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『法務省のヘイト批判』
報道によると法務省は、ヘイトスピーチを許さないとの啓発ポスターを作成したそうです。上川陽子法相は「ヘイトスピーチは人の尊厳を傷つける、あってはならないもの。断固たる姿勢をアピールしたい」との事。私も今度、法務省に電話をして日本人を侮蔑するヘイトスピーチを糾弾したいと思います。
『河野談話継承を約束』
先日、韓国の議員と会見した安倍総理は、「慰安婦の方々が経験された苦痛を考えると胸が痛む。政治問題になるのが残念だ」と語り「河野談話」を「継承し、見直したりはしない」と表明したそうです。ハッキリ言います。河野談話のせいで日本人がヘイトスピーチの被害に遭っていますよ、安倍さん！
『TPP春先まで合意を目指す』
TPPの事務レベル協議が再開したそうで、甘利大臣は、春先まで合意を目指すと語っています。オバマ政権がレームダック化している現状を考えると、交渉だけダラダラ続ければ、オジャンになるのは目に見えていますが、安倍政権が甘利に前のめりになって、自分から妥協するんじゃ無いかとヒヤヒヤです。
『シンゾウ・アベは歴史修正主義者』
米議会調査局が報告書を発表し、安倍総理を「ナショナリストとして知られる」として、「日本帝国の他のアジアの国々への侵略や虐待を否定する歴史修正主義的視点を持っていることを示唆している」と報告しました。ここでのポイントは集団的自衛権の問題は評価している点です。
『安倍総理の立ち位置』
これらのニュースを俯瞰して判る事は、安倍総理は対外的には歴史修正主義者として海外から危険視されているのを、当の安倍総理は、それを否定しているという事です。本来なら日本の総理大臣として堂々と歴史修正主義者として振舞って頂きたいところなのにです。
『保身のために国を売る』
つまり、安倍総理は、自らがナショナリストとして海外から見られたくない為に、歴史を修正しない敗戦国体制の維持強化を図る可能性が高いのです。状況証拠を見れば、それは非常に明らかです。これを保身と言わずに何と言うのでしょうか？自らの為に国を売ろうとしているのです。
『安倍談話の危険性』
今年は敗戦７０周年です。安倍談話を発表すると総理は語っています。昨年は靖国神社に参拝もせず、サザン桑田の破廉恥なライブに出掛け、そして河野談話と村山談話を継承すると宣う人物が、どんな談話を出すか十分に予想出来ます。
『ネオリベ・グローバリズムを推進』
ナショナリストの反対語は、グローバリストです。安倍総理が歴史修正主義者と見られない為には、グローバリストとしてネオリベ政策を更に推進する可能性が高いのです。TPPなどは格好のアピール材料だと思います。シナ人観光客の受け入れ拡大。外国人労働者の規制緩和など売国政策が目白押しです。
『アベ批判こそ総理の為にもなる』
現在の保守派の動向を見ていると、これらの安倍総理の反日政策に対して甘利に寛容過ぎます。例えば、保守が連日官邸に押掛けて、靖国に参拝しろ！移民反対！河野談話を見直せ！と安倍総理を批判すれば、対外的に、支持者がウルサいから仕方ないのですよ。と言い訳できるのです。
『朝日新聞なんか糺している場合か？』
ところが、現実の保守界隈の動向を見ていると、相変わらずの、中韓批判、アベマンセーのオンパレードです。日本経済は消費税増税の失敗でマイナス成長なのにシナコリアを嗤える状況にないのは明らかです。特にネット保守で大きな影響力を持つチャンネル桜の体たらくは酷い状況です。
『なぜ皆が冷めているか考えるべき』
チャンネル桜の水島氏は、朝日新聞を糺す会の原告が１万人に達していない事を嘆く動画を配信しました。NHKの集団訴訟は１万人を超えましたから明らかな後退です。それは、そうでしょう。朝日新聞は問題だらけなのは当然ですが、もっと大きな悪が目の前に有るじゃ無いですか！安倍政権です。
『保守派壊滅の危機』
安倍政権の国の名誉を傷つけ、国民を貧しくする諸政策を、我々が黙認すれば、将来の歴史に大きな禍根を残す事になります。敗戦７０周年を迎える今年。安倍政権によって戦後レジームが強化されたとならない為にも国民ひとり一人が、安倍政権を糺す声を上げるのが肝要です。
『間違った道を進む安倍政権』
世の中は少しづつしか変わらないというのは間違いないのと思いますが、安倍政権は方向性が間違っています。間違った方向に進んでいる政権を批判するのは、国民としての義務です。その義務を果たさない人物を私は決して許す事が出来ません。そのような自称保守こそ本物の売国奴なのです。
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「高橋幸宏／SAYONARA」
言論ポータルサイト『進撃の庶民のブログ』は行き過ぎたグローバリズムなどに警鐘を鳴らすブロガー支援目的のサイト。毎週水曜日にコラム寄稿。
