かつてないものを創り続ける (という) 冒険する精神
ファッションデザイナー 川久保玲 ( コムデギャルソン ) の スピリットです。
東京文化発信プロジェクトの1つとして、
東京都現代美術館にて、この [ コムデギャルソン ] の展示会がありました。
透明感あふれる、多様なボリュームの 平面的・有機体の中に、
コムデギャルソンの かつての作品が浮遊する、
妹島和世(建築家)・デザイン による会場(上写真) は、
両者が呼応する、あるいは 惹きたてあう、
ミニマム・ラグジュアリーな空気感に包まれていました。
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翻って、下写真は、コムデギャルソンの 1997年・春夏コレクション で発表された作品のひとつ。
( 最上写真の 赤い 作品も 同 )
多様な パット のボリューム操作 で、人間の体を 不均等に変形/芸術化させてしまう スゴわざ。
すんごく センセーショナルで、目に焼きつきました。
色彩やフォルムの美しさを追い求める 既存的なファッション とは 一線を画す、
身体に対する固定概念をくつがえす、度肝を抜く感覚です。
( 実物 見れて よかったー ! )
40年にわたって [ 今までにない服 ] という アバンギャルドな作品を創り続け、
ファッションにおける [ 美 ] や [ 洗練 ] の価値転換を図り、
ゆえに、多くのコアなファンをもち、
いまや日本を代表する、
そして、世界中のクリエイターに 多大な影響を与え続ける コムデギャルソン。
実に 魅力的です。
ただ、・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
この服着た コムデギャルソンな人、彼女にして一緒に歩きたいかどうかは別、
という感覚が存在してしまうのは なぜか ???
・ ・ ・ ・ ・ 非日常的すぎるの ?
・ ・ ・ ・ ・ 芸術品だから ?
・ ・ ・ ・ ・ あ、わたしが 青いからね !!?!?
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( 参考引用 *1:矢島康弘撮影写真 /*2:東京都現代美術館HP内写真 )



