Chloeのお財布を購入し…
我に帰った。
私はいくつ財布を所持しておるのか。。。。
新調する度に以前使っておった財布が捨てられず、押し入れの奥に閉まったままである。
私が一番長く使っておった財布はルイヴィトン・ダミエの長財布。
約20年弱ほど前に、確か約7万円ほどで購入。
(当時もなかなかの金額に意を決して購入したが、ブランド品の爆上がりで今じゃ考えられない値段になっておるのが恐ろしい)
10年以上ガッツリ使い倒し、ほつれや汚れ、革の反り返りや角スレが目立ってきたので、今度はFURLAの長財布を購入。
こちらも5年ほど使ったが、だんだんと薄汚れた感じになってきておるのがどうしても気になり、それからは人からもらったものや、カバン屋で買った適当な財布を使用していた。
今回財布を新調し、10年選手ルイヴィトン様と5年打者FURLA殿の断捨離を試みることにした。
ルイヴィトン様に至ってはかなりの使用感で、正直かなりボロボロ。保存に伴うカビも見られた
『この汚さじゃメルカリでも売れないかもしれんぞ…』
私は世話になった2つの財布を見つめ、途方に暮れた💦
メルカリは仮に売れたとしても、梱包やら配送やら面倒だし…
いっそゴミの日に捨てようか…
イヤ、いかんいかんぞ!世話になったお財布だしな…近所の神社で財布供養をしてもらうか…
あれこれ悩んだ挙げ句、私は近所のリサイクルショップにこの2つの財布を持ち込んだ。
『ま、ジュース代か煙草代にくらいなりゃいいか』
ブランド品なのでどれだけ汚くても買い取ってくれないことはないであろう。
だが買取り価格に微塵の期待もしていない、ただ気持ちよくお世話になった財布を処分したいだけ。
私は本当にそんな気持ちであった。
だが…
私は査定後の買取価格を聞いて目を剥いた。
『2つで7300円です。』
マ、マジで😲⁉️
内訳は…
FURLA→1800円
ルイヴィトン→5500円
であった
ミント→『このルイヴィトン、こんなボロボロなんですけど…カビも生えて変色もしてますし…20年近く前に買ったものですし…』
店→『イヤ、ルイヴィトンは強いんでね…この状態でも充分売れるんです。リペアする方もおられますしね。』
さすがルイヴィトン…イヤ、ルイヴィトン様々である
私は新調したChloeのお財布に過去の相方・ルイヴィトン様との別れの7300円を忍ばせ、いそいそと帰路に着いた
煙草代にでもなりゃいっか…が、まさかの2つで7300円
嗚呼…ゴミの日に捨てなくてよかった
お金を払って財布供養になんぞ行かなくてよかったぞ
ほつれても
カビが生えても
ルイヴィトン
ハイブラの
資産価値など
分からぬ誤算
ミント・嬉しい大誤算の一句
今夜は美味しいお肉、食べるぞぃ