☆君と僕の最小公倍数〜5☆ | 東方神起と音楽と私〜徒然なるままに。

東方神起と音楽と私〜徒然なるままに。

大好きな「東方神起」と「音楽」をつらつらと連ねてみます( ´ ▽ ` )ノ☆

腐要素有りなので、



☆閲覧注意☆



記事でございます。

受け付けない方は、ご遠慮ください。

ご覧になられてからのクレームはお受けできませんので、よろしくお願いします。














では、腐OKな方のみお進みください。



















photo:01




~Y side~



来てしまった。。。

とは言え、この前来た翌日に来ようと思ったのだけど、それもどうかと思い、いつ行くか迷い一週間がたってしまった。

そして、今、店の前で立ち尽くしている自分。。。

どう中に入るか迷っていた。。。

前の時は社長と一緒だったから、すんなり入れたけど、元々こーゆーとこには来た事がない。

入口前で悩んでたら、ドアが開いた。

「ありがとうございます~♪またいらしてくださいね~♪」


思わず、ドアの後ろに隠れてしまったが、振り返ったそのヒトに見つかった。

「…?あら?…あなた?」

「…あ、、、ど、どうも。」

「やっだわぁ、チョンさん?何してるのよ、こんなとこで。
入って入って♪」


連れられて中に入るとわさわさと人が集まってくる。


「きゃー♪いらっしゃい♪」


あまりの歓迎振りに戸惑いながらも、あのヒトを探した。


ーーーいた!


目が合ったと思い、会釈をするが俯かれた。


ーーー気がつかなかった?


席に通されるが、カウンターの方が気になる。

ーーーカウンター席の人と話してるのか?

なんだろ?照れてる?

僕もカウンター席行きたいなぁ。。。



「チョンさん!何か飲みますか?」

「え、あ、、、そうですね。。。

あの、、、この前、モモさんが作ってくれたやつが飲みたいです。」

「はい、じゃぁモモちゃんにお願いして来ますね。」


「はい。。。」

それから雑談をしばらくしていたが、カウンターが気になって仕方が無い。。。

カウンター、、、と、言うより、モモさんが気になってるんだ。

カウンターに座る男性は親しい人なのか、前回の時には見れなかった表情にドキドキする。

そして、この前のカクテルが運ばれてきた。

ーーーモモさん、覚えててくれたんだ?


一口飲みながら、カウンターに目をやる。

今日はモモさんとは話しすらできなそうだな。。。


ちょっと、淋しくなった。


と、言うか、、、

こんな必死になってる僕はやっぱり、モモさんが気になるんだな。。。

てか、俗に言う、、、

一目惚れ?


でも、まて?

モモさん、男だよ?オ・ト・コ!

好き、、、とか?

有り得ないだろ?


でも、気になって仕方がなかった。。。

カウンターの人と話す、あの笑顔、僕にも向けてくれないかな?



モモさんが作ってくれたカクテルを飲みながら、僕、何やってるんだ?と心の中で自分に質問してみた。。。



しばらくして、カウンターに座って居た1人が、こちらに向かって歩いてくる。

「ちょっと、あんた。。。」

「、、、僕、です、か?」

「そう、、、ちょっとこっちで一緒に飲まないか?」

「へ?」

「おもしろい話し、してんだ。」

「はぁ、、、?」


突然で訳がわからず、ぽかんとしていたら腕を掴まれカウンターに連れて行かれた。。。


ーーーな、、何なんだ?この人。


カウンターに行くと、モモさんが目を丸くしてこちらを見ている。

気のせいかな?

モモさんの顔が赤い様な。。。

そして、半ば強引にモモさんの前に、座らされた。。。

「…え?っと。。。」

戸惑いが隠せずに居ると、肩に手を置かれ耳許で、

「うちのモモ、よろしく?」

そうつぶやかれた

「…?!幸田さん?何話してんですか?」

「モモにウィスキーご馳走になったお礼。

北川さん、そろそろ帰ろう。

明日はまた翔ばなきゃだから。。。」

「え?まだいいだろ?」

「いいから。」

幸田と言う人が、北川と言う人を連れ席を立つと、モモさんがカウンターから出て駆け寄る。

「幸田さん!北川さん!」

北川と言う人が、モモさんをハグする。


ーーーチクン。。。

あ、、、なんだ?このもやもや。。。



そのまま僕は、二人を見送るモモさんの後姿を見つめ続けた。。。




……next.



iPhoneからの投稿