2023.01.12(木)　人生の最初の帰路は受験15歳

早朝外気温氷点下3度日中の外気温6度空気質23　暖冬な1月。

「おはようございます」。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

わたくしの孫息子たち（娘と息子の子供）は人生初の帰路に立っている受験生です。昨日、旦那様が近くに住む孫の塾への送り迎えをしました。それは塾での試験だったからです。普段はタブレットで個人レッスン。

車の中で孫息子が旦那様に言ったそうです。

「塾の先生の教え方が分かりやすく説明してくれるから・・・」

志望校を決めるというのは誰にとっても大変な決断だと思います。今後の人生を決めるかもしれない大きな決断となる1回目が15歳という節目です。その決断を自分ですることが、高校3年間を有意義に過ごせるか過ごせないかにもかかってきますよね。

ただ、15歳ってこの世に生まれてきてから15年しか経っていない年齢なので、「自分で人生を選択しなさい！」と言われても難しい年齢ではあります。自分自身の15歳の受験の時を振り返るとそこまで大人になれていなかった自分だったように思います。

受験は本人の努力次第なので、受験を受けると言う人生と向き合うのは自分なのですが、親たちの方がハラハラしたりします。

ただやっぱり、今思えば、15歳の時の選択肢が人生に大きな影響を与えることは間違いありません。でもそれって、大人になってから気が付くんですよね。

「あの時・・・。」

ですから15歳の受験って、後悔を残さないための大切な第一関門です。ということは、志望校を決めるというのは大きな決断です。

高校受験は15歳という年齢なので、今はまだあらゆる方向に繋がっている大きな分かれ道です。その道が、自分の将来へ続く道なので、親子でしっかりと相談をしなければ、高校を卒業する時に自分の進路が分からなくなります。そうすると自分の人生が何処へ続いていくのかも分からないまま進まなければいけません。同じ年齢でも芯を持って生きている人は、自分の目標に向かって突き進めるので、おのずと道が開けていきますが、人生にくじけてしまうと高校を卒業しても宙ぶらりんな生き方になってしまい、社会人になってから後悔することが山ほどあったりします。

先日、旦那様と自分たちの15歳くらいの時の話をしました。旦那様は中学生の時から自衛隊に入隊する決意を固め高校受験を受けたそうです。ですが、彼は工業高校だったので同級生はほぼトヨタ系に勤務されたらしく、彼自身が先生に自衛隊を志願していると伝えたら担任の先生に反対されたとのことでした。その理由は、「我が校で自衛隊に入隊した生徒は1人もいない・・・」だったそうです。ですが、私と結婚したてのある時、旦那様の母校から連絡がありました。「後にも先にも、自衛隊に入隊したのは君1人だけだから、みんなの前で話をして欲しい」と。実際に自衛隊の制服を着て彼は母校に行きました。

なんでもそうですが、最初の一人者って勇気がいりますが、その勇気が後々に繋がったりします。そんな旦那様を見ていると、旦那様の意志の強さが感じられ「すごいな～！」と思いました。私の15歳の時は、そこまで深く人生を考えていなかったような気がするからです。

でも、それこそが人生の分岐点です。

その道を進んでいく自分で志望校を選ぶことが人生を後悔なく充実して歩んでいくために必要です。

「志望校を選ぶのは大変だな～？」

「どの高校校がいいのか分からないし、誰か選んでくれないかなぁ？」

高校という志望校選びは人生の大きな選択です！

大人になってから思うことは、「志望校は自分の意志で選ぶ」ことが賢明です。この間、孫息子と話をしたのですが、話を聞いていると、自分の志望校は先生に「難しい！　無理！」と言われたらしく、ワンランク下げての受験校を受けることになりました。受験まで時間がありませんから、先生の判断で決められたことではありますが、15歳という年齢の大きな壁です。

志望校を選ぶということは、「何を勉強してどのように生きていくのか？」を考える第1歩です。そういう意味では、多くの子供たちが、初めて自分で自分の将来を真剣に考えさせられ、親から一歩独立する時期です。

子供の頃、将来の選択肢はたくさんあります。

やりたいこと。

やってみたいこと。

挑戦してみたいこと。

興味があること。

だけど、目的がないまま高校の卒業時期を迎えると、心が空っぽになってしまうこともあります。

孫娘は今年高校を卒業します。

お話を聞くと「何をしていいか分からない？」と話していました。

どんな風に生きたいのかを聞いてみました。

孫娘：「海外に生きたい！　英語を勉強したい！　でも就職はどこにしていいのか分からないから、とりあえず通信大学・・・」

私：「うん！　若いうちは、たくさんの場所に出かけて人生経験を重ねることは大切だと思う。だからいっぱい学ぶといいよ！」

その反面、現実の厳しさを心を鬼にして話しました。

「海外行きたかったら、それなりにお金も溜めなければいけないよね。なんでもそうだけれどね。パスポートを取るにしたってお金がかかるよ。車の免許取るのだってお金がかかるよ。免許を取ったら車が欲しいよね。その車を買うのだってお金がかかるんだよ。そこに必要なのは努力なんだよ！」

志望校を選ぶ時、「やりたいことと、やりたくないことの両方を考えて、どの道がいいのだろうか？」を考える必要があります。

でも、孫息子の話を聞いていると「偏差値」で選ぶ確実な選択肢を与えることの方が多いのかもしれません。

「とりあえずは楽な高校を選んだ方が無難！」という理由かもしれせん。

将来の夢が明確な場合には、簡単にその道の選択ができるかもしれません。しかし、将来の夢がまだあまりよく分からない場合には、なるべく広い選択肢を残せるほうが人生の後悔は少なくなるかもしれませんものね。

　社会人になるための工程が学生時代ですから、正直、親子ともども難しいのも現実です。とはいえ、社会人になると、失敗も成功も自分で責任をもち、自分の力で道を進んでいくことが、生きる力になりますので大切なのはそこなのかもしれません。

最終的に自分の人生を歩んでいくのは親ではなく、自分なので、失敗したとしても、親の言うとおりにしておけばよかったと思ったとしても、自分で選んだことに責任を持つことでまた新たな道を進んでいけたりしますから、親がすべての進路を決めてしまうと「あの時・・・」と子供が後悔してしまう場合もあります。

親も必死ですよね。

費用が掛かりますから。

現実問題、費用については必ずしも希望通りにあるとは限りませんので、費用についてはどれくらいかかって、どのような補助の制度があってなどなどを調べることが大事です。孫娘は、費用のことなどをネットで調べていましたが、現実の問題としては、そこが一番大きいと思います。

しかし、道は1つでなく高校受験をする中学生の目の前にはたくさんの道が広がっています。その可能性を広げるための学校が高校生活のように思えます。そして高校を卒業するとき、冷静に少し落ち着いて周りを見渡すと多くの道があります。どのような道を選択するにしても、費用については考慮しながら、その中で最良の道を選ぶことが必要だと思います。

人生は後悔の連続がつきものですから、そこに焦点を置く必要はないと思います。その都、壁にぶつかったら考えればいいだけのことです。そう考えると、自信を持って自分の人生を歩むために、志望校の選択には正解も不正解もないと思います。