海ごみ問題をテーマにしたほっこりするテイストのお絵描き動画を制作しました♪是非ご覧ください↓↓↓

 

 

 

 

切抜き画像です↓

短編の3部作構成となっております♪

 

  

  

  

  

 

 

海ごみ問題は世界的な喫緊の課題です。この問題が地球温暖化を促進させ気候変動問題とも密接な繋がりがあることをご存じの方も多いと思いますが、実は貧困問題や差別問題などにも関係している複雑な問題です。

 

 この問題の解決にはThink globally , Act locallyな対策が重要です。世界的な視点を持って地元での地道な改善活動が必要となります。そしてこの空間軸的な部分ともう一つ重要なになるのは時間軸です。当たり前ですが過去・現在の対応・対策が未来を決めます。今を生きる私たちは先人たちから受け継いだ地球を未来の人たちに少しでも良い状態で引き継ぐ必要があります。

 

 私は持続可能な社会やサーキュラーエコノミーの実現を目指し、『きれいな海を未来へ』のスローガンを藤沢市の行政に届ける決意をして現在チャレンジ中です!!

 

3/11(土)に開催された藤沢市の市議会議員立候補予定者向けの説明会会場は参加者で一杯でした…ライバルが沢山います!?また手渡された大量の資料に(汗)…ちゃんとこれを全部読み込んで無事にスタートラインに立てるのか??…出馬前に自信を喪失しました(笑)。

 

【解説書】

地方選挙早わかり

第一章「立候補の準備と手続き」

第二章「選挙運動」

第三章「選挙運動費用の制限と届出」

第四章「選挙終了後の問題」

第五章「地方選挙時の政治活動の制限」

第六章「政治活動と寄附の規制」

第七章「罰則」

 

まずは早くこの資料を読み込まないと…焦りましたがなかなか纏まった時間が取れず、最終的にはタクシー乗務中の休憩時間も使ってなんとか読み切りました。

 

 

【ポスター】

期日まで時間が無いなかでポスター制作に邁進しています。原案をビーチクリーン仲間に見てもらい感想を聞くとめちゃくちゃ不評で…サングラスは論外のようです(笑)。作り直した2稿目はチャライと評されて(涙)…超オーソドックス(王道?)な3稿目のために写真撮影をしてデザインを詰めている最中ですが…果たして4/16(日)のポスター掲示日に間に合うのか??

 

第1稿目

 

第2稿目

 

第3稿

 

【公約】

同時に公報に乗せる公約を草案中です。『きれいな海を未来へ』というスローガンを実現するために身近で実質的な4つの公約を掲げるつもりです。


4つの公約

①循環型社会の推進

物や食べ物を大切にし、使用済みの物や食べ残しをごみとして処分するのではなく資源として再利用する循環型社会への移行を推進します。

 

②市民自治の推進

環境保全や福祉のボランティア活動を活発にし、市民が主役となって積極的に街づくりに参加できる仕組みを構築します。

 

③地域資源の活用

観光産業や農林魚業、スポーツ・カルチャーの振興を図り、湘南ブランドの価値を向上させつつ住みたい街「日本一」を目指します。

 

④共生社会の実現

セクター、ジェンダー、ジェネレーションの垣根を越えた交流を活発化させて、オール・フジサワで社会課題の解決に取り組みます。

 

公示日の4/16(日)まで2週間をきりました!これからまだまだ詰めていかなければならないタスクが山積みですが、なんとか乗り切りたいと思います。温かい目で応援して頂けると嬉しいです^^/

 

※今回、私がチャレンジするに至ったストーリー動画はこちら↓↓↓

 

 

 

 

湘南(藤沢市・平塚市・茅ヶ崎市・秦野市・伊勢原市・寒川町・大磯町・二宮町)のママのための情報サイト『ぐるっとママ湘南』さんの取材を受けました。私の母の人柄やどのような子育てだったかなどの話しを中心に今の環境保全活動などについてお話しさせて頂きました。その記事をそのままシェアさせて頂きます^^/

 

▼ぐるっとママ湘南のホーム

 

 

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人に迷惑をかけちゃいけない、人の役に立つ人間になるように


 

五十嵐 実 さん

NPO法人湘南クリーンエイドフォーラム代表理事

1967年2月生まれ55歳。東京の下町に生まれ育ち、20代後半に湘南に移住。大学卒業後25年にわたるファッション業界でのキャリアののち、東京の環境保全団体(NPO)荒川クリーンエイド・フォーラムに入職。そこでの経験をもとに地元で(NPO)湘南クリーンエイドフォーラムを立ち上げて代表理事に就任する。現在はタクシードライバーとして働きながら、環境保全活動をライフワークとして多方面で活動中。

 

僕は母から「人に迷惑をかけちゃいけない、少しでも世の中の役に立つような人間になりなさい」と色々な場面、事柄を通して教えられました。

 

