佐藤健志と偽装保守 | 「国家戦略特区」blog

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ポスト・グローバリズムの社会を考察。安倍政権の移民=外国人労働者受入れ政策に警鐘を鳴らしています。


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「進撃の庶民、推奨ブロガーの佐藤健志さんが、大著「平和主義は貧困への道」を出版されました。本エントリーは同書のレビューをお届けします

『憲法9条より財政法4条の改正が先決だ』

 

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『財務省陰謀論を語る輩は偽装保守』

 

私が常々疑問だったのは、安倍総理は積極財政を望んでいるが、財務省の妨害で実現していないという、いわゆる財務省陰謀論です。しかし企業のトップに営業をして「経理が煩くて御社の商品を導入出来ない」と言われれば、やんわりと商談を断っているのと同じで、安倍総理が部下の財務省に逆らえない訳が無いです。

 

『偽装保守をメッタ切りの佐藤健志』

 

チャンネル桜の討論に出てもアベ擁護を繰り返す保守派の言論人に対し、やんわりとイヤミ(諫言)を言う事を忘れない佐藤健志さんが、今までの言論活動の総決算とでも言うべき大著「平和主義は貧困への道」上梓しました。中野剛志さんの「富国と強兵」に影響を受けたページ数は、佐藤さんのイヤミに溢れています。

 

 

『財政法4条と憲法9条はセットだった!』

 

財務省陰謀論や財務省解体論(財務省は大蔵省が解体されて誕生した)の胡散臭さに日頃からウンザリしている私に佐藤健志さんは明確な回答を与えてくれました。それは戦後直ぐに作られた財政法4条に、財政均衡主義が明記され、法案の主旨は日本に二度と戦争をさせない為に作られたと関係者が明らかにした点です。

 

『究極の積極財政は総力戦である』

 

積極財政には、消費税廃止などの減税や、インフラ整備などの公共投資がありますが、究極の財政政策は戦争です。緊縮財政で戦費をケチった国は勝ちが無いのと同じで、究極の積極財政は、第二次世界大戦のような総力戦です。故に二度と日本に戦争をさせないなら、二度と積極財政をさせなければ良いという訳です。

 

 

『財務官僚は凡庸な悪魔では無い!』

 

世間には、財務官僚は出世の為にプライマリーバランス黒字化を推進する凡庸な悪魔だ!と語る方もいますが、何てコトは無い、財政法4条に書かれている事を、その通り実行している真面目な皆さんという訳です。財務省陰謀論を吹聴する暇があれば、日本の未来を考える為に財政法4条の破棄、改正を進めるべきです!

 

『憲法などタダのお題目』

 

安倍総理のいい加減な憲法改正で戦後レジーム脱却だ!と意気込む情弱ホシュには言うだけ無駄ですが、憲法などタダのお題目であり、実際にそれを支えるメカニズムは、在日米軍の実力部隊と、財政法4条の緊縮財政です。故に敗戦国体制の脱却を目指すなら、在日米軍の全廃と、財政法4条の破棄が重要なのです。

 

 

『1年で米軍基地は全廃可能』

 

本書ではサヨクは反国家、ホシュは対米従属が基本で、このコンビが戦後体制を保守していると指摘しています。日米安保はどちらからが破棄を通告すれば1年で在日米軍が日本から出て行く事になっている点を指摘し、これこそが60年安保改正の本質と看破しています。ところがホシュもサヨクもこの現実を無視です。

 

『戦後体制の二重構造の原因は何処か?』

 

佐藤氏は戦後レジームの歪みや欺瞞について、一連の著作で指摘していますが本著もその流れに沿う内容です。佐藤氏が繰り返す指摘するのは、ホシュとサヨクが対立すると敗戦国体制が強化されるという点です。その源泉を米国による日本の占領体制が事実上2分割されていた点に求めているのは、重要な指摘でしょう。

 

 

『グローバリズムは日本国憲法と相性抜群』

 

世界中で反グローバリズムの嵐が吹き荒れる中で、日本だけが周回遅れのグローバル化に突き進む理由を、佐藤氏は日本国憲法と相性が抜群な点を上げています。皮肉な事に、敗戦国体制脱却を拒んでいる左右両派の対立が、グローバル化と新自由主義においては、両者がタッグを組んで推進し日本弱体化が進行します。

 

 

『日本はドンドン悪くなる

 

私が最近思うのは日本経済は、これから益々悪くなると確信を持っているのですが佐藤氏も全く同じ認識でした。最終的には、日本が弱体化するというゴールによって左右の対立が解消するだろうとの恐ろしいですが、現実に即した指摘です。佐藤氏の示す分断構造を言論人が理解した時に戦後が終わる気がします。

 

『賢すぎる莫迦になるな!

 

最後に佐藤氏に苦言を呈したいのですが、本著では「賢すぎるバカ」について論考しているのですが、佐藤氏も同じ穴の狢になっている気もします。例えばブログでは自民党総裁選に関して石破氏を揶揄するエントリーを上げていますが、石破がダメなのは皆知っています。読者は佐藤氏が思うほど莫迦では無いのです。

 

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