女性司会者の甲高い声に送られて午前5時スタートしました。
出足は順調です、5時30分早くも5kのエイド
JR最高地点を過ぎてからだらだらと登りが始まりました。
高低表を見ると5kから20kのコース最高地点迄は
ずっと登りになっている
実際には途中何度かアップダウンがある、しかし概ね上りだ
前半だけでも登りは走りきらねばならぬと思っていた。
しばらくで、がれ場に入る、予想していたより石は小粒で走れる
しかし悪夢は突然ではなく、徐々に訪れた。
10k付近、左足のフクラハギではなく外側の筋肉が攣り始めた
そして、今度は右側も同じ様な箇所が攣り始めた。
フクラハギではないのが変なのだが、走り方に問題があるのか
外側の筋肉が攣る、それも両足だ、15kで完全に立ち止まった。
数分して少し治まったので、再び走り始めるも、今度はハムがイカレタ
右足のハム、そして今度は左の大腿の表側が攣る、もはや満身創痍
高低表を見ていて、20k迄の登りは何とか歩かず走ろうと決めていた
予想タイムをはじき出し、表にして携行して走っていた。
20kまでの登りを走り切れば、後半の難所、馬越峠を含め登りを全部
歩いても時間内完走は出来るだろうと甘い読みをしていた。
しかしこんなに早く走れなくなってしまい絶望感が漂う
登りは走ると攣りそうになるので歩くしかなくなってしまった。
この登りが嫌になるほど長いのである、走れなくなってから5k以上も
歩いたかな、人より歩くのが遅いので大変な時間のロスである。
すさまじき登る坂道雲の峰