11月になると、かにのシーズンなので、あちこちでかにの話題が出始める。

いいなあと思っていたらわしとこも親ガニと云われるズワイガニの雌を貰った。






口の動きがプレデターみたい。ニコニコ






親ガニは小さくて可食部が少ないから、昔はダシ扱いで今でも味噌汁になることが多いけど。


ただみそ汁にしちゃうと他にごはんやおかずが要るのでうどんにして一枚食べた。






できてすぐだとアッチアチだけど、うどんを先に食ってる間に触りやすい温度になってくる。



内子とミソ。

それだけなら一杯飲むこともできるが。






内子とミソのあとはほとんどない身をほじり出すのに忙しいので酒を飲む暇はない。

ちまちまほじって一番太い脚でやっとこんなん。





撮影用に見栄えよくほじったけど、犬歯あたりでシガシガして押し出しながら食べるのが簡単でいい。

ここまでくると手もベタベタになっているので写真を撮るスマホをさわれないから写真はないけどボディのほうが脚より気持ち多めに身が取れる。





🦀





もちろんわしはたっぷり腹に抱えた外子も食べるんだが、あまりおいしくなかったりするので家のモンは外子をあまり食べようとしない。




特にかみさんはちゃんと食えといってもなかなか食わず、隙をみて捨てようとするので今回は前もって全部外子を取り出しておいた。






わさびマヨネーズで和えてちくわにかけてみた。
写真だと見た目が悪いな。





もう一品はヅケた。





カニの茹で汁はもちろんみそ汁にする。
具は当然の大根。






みそ汁で使い切れない茹で汁はコメを炊く。
今日は一人ぼっちなので一人分を炊くのに便利な峠の釜めしの釜。





上手に炊けていいんだけど、難点は吹きこぼれてコンロを汚すこと。





炊き上がって米を蒸らす間にカニを解体して内子と肉に分ける。
外子は残りは全部すでにヅケてるからあとでトッピングする。
左上は解体の残骸で、ちょっとガシガシしがんでから捨てるやつ。



解体作業で常温になりつつあるけど、茹でたあと冷蔵庫保存してたカニだからトッピングしたあと蓋をして少し温めてできあがり。

親ガニ一枚でもなんとかこれぐらいの丼にはなる。




2〜3枚使えば贅沢親ガニ丼、カニ親子丼になるけど解体が大変すぎる。

店で出すとなると隅っこまでちまちま身をほじれないから取りやすいとこだけ大雑把に取るんだと思う。
まだほじれる残りはダシ取りに使うんかな。



自分で作るときは勿体ないのでちまちま追い込んでほじるけど、ほじり残ったガラをシガシガ噛みながらやる解体作業は一枚20分はかかるから大へんなのだ。




かに出汁味噌汁とでいただきまーす。






去年ぐらいからオオズワイガニちゅーやつが近所のスーパーでも売ってて気にはなるけど、なんかオオズワイゆーくせに小さいしボイル済みなのでまだ買ったことはない。