第100回 全国高校野球選手権記念大会-第9日目- | Mの独り言

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高校野球好きなシンガーソングライター藤川麻理麻(ふじかわまりお)の日常生活のちょっとした出来事を綴っています。


  100回目の夏、9日目。
  気がついたら大会も半分が終わっていた。
  早いですね。
  そんな今日は新しい試み。
  「集まって高校野球観戦をしようの会」でした。
  前々から女子会で集まって観戦したいという話は出ていたのですが、観戦できる場所がないということと、あったとしても第一試合からは難しいということでセンバツでは実現しませんでした。
  ところが、前回の女子会の場所でノリでお店側に相談してみたらオッケーをいただき、今回開催することができたわけです。
 お店の全面協力のもと、楽しく観戦できました。

  中継が始まる前に話題になったのは昨日の済美×星稜。
  昨日の出来事なので記憶も新しいからそうなるよね(笑)。

  集まって見る、というのはなかなかない経験だったので、新鮮で楽しかったです。
  それぞれの知識を持ち寄ってあれこれ語り合いながら試合を見ていたので忙しかったですが、そんな感じも好きでした。

  またこういう機会を作っていきたいと思います。


  さて、本日のレジェンド始球式は坂本佳一さん。
  東邦出身で1年生の夏に準優勝。
  「バンビ」の愛称で有名ですが、実は1年生の夏以来選手権・センバツの出場がないという。
  何度も出場することで伝説になる方もいれば、たった一度の出場で伝説になる人もいる。
  そういえば、今大会に出場している大垣日大の阪口監督は恩師ではなかっただろうか。
  こういう形で嘗ての選手と監督が出場(?)するというのもまたすごい。
  違うかもしれないけど(汗)。←調べろよ


○第一試合 大阪桐蔭(北大阪)×沖学園(南福岡)
  優勝候補筆頭の大阪桐蔭と、初出場で初戦突破の沖学園。
  沖学園がどういう試合を見せてくれるか、ということに注目しつつ。

  大阪桐蔭の先発は根尾くん、沖学園は背番号10の石橋くん。
  沖学園が先制し、大阪桐蔭が逆転して、沖学園が追いついて、大阪桐蔭が勝ち越して、というような試合展開。
  序盤を見ていると、沖学園行けるんじゃないかって気がしてきた。
  全然負けていない感じ。

  ただ、そこは大阪桐蔭なんだよね。
  5ウラに勝ち越してからは気がつくと大阪桐蔭は毎回得点。
  7ウラの根尾くんの大会第31号の本塁打、8ウラの藤原くんの大会第33号の本塁打とか。
  ちなみに、根尾くんの本塁打の時NHKはニュースでした。
  去年の中村くんの6本目かて(笑)。
  ニュース明けに「あれ?大阪桐蔭1点増えてない?」みたいな感じになりました。
  そこでお店の方が2つあるテレビのうちの1つをBS朝日にしてくださいました。
  好きな方を見るスタンス(私はNHK派)。
  NHKの方が早いようで、打球音が2回聞こえるというな状況になっていました(笑)。

  試合は終わってみると大阪桐蔭は10得点。
  点差的には快勝でした。

  でも、試合内容的にはそこまで差はなかったように思いました。
  5表の森島くんのレフトポール直撃の大会第30号となる本塁打、8表のキャプテン阿部くんの大会第32号となる本塁打も出たし、四番の吉村くんも活躍(何気に推しだった)。
  森島くんは好プレーもありましたね。

  あと、吉村くん最後の打席で指に死球を受けたのが心配だ。

  沖学園は初出場らしく王者に挑んでいたと思います。
  先発の石橋くんも笑っていたのが印象的でした。
 
  沖学園良かったです。
  これから新しい歴史を刻んでいくのだろうなあ。
  楽しみにしたいと思います。

  大阪桐蔭10-4沖学園。

  どうでもいいのですが、沖学園のカバンがかわいい。
  普通の肩掛けみたいな感じでした。
  大阪桐蔭のカバンが真黄色。
  いつからだろう、全然気がつかなかった。
 

○第二試合 佐久長聖(長野)×高岡商(富山)
  佐久長聖は史上初のタイブレークを制したチームということで歴史に名を刻みました。
  高岡商の山田投手は注目の投手とのこと(今日仕入れた情報)。

  試合はけっこう早いペースで進んでいたと思います。
  不確かな記憶ですが、満塁が多かったような気がします。
  高岡商は先手先手をとって、最後は佐久長聖の追い上げにあうものの、逃げ切りました。

  試合終了の時の山田投手のガッツポーズがめっちゃ良かった。
  対照的だったのは佐久長聖の背番号18の北畑投手。
  涙が止まらなくて。
  胸が苦しくなりました。
  北畑くんは2年生。
  この涙を糧に強くなって帰ってきてほしい。

  高岡商5-4佐久長聖。

  高岡商は31年ぶりのベスト16だそうだ。
  次は大阪桐蔭と。
  どのような戦いになるだろうか。
  期待してみたいです。


○第三試合 近江(滋賀)×前橋育英(群馬)
  センバツ準優勝の和智辯に勝利した近江。
  今大会初の完封試合の前橋育英。

  この試合は、初回に近江が先制した後に前橋育英が逆転するものの、前橋育英のらしくない守備でのミスが多くて、流れを掴み切れない感じでした。
  そんな流れの中で近江が同点にして、9回までいきます。
  9ウラ、先頭が失策で出塁から無死満塁。
  この時に前橋育英の恩田投手が足をつって一度治療へ。
  戻ってきたその初球を有馬くんが適時打。
  近江がサヨナラ勝ちを収めました。

  近江は「4本の矢」ということで、4人の継投かなーとか思っていたのですが、二番手の林くん(背番号18)がいい投球をしていました。
  フォームはダイナミックで高橋奎二くん(龍谷大平安→ヤクルト)みたいでした。

  今後も注目したい。

  近江4x-3前橋育英。
 


  今日集まって話題になったのは甲子園の観客の多さでした。
  今日の試合は徹夜組がいたそうです。
  「今日は」というよりずっといるらしいです。
  聞いた話によると「午前」2時に並んでいた人がチケット買えなかったとか。
  どこの場所かにもよるけど、今年は相当ヤバイらしい。
  当たり前に入れると思った人が入れないというのがザラ。
  私、今年球場に入れるかなあ。
  心配になる。

  もう一つ、帰る人が少なくなった気がする、という話も出てきました。
  確かに一昔前だと第四試合はガラガラのこともあったのに、昨日は第四試合もぎっしり。
  外野が有料化されてもったいないからずっといる、という人も多いのではないか。
  入れ替わりが少なくなったから入れない人が続出するという状況な気がする。

  果たして外野有料化は良かったのか。

  あ、別に外野有料化に伴ってアルプスが値上がりしたからとかそういう訳じゃな、ないんだからね(汗)!!

  センバツは無料のままであってほしいなあ(希望)。



  明日の試合。

第一試合 常葉大菊川(静岡)×日南学園(宮崎)
第二試合 金足農(秋田)×大垣日大(岐阜)
第三試合 花咲徳栄(北埼玉)×横浜(南神奈川)


  常葉大菊川×日南学園というと、89夏の3回戦。
  アツい試合で、私はこの試合、泣きました(笑)。
  個人的に浦学×仙台育英に続くアツいカード。
  第二試合には注目の金足農の吉田投手が登場。
  初戦辛勝の花咲徳栄と初戦快勝の横高との対戦もどんな展開になるだろうか。

  明日もアツい!!