【MLB】超貴重!ヤンキース第2次黄金期に活躍した伝説のスーパースターの1枚!! | MINT新宿店のブログ

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 こんにちは!

 ミント新宿店MLB担当のホソミです。

 

 MLBでは現地時間の1月21日、2020年度のアメリカ野球殿堂入り表彰者が発表されました。

 今回の発表では有資格1年目の デレク・ジーター 氏と、資格最終年の10年目で念願の選出となった ラリー・ウォーカー 氏の2人が新たに殿堂入りを果たしました。

 そんな今回の殿堂入り投票で最も注目を集めた点が、ヤンキース一筋のスーパースターであったジーターの“満票選出”でした。

 満票での選出となると2019年に選出された『史上最高のクローザー』 マリアノ・リベラ 氏に続く2人目で、5度のワールドシリーズ制覇に加え、歴代6位となる通算3465安打を放ったジーター氏の快挙にも期待がかかりましたが、惜しくもあと1票届かず、99.7%での選出となりました。

 

 それでも、ジーターが球界に残した功績は素晴らしく、先述の通算安打数に加え、新人王、リーグで最も活躍した打者に贈られるハンク・アーロン賞を2度、ゴールドグラブ賞とシルバー・スラッガー賞をそれぞれ5度ずつ受賞しており、2000年には史上初となる同年にワールドシリーズとオールスターゲームでMVPを獲得する偉業も達成しました。

 『ザ・キャプテン』と呼ばれ、常勝ヤンキースのキャプテンをつとめた彼の功績をたたえ、球団はジーターの背負った背番号『2』を永久欠番に指定しています。

 

 

 

 そんなニューヨーク・ヤンキースといえば歴代最多の27回もワールドシリーズを制してきたMLBイチの名門球団で、これまでも多くのスーパースターを輩出してきました。

 “野球の神様” ベーブ・ルース をはじめ、2130試合連続出場の“アイアンホース” ルー・ゲーリック、通算536本塁打を放った“史上最強のスイッチヒッター” ミッキー・マントル や個人では史上最多となる10度のワールドシリーズ制覇に貢献した ヨギ・ベラ など、MLBの歴史に名を残すスーパースターたちが活躍してきました。

 今回紹介するカードの選手も、そんな華々しいヤンキースの歴史の中でも屈指の人気を誇り、今なおその名が語り継がれる伝説のスター選手です。

 

 

 

2008 PRIME CUTS Stadium Souvenir Cuts / Joe DiMaggio 247/250

50,000円

 

 

 今回紹介するのがこちらの1枚、ニューヨーク・ヤンキース伝説の背番号『5』、ジョー・ディマジオ 氏のカットサインカードです!

 

 

 ディマジオはルース、ゲーリックの抜けた後のヤンキースをワールドシリーズ4連覇に導いた中心選手であり、『世界一絵になる男』と呼ばれるほど絶大な人気を誇った1940年代を代表するスター選手でした。

 全盛期の3年間を従軍で欠場していたために通算成績は伸びなかったものの、3度のMVPにそれぞれ2度ずつの首位打者、本塁打王、打点王を獲得しており、その打撃能力はやはり傑出したものでした。

 

 

 そんなディマジオの一番の伝説と言えば、彼が1941年に達成した『56試合連続安打』です。

 この大記録は2019年シーズンを終えた今も破られていないメジャー記録であり、カル・リプケン Jr.氏の2632試合連続出場やノーラン・ライアン氏の5714奪三振などと並ぶ野球界で最も偉大な記録のひとつとされ、今後も絶対に破られないであろうアンタッチャブルレコードのひとつにも数えられています。

 同じくアンタッチャブルレコードとされるシーズン262安打を記録した イチロー 氏ですら、メジャーでは27試合連続が最高であり、その他にも『球聖』と呼ばれた タイ・カッブ 氏が40試合、史上最多4256安打を放った ピート・ローズ 氏が44試合が最高であることからもこの記録がいかに偉大なものかをうかがわせます。

 何年かに一度、この記録に迫る選手が現れますが、未だ50試合を超えた選手すら1人も存在しません。

 現在のMLBは1シーズン162試合制ですから、その約1/3の期間毎試合安打を打ち続けるということは、その間にくる好不調の波を乗り越え安打を放ち続けなければいけませんし、ケガにも強くなくてはなりません。

 それらすべての条件をクリアして、世界最高の野球リーグであるMLBで現在においても『アンタッチャブル』とされる大偉業は生まれたのです。

 

 

 

 

 そんなディマジオ選手は残念ながら1999年に亡くなっており、新たなサインカードを製造することが出来なくなってしまいました。そのため、残されているサインには限りがあり、それぞれが大変貴重なものとなっています。

 当カードも2008年に発売された商品にラインナップされたものでしたが、既に故人であったため、彼のサインを切り取ってカードに収めたものとなっています。

 ヤンキースの球団の、そしてメジャーの歴史にその名を残すスーパースターのサインカード、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 今回紹介したカードや選手、そしてMLBの歴史に少しでも興味を持っていただければ幸いです。