昭和の常識を覆す!? Sprint Filter T12 type エアクリが乾式なのに洗える件 | 夫婦でバイク&ツーリング

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市販車のエアクリーナーって言ったら、基本「乾式」が主流ですよね。そして、お決まりのメンテナンスサイクル。「一定距離走ったらエアブロー、汚れが限界突破したら即交換!」というのが、昭和の親父世代(俺含む)の共通認識でした(笑)。

以前、社外品の「湿式」に手を出したこともあったんです。結果は……メンテナンスがめちゃくちゃ面倒くさかった! 専用クリーナーで洗って、完全に乾かして、オイルをムラなく塗布する。その手間たるや。しかも、空気抵抗が減りすぎて燃調が薄くなり、スロットルレスポンスは悪化。「パワーコマンダーで燃調いじるか?」と悩んだ末、結局ノーマルに戻した苦い経験があります。

そんなエアクリーナー難民だった俺が見つけたのが、Sprint Filter(スプリントフィルター) です。


「MotoGPやWSBKなどの世界選手権で実績を持つ」――このフレーズ、レース好きにはたまりませんよね!

ラインナップはいくつかあるようですが、俺がチョイスしたのは乾式の「T12タイプ」。


このT12フィルター、素材に「ポリエステル不織布」を採用しているそうで、均一に編み込まれた素材が流入空気量を一定に保つ優れもの。メーカー曰く、「オフロードや過酷な気候でも安定したパフォーマンスを維持します」とのこと。ええ、俺、オフロードなんて走りませんけどね! でも、そのタフネスさに惹かれました(笑)。

最大の魅力は乾式なのに「水洗いOK」!?マジで?

英語の取説を翻訳してみると、驚きの内容が……

「スプリントフィルターのエアフィルターは、適切にメンテナンスされていれば寿命は無制限で、再生には圧縮空気のみが必要です。再生キットは必要ありません。特に汚れている場合は、中性洗剤で洗浄し、すぐに圧縮空気を吹き付けてから、すぐにフィルターホルダーに挿入してください」

……ん? 乾式なのに中性洗剤で洗えるだと!?

「乾式=エアブロー、または交換」という俺の昭和の図式が、ガラガラと音を立てて崩れ去りました。

これもポリエステル不織布という素材の特性なんですね。調べてみると、この素材は耐水性能が非常に高いんです。


吸湿性の低さ: ほとんど水を吸わないため、濡れても形が変わりにくい。

強度と耐久性: 引張強度が高く、破れにくい。

耐熱性: 高融点(熱に強い)のため、内燃機関の過酷な環境にも最適。

まさに、バイクや車のフィルターにはもってこいの素材じゃないですか!

これなら、面倒なオイル塗布の手間もなく、いつでもクリーンな状態でエンジンにフレッシュエアを供給できます。早く試してみたい衝動が抑えきれません!


では✋

 

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