よく物差しでお尻を叩かれ泣いていました。

お袋は裁縫をしていたので、いつも竹製の長い物差しを身近に置いていました。当時は女性の仕事が限られていた時代ですから、洋裁や和裁をするお母さん、物差しを持っているお母さんは多かったのでしょうが、それを子どものお尻を叩くしつけに使っていたのは当時でも珍しかったと思います。僕は悪さをしてはしょっちゅう物差しでお尻を叩かれて涙を流していました。
 


お袋は活発で少しお節介な女性でした。

お袋は戦後の食糧難のなか山形県で7人兄弟の長女として、兄弟姉妹の面倒や家事を手伝いながら育ち、中学校を卒業すると東京に出てきて洋裁学校に通い、卒業と同時に縫製工場で働きだしました。結婚後は家事のかたわら縫物ぬいものの内職などをして家計を支えました。当時のお袋を色に例えたらオレンジ色のイメージです。
僕が小学校の頃のお袋は何事なにごとにもポジティブで駆け足かけあしがとても速い活発な女性でした。運動会では保護者が走るレースに出て、他のお母さんたちに大差を付けてゴールしていました。他のお母さんたちは尻込みするような男女混合の綱引きなどにも進んで参加して、運動会の時には沢山の賞品をもらって帰ってきてました。一方で大家族の長女として育ったからなのか、良く言えば人の面倒見の良い、傍から見ると少しお節介な女性でした。
 

好きなお袋の味はロールキャベツです。

お袋が作ってくれた思い出の料理はロールキャベツです。味付けはコンソメ味で、中華料理で言う餡みたいなトロミがかっていました。子どもの頃は肉の脂身が苦手だったので、お肉はもっぱら挽肉料理が好きでした。特にお袋の作るオリジナルのロールキャベツは僕にとっては特別なご馳走で、お袋から「今日は何が食べたい?」と聞かれると、必ずロールキャベツをリクエストしていました。今ほどロールキャベツという料理が世の中に知られていなかった40年以上も前の頃の話です。お袋は大変忙しかったハズですが家事も手を抜いていませんでした。その頃のお袋をかえりみると、今の僕はついつい忙しいことを出来ない理由にしてしまっていて反省させられます。

 



顔が赤くなったり、どもったりする子どもでした。

小さい頃の僕は人前に出るのが苦手で、知らない人の前で喋ると顔が赤くなったりどもったりしました。
お袋はそんな自分をみかねて小学校入学を機に近所の子どもたちが遊んでいる公園に僕を連れて行って、そこの子どもたちに「お友だちになってね」とお願いしてくれました。その時はとても恥ずかしかったのですが、結局そのお蔭で多くの友だちたちができました。それを機にそのあとは門限を破っていつまでも遊びから帰ってこない悪ガキとしてお袋の手を焼かせて育ちました。

 

おかげで物怖ものおじしない性格になりました。

僕の家庭はけっして裕福ではありませんでしたが、お袋は僕をオルガン、ソロバン、習字、学習塾、そしてスイミングスクールに通わせてくれました。今思うとお袋は僕に何か特技を作らせて自信を付けさせたかったのだと思います。特に水泳は全国大会にも出るくらい上達して、僕にとっては大きな自信となり物怖ものおじしなくなりました。僕は水泳によってそれまでの内気な性格から外交的な性格へ変わることが出来ました。小中高のあいだはずっとスイミングスクールで選手として泳ぎ続け、大学時代には選手を引退しましたがインストラクターやライフガードのアルバイトをして水泳とは15年近く関りかかわを持ち続けました。そして水泳はその後の僕のサーフィンライフ、東京から湘南に移り住むくらいのめり込むことになったサーフィンでも大いに役立ち、引いては今の海岸清掃活動へ繋がっていきました。
 


今さらながらお袋へ伝えたいメッセージ。

今、お袋に改めてメッセージするとしたら、「厳しくしつけてくれてありがとう」そして「自信を付けさせてくれてありがとう」と伝えたいです。お袋は、「そもそも子どもは悪さをするもので、ダメだと口で言っても聞かない時は身体で教えるしかない」というしつけ方針でした。親父は子どもの教育には口出しせず、お袋に一任していましたので、僕は悪さをしたらお袋に「お尻を出しなさい!」と一喝されて、竹の物差しでピシッピシッ!とミミズ腫れになるくらい叩かれました。今ではそんなしつけ方法は体罰とみなされて出来ないのでしょうが「愛の鞭」という言葉の通り、愛するがゆえに厳しく𠮟しかり、逆に良いことをした時にはめてくれました。当時のあめむちのようなお袋の教育に感謝しています。
 

お袋は今でも忙しく動き回っています。

お袋はお喋り好きでお節介な性格のためこれまで沢山の人と交流してきました。また町内会の役員として町の慶弔事やイベントに長年携わってきました。そのため数年前の親父おやじの葬儀の時には多くの方が参列してくれました。80歳を越えた今でもお袋は元気にコミュニケーション作りや人助け活動(お節介?)を続けています。僕にとってそんなお袋は「人と人の繋がりや助け合いが大切なこと」を体現している存在でもあって、今も大きな影響や発奮はっぷん材料となっています。
 


ライスワークとライフワーク

日々の暮らしのかてを稼ぐ生業なりわいをライスワークと言いますが、僕は学卒から25年近くファッション業界で仕事をしてきました。今は紆余曲折あってタクシー乗務員として日々の生計せいけいを立てています。一方、人生の生き甲斐として打ち込んでいる物事をライフワークと言いますが、ちょっと前まではサーフィンがまさにライフワークでした。僕はこれまで25年以上のあいだサーフィンにのめり込んできましたが、最近は新たなライフワークが忙しくてサーフィンに時間を費やせなくなってしまいました。今は「きれいな海を未来へ!」を旗印に掲げた環境保全活動がライフワークとなっています。



過去の罪を償って恩恵にも報いたい!?

