12月に入ってから一気に気温が下がり、冬の訪れを感じるようになりましたね
気温の低下と共に、空気も乾燥してきて、体調を壊しやすい時期ですので、体調管理には十分気をつけていきましょう
みのりっ子は季節関係なく、今日も元気いっぱい
冬になると体調の変化と共に、気になるのが子どもの肌の乾燥や痒み
保育園でも、無意識に体を搔いている子や、「かゆい~」と話してくれる子どもが増えてきました
子どもの肌は、つるっとしてきれいですが、大人よりとってもデリケートで、肌トラブルが起こりやすいのです
(とてもキレイでピカピカな肌✨)
この肌を大切に守って行きたいですね
冬の寒さや乾燥から肌を守るために、日ごろの皮膚のお手入れが大切です
子どもの皮膚の特徴
皮膚が薄く、肌バリア機能が未熟
→大人の皮膚の半分程度の厚さ
角質の水分保持能力が低い
→乾燥しやすい
皮脂の分泌量が少ない
→「バリア機能」が不完全
未熟でカサカサな子どもの肌、乾燥、紫外線、バイキンなどに一気にさらされ、放っておくとすぐに肌荒れを起こしています。
「たかが肌荒れ」と思われるかもしれませんが、乾燥して荒れた肌は、異物が入り込みやすくスカスカの状態
そこからアレルギーの原因となる物質が入り込むことが、アトピー皮膚炎や食物アレルギーの一因と言われています。
また、肌の基盤が作られるまでに肌トラブルを繰り返すと、一生肌トラブルを起こしやすい肌に育ってしまう可能性もあります
子どもの肌は、表皮が形成される3歳ごろまでは、毎日のスキンケアで肌を守り育ててあげることがとても重要です
肌を健康な状態に保つには「清潔」と「保湿」の2つが欠かせません
体の洗い方
子どもが小さい時期は、タオルなどの摩擦が、肌トラブルの原因になりやすい時期なので、石鹸の「泡」で洗う方法をおすすめします
手で洗うことで、肌の状態をその都度確認できるのもメリットです
「いい子ね」となでなでするような優しいタッチで洗う
わきの下や全身の関節の洗い残し、すすぎ残しに気をつける
→特に汗や汚れがたまりやすい場所です。
弱い水圧でシャワーで洗い流す
子どもとのお風呂は、大変なことも多々あると思います。。。
子どもが小さい時にしか、親側が洗ってあげることができません
人生で子どもと一緒にお風呂に入ることができるのは、人生の中のわずかな時間なので、楽しいお風呂の時間にしていきたいですね
保湿の方法
短時間で効率よく保湿ケアをするには、ボディーローションやボディーミルクなど、水分が多く伸びやすい保湿剤がおすすめです
両手のひらに、たっぷりの量をとり、さーっと肌の上に塗り広げましょう。
『肌に擦り込む』必要はありません。
(擦り込むと摩擦になることもあるので。。。)
これも洗う時と同じように、『なでなで』するように触れるとちょうどいいですよ
保湿剤の種類には、色んなものがありますので、色々試してみるのも楽しいと思います
塗るタイミングは、お風呂上がりや朝、など生活リズムに合わせて、継続的に塗ることで、保湿が保たれます。
子どもの肌の状況によっては、日中も保湿剤が必要な場合がありますよね
肌着を、綿などの肌触りの良い天然素材のものを意識して選ぶことも大切です。
特に乾燥しやすい子どもの場合は、化学繊維が刺激となって痒みとなる場合があります。
⭐️みのり保育園においての保湿剤の塗布について
園では、医師の指示書に基づいて、看護師が医師に処方された保湿剤を塗ることができます
(代表的な保湿剤は、ヒルドイドクリームやプロペトなど。。。)
子どもの肌の状況によっては、園でも対応できますので、遠慮なくご相談くださいね
これから肌のトラブルが起きやすい時期になります
大切な子どもの肌も、しっかりと守って行きたいですね
今日も元気なみのりっ子
子供達が楽しみにしている年末年始ももうすぐです。
(大人は大変ですが。。。笑)
元気に新年が迎えられるように、生活リズムを整えて、バイキンに負けない体をつくっていきましょう
来年もどうぞよろしくお願いします