宮さんが自らデータを調べたら日本が財政破綻する筈が無い事に気付き、名著「国債を刷れ!」を上梓した様に普通は財政破綻など起きない事に気付くと思います。明石さんの「国の借金は税金で返せ」は間違いです!

 

『データに論破される自己矛盾の塊』

 

正直、本著を手に取った時は、財政破綻論のデマに対し怒り心頭に発していたのですが、実は結構、愉しみながら読む事が出来ました。マクロ経済に対する基礎知識が無いと騙されますが、面白いのは、同じ著書の中で、全く真逆の主張をしており、百田尚樹さんの迷著「日本国記」に匹敵するお笑い本と化しています。

 

『金融緩和をすればインフレになるのか否か?』

 

例えばリフレ派が主張する金融緩和をすれば、インフレになるとの珍説について本著では、日銀が国債を買って日銀当座預金の残高が増えてもインフレにならなかった!としているのに、同じ著作の後半では、日銀当座預金の残高が増えるからインフレが止められなくなる!と真逆の主張をしています。一体どっちやねん?

 

『緊縮財政は諸悪の根源である』

 

本著の特徴は、この手の「どっちやねん?」が幾つも出てくる点です。消費税増税で就職冬の時代が起こり、実質賃金が低下して国民が貧しくなり、金融危機が発生したと示しながら、最後は消費税25%論を打ち上げるのですから明いた口が塞がりません。緊縮財政肯定こそアベノミクス応援団になる事を知るべきです!

 

『円は暴騰か?暴落か?どっちやねん?』

 

また明石さんは日本政府が1兆ドルもの巨額のドルを保有している事を示し、それを売却すれば世界経済が崩壊するくらいの超円高になる!と煽りながら、別の項目では、円が暴落して超インフレになる!とも記載します。円が暴落するなら政府がドルを売って超円高を阻止すれば良いと、本著に書いているのですけどね?

 

 

『リフレ派が憎いのは分かりますが・・・』

 

本著は実名こそ出しませんが上念司や高橋洋一や田中秀臣らのリフレ派のデマを暗に批判しています。私も連中にはウンザリですが、だから財政破綻論に一気に飛んで良い訳がありません。リフレ派は、新自由主義の元祖ミルトン・フリードマンらのマネタリストの亜種であり、マクロ経済に対する理解が間違っています。

 

『インフレを抑制する秘策を入手』

 

この本を私が楽しめたのは、仮にデフレを脱却して酷いインフレになった時の秘策が書かれていた事です。普通は当座預金とは金利が付かない口座の事なのですが、日銀当座預金にブタ積みされている民間銀行の預金に、敢えて市場よりも高い利息を付けて、資金を塩漬けにしてインフレを抑制するというアイディアです。

 

『恐怖プロパガンダを使う財政破綻論者』

 

このアイディアを用いれば、仮にデフレ脱却に成功した際に、日銀の保有する国債を売却しなくても、金融引き締めを行うことが可能です。仮に日銀が保有する国債を売り飛ばすと、政府の払う金利が増えてしまい財政を圧迫します。それが財政破綻論者の恐怖プロパガンダに使われていたのですが、これなら安心ですね?

 

『財政危機とは一体、何か?』

 

本書では財政危機を散々煽っていますが、財政危機が一体何か、全く定義されていません。通貨の信任なる、ふわっとした言葉で逃げていますが、敢えて助け舟を私が出せば、国債の金利の支払いが極端に増えて、政府支出を圧迫するケースでしょうか?しかし、それをチャラにしているのが日銀の金融緩和なのですよ!

 

『明石順平は貨幣負債論を学べ!』

 

高橋洋一らは政府のバランスシートを用いて、日銀が国の借金である国債を買い占めているから財政再建が終わっていると主張していますが、明石さんはそれが気に入らないのでしょう。確かにその場合、国債が日銀当座預金という別の負債に代わるだけなのですが、そもそも貨幣とは負債ですから何の問題もありません。

 

「引用元:日本政府の負債は明治から130年で500万倍に増えた」

 

「引用元:日本経済の低迷が続くのは政府債務の増加が少ないから」

 

『国の借金は、500万倍に増えた!』

 

本書では国のシャッキンが増えるのが、けしからん!と主張していますが、そもそも政府債務は全世界で増え続けており国の借金が減っている国は、ほぼゼロです。日本政府の場合、明治からの130年間で国の借金は500万倍に増えているのを、明石さんは知らないのでしょうか?政府財政は赤字が普通の状態です。

 

『高度経済成長は、戦災復興だった!』

 

国の借金は増えるのが普通だと書きましたが、その数少ない例外ケースが高度経済成長期の日本です。この頃の日本政府は財政黒字で、毎年減税が政府の恒例行事でした。しかし、この高度経済成長とは、大東亜戦争という国中が米軍による空爆で破壊され、300万人以上の犠牲者が出た戦災復興の特殊事例なのです。

 

『極端なインフレになると、こうなる!』

 

高度経済成長期の日本は極端なインフレに悩まされましたが、財政破綻論者が危機を煽るインフレ状態とは、高度経済成長期の日本みたいになる事です。東日本大震災の200倍もの犠牲が発生すれば、復興に四半世紀くらいは掛かるでしょう。しかし今の日本で経済成長が年20%で財政黒字が良いとは思いませんけど。