かつてのファッション業界は過剰に商品を作って大量に廃棄したり、生産過程で膨大なエネルギーを消費して二酸化炭素を大量に排出したり、安く作るために発展途上国の人たちに過酷な労働強いたりと、かなり環境や社会に悪い業界でした。長年、ファッション業界に携わってきた僕は露知らずのこととはいえ地球環境にずいぶん負荷を掛けてきたと思います。またプライベートでは海でサーフィンを楽しむだけ楽しませてもらってきたので、これからの人生は海や地球に恩返しがしたい。そんな思いで環境保全という社会貢献活動に取り組んでいます。今後ライスワークは変わるかもしれないですが、海をベースにしたライフワークは変わりません。もっと年を取って現役を引退したら海の近くにカフェを開いてビーチクリーンしてくれた人たちに珈琲をご馳走ちそうする、そんな老後を過ごすことが今の僕の夢です。

 

海に親しむ人をもっと増やしたい!!

今、日本の水泳界はオリンピックでもメダルを獲れる優秀な選手が沢山でてきていて昔よりも盛んな状況なのだと思います。一方で海水浴などで海に親しむ人は年々減ってしまっています。海水はベトベトするから嫌だとか、海にはクラゲなど危険な生き物がいるから怖いとかで、若い人や子どもたちは海から離れて、大人も含めてもっぱらプールで遊ぶという人が増えています。本当は海は手軽に大自然を感じたり、野生の生きものと触れ合うことが出来る貴重なフィールドです。海はよく母親にたとえられますが人は海から大きな恵みを受けて生きています。都会にいては忘れがちですが海に来ると自然や地球に対して畏敬の念や真摯な気持ちを持つことができます。
 


マイクロプラスチック問題と2050年問題

近年、海はマイクロプラスチックという小さなプラスチックごみの脅威にさらされています。海に流れ出たプラスチックが多くの海洋生物に誤飲され、食物連鎖に組み込まれてしまっているのです。私たち人間も他人事ではありません。たった1週間で5g(クレジットカード1枚分)ものプラスチックを知らず知らずに摂取していると言われ、2050年には海の魚介類よりプラごみの量の方が多くなるとも言われています。海岸でごみ拾いをするとその状況を実感することが出来ますが、僕はまずは多くの人に海に遊びに来て海に親しんでもらいたいと思っています。その体験がやがて海や自然を大切にする心をはぐくんでいくと思っています。環境問題は頭で考えるだけではなく、自然を肌で感じる実体験が必要で、それが問題を自分事化させる第一歩だと思います。

 

Think Globally、 Act Locally

 「問題を地球規模の大きな視点で捉え、足元の地道な行動から解決へ繋げていこう」という意味の言葉です。また、今の世の中は「今だけ、自分だけ、お金だけ」という風潮が強くなったと言われています。僕は「地球に住む皆んなで地球を大切にし合い、地球からの恩恵を分ち合う気持ち」が大切だと思います。もっと教育現場や家庭内でそれを教える必要があると思っています。僕はSDGs(Sustainable Development Goals)が謳う持続可能な社会を実現していって綺麗で豊かな海や掛け替えのない地球を未来の人たちへ引き継ぎたいと思っています。
 


皆さんと海でお会い出来たら嬉しいです♪ 

ここまでお読み頂き有難うございました。僕が代表理事を務めるボランティア団体、(NPO)湘南クリーンエイドフォーラムの活動内容やイベントにご興味が沸いた方は下のサイトをご覧ください。ご家族やお友だちと一緒に私たちの活動へご参加頂けたらとても嬉しいです!!

 

(NPO)湘南クリーンエイドフォーラムのホームページ情報

https://shonan-cleanaid.org/
お母さまから「人の迷惑にならない、少しでも人の役に立つ人間になるように」とご家庭で教えられたことの延長線上に、地球環境を守って未来に引き継ごうという、現在の五十嵐さんの生き方、取り組みがありました。

そして、その地球環境はこれからを生きる子どもたちのことを考えたら、一刻の猶予もない危機の状況にあること。その改善には大人が率先して子どもたちに伝え、一緒に取り組んで行かなくてはならないことを、お話を伺って痛感しました。

 

まずは、私たち一人一人、個々の家庭から意識を変えていかなければ、持続可能で住み心地の良い地球環境を維持していくことは出来ないという意識を持って生活していきたいと思います。


Interview I.kirine