企画を多く持ち込んだ能登半島地震
その中でも産業改革ともいえる「震災廃棄物処理施設」の構築。
案は今回の半島地震で出る木材、瓦といった粉砕が可能な素材をチップ化させて、田畑や道路建造時に使っていくという構想。
そして地場産業化へ。
地元民の就労先にもなること。
そして何より付加価値があるのが、この先国内で発生する災害時の廃棄物も受け入れて集中処理ができるという構想です。
いつの日かは必要になると思ってますよ。
というのも、能登の改革には道路交通網の再整備=高規格道路(片側3車線化)で輪島と珠洲間を短絡させる必要性がある。
昔の「千里浜なぎさドライブウエイ」時は片側一車線の対面通行部も多く、今の完全二車線化になってまだ日は浅いですよね。
しかも羽咋から先、七尾方面には伸びてはいますが輪島市が取り残されている。
輪島と珠洲を結ぶ道路が少なすぎ!
これは今回あらためて思ったことです。
前回の地震でも高規格道路の崩落と土砂崩れで阻まれ、復旧経験しているはずなのだが・・・というところに位置したわけです。
21世紀になってもまだ防災構造となっている道路がないの??なんて思うところもあって、処理施設があればその粉砕物を平時から使えるようなストックヤードを作っておいて、そこから運んで使えたりしませんか?という単純なところからの発想です。
道路を修復するのに持って運ぶ土砂は遠方から運んできてたんだ。
そのダンプを通すためにも幅員を広げる必要があった。
わざわざ山を崩さなくても、手持ち在庫があれば時間をかけることなく応急に使えそうなんだが・・・。と思った。
それと、ハワイのアスファルト道路にはサンゴが混ざっているという話を聞いたのもヒントにはなっています。
国内では桜島の火山灰を使ったコンクリートブロックやタイルもあるしね。
震災瓦礫という廃材を復旧素材に使うことが出来れば、県外に処理をお願いする件数も減り、余分な予算も持ち出さなくていいだろうしな~。と
半島の家屋の大半が瓦を使ってるし、茶碗や焼き物の粉砕物を混ぜながら水はけや強度をもたらせていけば地場完結にもなるし、さらにはこの後に出る全国からの災害廃棄物の処理も引き受けられるでしょう。
こういう施設が能登にできれば、そこまでの道のりも新たにできるだろうし、工場群としての街もできるし、商業も発展させられるだろうという狙いです。
半年経過するタイミングで一般公開しますので、こういう発想をお求めの部署の方は民間防災「防人司」までご一報なさってくださいね。