忙しくてなかなかブログを書けなかったのだけど。
令和6年度のけやきクラブの発表会、2月に無事に終了した。
今回は2回公演ともお休みが一人もなかった、とてもステキなチームで。
練習もお休みがあまりない、まとまったチームだった。
オリジナル作品「ハートヴィルのうたまつり」、今回は出演者が9人だったので、2チームバージョンにした。
小さな妖精さんたちが、可愛く歌って踊ってくれて。
本番、ピアノ伴奏に徹する私は、とても安心しながら舞台のお手伝いをできた。


みんな、本当にお疲れ様でした
発表会が終わるとあっという間に次年度の準備。
5月半ばに活動をスタートし、新しい年度の活動が始まった。
去年の軸になってくれた3年生たちは、4年生になっても「やる!」ととても前向き
これは本当にありがたいことで。
数年続けてくれると、とても慣れてくれて、舞台も安心になる。
さらに、その子たちのお友達が、新しく加わってくれて。
1~2年生も希望者がいてくれて、また8名くらいになりそう。
同じ演目をするのも、おもしろみがないよねー、と。
今までのストックに、ちょっと手を加え、休み中に、数年ぶりの作品をしてみようかなと思い立った。
人数が少なすぎるとやりにくい作品。
元々、こどものオペレッタ、とかいう学級向けの本に載ってた題材を、セリフや設定を直し、歌もほとんど新しく直したり、オリジナルを入れたりして、少ない人数でも楽しめそうな台本を作り上げた。
6月から2月までの週1回の稽古期間で、ダンスや動きを入れたミニミュージカルにするため、練習方法もいろいろ考えて。
1学期の2ヶ月で、まず歌をしっかり覚えてもらい。
2学期にセリフ読みをしながら、動きをつけ、さらに覚えた歌に振りをつける。
2月半ばに2回公演なので、1月からの3学期はひたすら通し稽古。
8ヶ月というとそれなりに長いようだけど、週に1回だと、20回ちょっとの練習で、本番を迎えることになる。
今年もバタバタだけど、4年生中心に、しっかりまとまってくれるんじゃないかな、と、ちょっと期待もある。
今年は「ふしぎなおくりもの」という作品。
ところは雪が降り積もった寒い寒い日。
うさぎさんたち(うさぎチーム)が食べ物を探していて、パンのカゴをみつける。
※まあ、うさぎはパン、食べないと思うのだけど、そこはまあ、ファンタジーということで…。
うさぎチームは、カゴから1つパンを取って、みんなでわけっこする。
まだたくさんあるから、お友達のことりさんたち(ことりチーム)の留守宅に届けることにする。
※ことりはパン、食べる、のかしらね。お友達設定もファンタジーということで…。
ことりチームも、1つパンをもらって、わけっこして。
またまたお友達のこねこさんたち(こねこチーム)の留守宅に届けることにする。
※ねこもパン、食べないよねえ…。お友達設定もあり得ないんだけど、ファンタジー。
こねこチームも、1つぺんをもらって、わけっこして。
そして、またまたまた、お友達のうさぎさんたちに、パンを届ける。
お家でお昼寝してたうさぎたち、目を覚ますと届けたはずのパンのカゴをみつける。
ふしぎな贈り物だねーきっとお友達が持ってきてくれたんだねー、と喜ぶ。
最後に全チームが出てきて、エンディングのバラード、そしてフィナーレの元気な歌とダンスで締めくくる。
こんなお話。
テーマは、お友達に親切にできるっていいよね、みんなでわけっこできるっていいね、なんて感じかしら。
毎年、友情や協力をテーマに、ミュージカルを作っている。
こねこさんたちとか、妖精さんたちとか、可愛らしい感じの登場人物でまとめている。
小学校低学年中心の舞台なので、幼稚園のお遊戯会の延長、みたいな感じ。
現実はそんなに甘くないし簡単じゃないと思うんだけど。
参加の子どもたちも、たぶん、日々、いろんなことがあったり、友達と行き違いやケンカもあったりすると思うんだけど。
それでも、夢のある話をしたいと思ってるんだよね。
今年は人数的に、うさぎチーム、ことりチーム、こねこチームの3チームでやってみようと思ってる。
(昔、15人くらいいた時は、利すチームを加えて4チーム編成で演じた)
参加の子どもたちの、セリフ読みや歌の感じを見て、チームを決めて、夏休み中に台本を仕上げなきゃ。
今日、少し時間に余裕があったので、小道具づくりをしてみた。
今回、うさぎやこねこは、動物カチューシャのストックがあるから、大丈夫。
数年前に使った、100均の紫のプラのバケツを、せっかくだからリニューアルしてみよう。
昔の洋服の端切れを使って、カゴ全体を覆い、持ち手に花柄の端切れをつけてみた。
カゴの中にはカサ増しのプチプチビニールを入れて、端切れで隠して。
パンは、同じくプチプチビニールを丸めて、緩衝用の茶紙でくるみ、さらに手持ちの茶色の不織布をしっかりぬいつけた。
今回は、みんなで回して食べるふりをするから、ちょっと丈夫な感じに。
けっこういい感じに、カゴもパンもできたんじゃないかな。
これを持っていけば、きっと、子どもたちはとっても喜んでくれると思う

背景もなく、小物だけの質素なミュージカルで、100均の材料なんかを使ったすごく簡単な準備しかできないんだけど。
それでも子どもたちは、「可愛い!」って言ってくれるんだよね。
さあ、今年も始まる。