こんにちは。イライラの根本原因を探すプロ、潜在意識コーチのようです。
ここ数回の記事では、「イライラしてしまう理由」についてお話しています。
え、なにそれ?って思った方は、こちらからぜひ読んでみてください。
今回はイライラするパターン②「相手がやっていることを、実は自分もやっている場合」についてです。
「同族嫌悪」という言葉をご存じですか?
同じ種類や系統のものを嫌悪すること。 自分と同じ趣味・性質を持つ人 に対して抱く嫌悪感
ということですが、このような心の動きにはしっかりと理由があります。
その理由は、
人は他人に自分の内側を投影して生きている
からです。
人は他人を映す鏡、というように、人が何かを見るときには常に自分の価値観というフィルターを通しています。
自分の中の「信念」、つまりこうだと信じている思い込みと照らして、
その人が自分にとってどういう存在であるかを見ているのです。
こんな経験ありませんか?人にアドバイスや文句を言ったとき、
「あなたも人のこと言えないじゃん」
ブーメランが返ってきたこと。
無意識レベルで自分の中に同じ要素を持っているからこそ、他人の言動が気になってしまう。
でもそれは潜在意識の中にあるものなので、自分からはなかなか気づけない。
それが、相手を通して自分を見ることで見えてきて、そんな姿にイライラしてしまう、という感じです。
僕も昔はよく、誰かにアドバイスをしたときに「お前にそれ言われたくないわ」
と言われたものです。
つまり、イライラしたときは、自分の内側にある問題に気づくチャンスなのです!
自分ができていないことは、他人に言ってはいけない。
そんな考えをよくききますが、僕はこれにはあまり賛同していません。
自分ができていないからこそ気づけることを相手に伝えることには、意味があると思うんです。
それは、自分にとってもそうですが、相手にとってもマイナスになる要素なのですから、
相手も自分もお互いによくなるチャンスです。
そう考えることができると、また見え方も変わってくるかもしれませんね。
長くなってしまったので、今回はこのあたりで。
また次の記事でお会いしましょう。