一月の終わり、聖路加国際病院で受診しました。
問診票を書き、待っていると、呼ばれました。
研修医の方でしょうか。若くてかわいい先生です。
問診票の内容を確認します。
やはり、おじさん、おばさんまでのがん歴を細かく聞かれました。
前回困ったので、今回は事前に母に確認したので、ほぼ間違いなく伝えたでしょう。
マンモグラフィーを撮ってきてください。終わったら、待合室でお待ちください。
マンモグラフィーを撮りにいくと、検査室の前の画面に受付番号の順番が表示されていました。
これは、待ち時間にストレスがなくていいですね。
マンモグラフィーも痛くない。
痛いのは健康診断の時だけなんだぁ。
あと、感動したのは、検査技師さんが撮影するとき、部屋から出ずに、プラスチックのガードの向こうにいること。
撮影の都度、取り残されるより、安心感がありますね。
待合室にもどり、置かれている本を読んでいました。
「乳がんと言われたら読む本」そのまんまですね。
中には、聖路加国際病院のブレストセンター長の山内先生が書かれた章がありました。
帰ってから、さっそく購入しました。
長い時間まっていると、きれいな女性が呼びにきました。
診察室に入ると、先生でした。
尹先生。
先生自ら、待合室に呼びに来てくださるんですね。
お手紙を読みました。
私も手術が必要だと考えます。
術式ですが、家族性のがんの可能性もありますので、全摘して再建も考えてみてください。
希望があれば温存もできます。
先ほど、待合室でちらっと読んだのですが、温存して放射線を当てたあとは、再建したくても、皮膚が引き連れてむつかしくなることってあるんですか?
そういうケースもありますね。
しっかり勉強して、納得できる術式を選択しましょうね。
では、手術日を決めましょう。
えっ?ほかの検査はないのですか?
手術日を決めて逆算して間に合うように検査します。
MRIとエコーと血液検査、循環器も受診していただきます。
主治医の先生の紹介状があったほうが良いのですが、もらえますか?
もらえます。
あと、マンモトームの組織は、借りて見させていただきますね。
病院間でやりとりしますので、大丈夫ですよ。
では、手術日は3月のこの日は?
ええ、そんなに早くできるんですか?
はい。手術は山内先生と私がペアを組んでやります。
ではお願いします。
手術日を決めて、検査や受信日の予約をして、終了。
んー。術式も決まっていないのに、手術日だけが決まっちゃいました。
今日こそ、どのくらい切らなきゃいけないか聞けると思ったのに・・・。
術式は先生が決めるのではなく、私が決めるのですね。
わっ、大変。
お勉強しなきゃ!