こんばんはお寄りいただいて、ありがとうございます
本日の1枚
甘えたいとき、お父さんの顔近くまでジリジリとよじ登ってくるナッツです猫の後頭部って癒されます
今日は少し寄り道して、どんなオペだったのか…わかる範囲で詳しく書いておきたいと思いますまたしてもお通じのことをたくさん書いています。苦手な方はスルーお願いします
今回の腫瘍はもともとS状結腸の右側にできており開腹したところ、小腸の一部にも強固に癒着していたそうです
それを見た外科先生の判断は…小腸切除吻合 & S状結腸と直腸を切除し下行結腸と肛門を吻合するというものでした。(手書きでわかりにくいですが、赤い部分を切除しました)
なるほど納得。そりゃ5時間もかかったわけだ
幸いストーマは付けずに済んだものの、かなり大きなオペです。体への侵襲も予想より大きいものでした
私が失ってしまったS状結腸と直腸とはどんな働きをする臓器だったのか、調べてみることにしました。
けっこう大事な臓器だったんですね恥ずかしながら今まで詳しくは知りませんでした。
食事を摂れば当然お通じがきますが、固形便が出るようになって初めて体の変化を実感しました
直腸を失うということは、つまりその機能も失うということで…溜めておけないんですベンベンを消化吸収を終えたベンベンが下りてくる度に便意が来て、しかも短時間の我慢すらできない
電話中だろうが食事中だろうがお構いなしです(笑)一度に出るベンベンの量は、小指半分ほど…これを1日に10~15回繰り返して寄せ集めると、オペ前の1回ぶんに相当する量ぐらいになるといった感じです
食事がお粥から普通食に変わって3日目、そろそろ消化量が増えてベンベンも少しずつ増える頃だと思っていたのに、全く変化なく…どころか減りぎみに。
こんなとき不安になりませんか?(大腸の動きが悪いんじゃないか、縫合不全を起こして腹腔内で漏れているのではないか)皆がそうなのか私がビビりすぎなのかわかりませんがとにかく不安でした
看護師さんに相談して回診先生に酸化マグネシウムを処方してもらい飲んでみました……とたんに激しい下痢に
他にも、思い通りに回復していかない体に苛立つことが多くありました
下痢はなんと3日も続き、バカな私はやっと気づきました大腸も小腸も一生懸命に回復しようと頑張っているのに、私が焦って緩下剤なんか飲んだがためにこんな下痢になったのです
大きなオペのあと、こんな短期間で全てがいっぺんに回復するはずないのに。
私の体は頑張っているのに…バカな大家で(持ち主で)ごめんね
そう思うと、急に自分の体が愛おしくなりました焦らずゆっくり、そのうち変わってくるだろう、体と向き合う時間を神様がくれたんですよね
ただK先生から整腸剤は飲んでいた方がいいと言われ、それは毎日飲んでいます
どんな体になっても、私は私。
今回のオペで、たとえ今後どんな状態になっても受け入れていける覚悟みたいなものが少し生まれました
ただ、変わらず怖いのは腸閉塞だけです(笑)神様どうかそれだけは免れますように
次回からは退院後の生活です。
ありがとうございました