『One Love プロジェクト』 | ミノフジカ陶芸教室「陶芸日和と教室日記」

ミノフジカ陶芸教室「陶芸日和と教室日記」

藤川稔・・・広島で陶芸作家として立体陶芸を制作し、ミノフジカ陶芸教室【工房教室】・ミノフジカ陶芸教室【出張陶芸教室】を主催しています。


『One Loveプロジェクト』






北海道の陶芸家の方が中心になっておこなっている、震災支援活動【One Loveプロジェクト】


先月、札幌でおこなわれた【OneLoveチャリティーマーケット】 には、寄付金にかえるための【作品】を提供させていただきましたが、

今回は、お皿などの器を、岩手県野田村へ送る活動に参加させてもらいました。


いままでの「生き延びるための支援」から「暮らすための支援」にシフトしていくなか、
ほんの短い期間かもしれないけど「うつわ」にできる事があるはず。


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『今回は、岩手県野田村に僕の器と、生徒さんの一部に声をかけ提供していただいた器を送りました。』



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送り先の岩手県野田村は、家屋の全壊300棟以上、被災し亡くなった方も30名以上おられ、今も8ヶ所の避難所に多くの方が避難されているようです。。


そういう実状を考え、、いち陶芸家が「いまできること・・」は、本当にちっぽけな事しかできません。。

自衛隊や警察のように、実際に現地で役立つ活動ができる訳でもなく、、


「ただ、食する時に、紙コップや紙皿で食べるよりも、陶器の器で少しでもあたりまえの食事時を過ごしてもらえるように・・」

。。これが陶芸に身をおく者として、少しでも被災された方の役に立つご支援になればと。。



今後もこちらの活動へ参加していきたいと思っていますので、教室に来ていただいている生徒の方へも、【器の提供】や、【制作】のご協力をお願いする事もあると思いますが、ご賛同いただけたら幸いです。


「ひとりでは、小さいことだと思う事も、みんなで動けば何らかの形になります。」


震災から約2ヶ月を迎えますが、、被災地以外は風化をさせず(特に西日本!)。。。

僕自身も【Smilebellプロジェクト】 を微力ながらおこなっていますが、

【いまできること】を、一人一人がおこなう事が大切なことだと、あらためて感じます。