腐要素有りなので、
☆閲覧注意☆
記事でございます。
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では、腐OKな方のみお進みください。
~Y side~
来てしまった。。。
とは言え、この前来た翌日に来ようと思ったのだけど、それもどうかと思い、いつ行くか迷い一週間がたってしまった。
そして、今、店の前で立ち尽くしている自分。。。
どう中に入るか迷っていた。。。
前の時は社長と一緒だったから、すんなり入れたけど、元々こーゆーとこには来た事がない。
入口前で悩んでたら、ドアが開いた。
「ありがとうございます~♪またいらしてくださいね~♪」
思わず、ドアの後ろに隠れてしまったが、振り返ったそのヒトに見つかった。
「…?あら?…あなた?」
「…あ、、、ど、どうも。」
「やっだわぁ、チョンさん?何してるのよ、こんなとこで。
入って入って♪」
連れられて中に入るとわさわさと人が集まってくる。
「きゃー♪いらっしゃい♪」
あまりの歓迎振りに戸惑いながらも、あのヒトを探した。
ーーーいた!
目が合ったと思い、会釈をするが俯かれた。
ーーー気がつかなかった?
席に通されるが、カウンターの方が気になる。
ーーーカウンター席の人と話してるのか?
なんだろ?照れてる?
僕もカウンター席行きたいなぁ。。。
「チョンさん!何か飲みますか?」
「え、あ、、、そうですね。。。
あの、、、この前、モモさんが作ってくれたやつが飲みたいです。」
「はい、じゃぁモモちゃんにお願いして来ますね。」
「はい。。。」
それから雑談をしばらくしていたが、カウンターが気になって仕方が無い。。。
カウンター、、、と、言うより、モモさんが気になってるんだ。
カウンターに座る男性は親しい人なのか、前回の時には見れなかった表情にドキドキする。
そして、この前のカクテルが運ばれてきた。
ーーーモモさん、覚えててくれたんだ?
一口飲みながら、カウンターに目をやる。
今日はモモさんとは話しすらできなそうだな。。。
ちょっと、淋しくなった。
と、言うか、、、
こんな必死になってる僕はやっぱり、モモさんが気になるんだな。。。
てか、俗に言う、、、
一目惚れ?
でも、まて?
モモさん、男だよ?オ・ト・コ!
好き、、、とか?
有り得ないだろ?
でも、気になって仕方がなかった。。。
カウンターの人と話す、あの笑顔、僕にも向けてくれないかな?
モモさんが作ってくれたカクテルを飲みながら、僕、何やってるんだ?と心の中で自分に質問してみた。。。
しばらくして、カウンターに座って居た1人が、こちらに向かって歩いてくる。
「ちょっと、あんた。。。」
「、、、僕、です、か?」
「そう、、、ちょっとこっちで一緒に飲まないか?」
「へ?」
「おもしろい話し、してんだ。」
「はぁ、、、?」
突然で訳がわからず、ぽかんとしていたら腕を掴まれカウンターに連れて行かれた。。。
ーーーな、、何なんだ?この人。
カウンターに行くと、モモさんが目を丸くしてこちらを見ている。
気のせいかな?
モモさんの顔が赤い様な。。。
そして、半ば強引にモモさんの前に、座らされた。。。
「…え?っと。。。」
戸惑いが隠せずに居ると、肩に手を置かれ耳許で、
「うちのモモ、よろしく?」
そうつぶやかれた
「…?!幸田さん?何話してんですか?」
「モモにウィスキーご馳走になったお礼。
北川さん、そろそろ帰ろう。
明日はまた翔ばなきゃだから。。。」
「え?まだいいだろ?」
「いいから。」
幸田と言う人が、北川と言う人を連れ席を立つと、モモさんがカウンターから出て駆け寄る。
「幸田さん!北川さん!」
北川と言う人が、モモさんをハグする。
ーーーチクン。。。
あ、、、なんだ?このもやもや。。。
そのまま僕は、二人を見送るモモさんの後姿を見つめ続けた。。。
……next.
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