それと同時に、東北・上越方面の特急はホンの一部を除き…ほぼすべて廃止されてしまいました。
ですが、短区間の旅客用にシティライナー的な特急…新特急が多数設定されました。
その新しい新特急は、従来の特急車両を使用せず…使えばいいのに…と、私は思いましたが…、
今後のニーズを見据えて、特急、急行…そして快速などの普通列車にまでも使用できるよう、
185系の寒地強化型仕様の200番台を新製配置するという暴挙?…いやいや、思い切った選択をして、
利用者への新たなサービスを提供していきました。
これは185系200番台がデビューした直後…当時は新特急もまだ設定されておらず、
主に急行仕業に就く事が多かったように思えました。
これも185系200番台使用の急行…奥には上越特急が最後の活躍をする姿が見えています。
上野行き185系200番台の並び…片や急行…もう一方は新幹線リレー号。
良く新幹線に準じた塗色と言われますが…ちょっと違う意匠…色味のような気がします。
フロントに小型の国鉄特急マークを掲げているので、一応特急車両だという事が判りますが、
モハ20系(151系)より代々引き継がれていたクリーム色に赤い帯は採用されず、
アイボリーホワイトにグリーンの帯(0番台)という今までにない塗色や、
2箇所1m幅の乗降ドアなど、特急らしくないスタイルがむしろ新鮮な感じでした。