広島出港の船と連絡取れず 6人乗り組み、海保捜索へ
2014.1.2 17:22
1日午後4時40分ごろ、広島県尾道市を出港しフィリピンに向かっていた船「MANDAIMARU」(108トン)=日野冨士夫船長(70)ら6 人乗り組み=と連絡が取れないと、同船の売買仲介業者が海上保安庁に通報した。海保は、遭難信号は受信していないが、2日早朝から航空機で鹿児島県・奄美 大島付近を捜索する。
第11管区海上保安本部(那覇)によると、船長のほか66~80歳の日本人男性5人が乗船。先月18日に広島県尾道市を出港、25日にフィリピンのミンダナオ島に到着し売却される予定だった。
だが、日本の売買仲介業者が22日に奄美大島付近を航行中の同船乗組員と電話で話して以降、連絡が取れなくなったという。