 

『日本の経済成長は低過ぎる』

 

本著では敢えて無視していますが、今の日本で政府債務が対GDP比で増えている理由は、単に経済成長が低過ぎるからです。本書でもチラッと触れていますが、公共事業を減らさなかったり、消費税を増税しなかったり、福祉や教育や科学技術の予算を増やせば、日本はデフレに落ち込まず税収も増えていたでしょう。

 

『無視している事柄が重要』

 

本書では国債の60年償還ルールについて説明していますが、そんなルールがある国は、実は世界中で日本だけです。全部の国が単純に国債の借り換えを続けているのです。また政府の支出に国債の償還費を計上しているのも世界で日本だけです。例えば米国の予算では、国債の利払いだけを政府支出に計上しています。

 

『呆れ返った消費税25%増税論』

 

明石さんがリフレ派のデマに腹を立てているのは分かりますが、根拠の無い財政破綻論を煽って、挙句の果てには消費税25%止む無しなるトンデモ論を提示するに至っては、呆れて言葉もありません。就職氷河期で第三次ベビーブームが起きなかったとまで本著で記載しておきながら、これでは怒りに身体が震えます。

 

 

『明石順平はブラック企業の手先か?』

 

今の日本は、グローバル化を抑制し、積極財政を行い、消費税は廃止し、公共投資を増やして、実質賃金を上昇させるべきなのに、本書では書かれたデータと真逆の主張をしています。明石さんの本業はブラック企業相手の弁護氏らしいですが、これでは日本中が、ブラック企業だらけになってしまうじゃ無いですか!

 

『アベノミクスと真逆!素晴らしい高橋財政』

 

本書では第8章で高橋是清の財政政策について説明していますが、素晴らしいの一言です。高橋財政はアベノミクスとは、全く違い、財政出動を倍増し、政府債務も倍増し、国の借金は日銀に買わせてデフレ脱却に成功しました。ところが、この素晴らしい高橋財政を明石さんは否定しているのです。大間違いですよ!

 

『敗戦後のインフレは、米軍の殺戮が原因!』

 

要は明石さんは、戦後の激しいインフレが高橋是清から始まる積極財政が原因と言っているのですが、敗戦直後の激しいインフレの原因は、国の借金のせいではなく、米軍の殺戮と敗戦による国家機能の停止が原因です。この間違った認識が、財政法4条を根拠とする財務省の緊縮プロパガンダにも繋がっているのです。

 

『アメリカが超大国になった理由』

 

これに対する反論は廣宮孝信さんが書かれていますが、日本以上に国の借金を増やした米国が戦争に勝って、第二次世界大戦後に世界のGDPの半分を占める超大国になった事からも明らかです。むしろ高橋是清はもっと軍事費を激増し、戦艦大和を十隻くらい作ってアメリカに日本侵略を止めさせれば良かったのです。

 

 

『デフレ圧力が続く日本は積極財政の天国』

 

明石さんは最後に「今そこにある危機」と称して人口減少の危機を煽りますが、大東亜戦争の犠牲に匹敵する生産年齢人口の減少は、むしろ日本に積極財政の余地を大幅に残します。貨幣そのものが負債なのですから国の借金に怯えず、消費税廃止や移民禁止で、ブラック企業を駆逐するのが、本当の日本財政の未来です!

 

『積極財政派はアベ退陣を最優先に掲げよ!』

 

明石さんは「誰かが労働生産性を高めれば経済成長できるとか言っていたよ」と暗に三橋貴明さんを批判していましたが、三橋さんを筆頭とした積極財政派にも猛省を促したいです。このようなトンデモ本の跋扈を許したのも、積極財政派のアベ批判が生ぬるいからです!緊縮派の安倍退陣こそが積極財政への道ですよ!

 

『財政再建の定義も言えぬポエマーへ』

 

弁護士なら用語の定義は基本の基本だと思いますが、通貨崩壊や財政危機や財政再建についての定義は一切書かれていません。本著の最後は怪しげな財政破綻のポエムで締め括られています。明石さんへの一つの疑念は、まさか立民党あたりから立候補するんじゃ無いでしょうね?財務省に気に入られれば当選確実ですか?

 

 

『貨幣負債論こそ積極財政への道』

 

この本が滅茶苦茶な印象論で埋め尽くされているのもマクロ経済の基本である貨幣負債論を明石さんが理解していないからです。お金は負債によって発生し返済で消滅する性質を持ちます。貨幣は特殊な負債であり、国の借金が増えるのは国民経済にとって必要な事です。この理解が広まる事の重要性を再認識しています。

 

『通貨の信任とは国民の労働である』

 

日本円の価値を支えているのは日本国民の労働であり、それを示すデータはGDPです。その意味でGDPが増えている如く見せ掛ける安倍政権の罪は重いですが、緊縮財政で、そのGDPを毀損する財政破綻論は更に日本の害悪です。その意味で明石さん!貴方は本著で安倍総理と同じ暗黒面に落ちてしまったのですよ!

 

 

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