2022.11.29(火)　タロットリーディング

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おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

昨日は１ヶ月ぶりに紫響先生とスカイプでお会いしました。たった１ヶ月、されど１ヶ月。紫響先生は緊急手術で入院を余儀なくされて「命拾いをした」と話されていました。積もる話も多かったので午前中からお喋り。わたくしも安堵しました。

嬉しいご報告が他にもありました。昨日生徒さんからLineメールが届き「かなり昔に買ったタロットリーディングの本が納得できるようになりました。」と。生徒さんのお話によると、私と知り合う前にタロットを勉強したくて購入した本らしいのですが、読んでも意味が納得できなかったらしく、難しすぎてしまい込んでいたとのことでした。しかしタロットの勉強会（ライダー版・マルセイユ版）を終えた今、しまい込んでいたその本が目に留まって開いて見ると、難しいと思っていた本が頭にはスーッと理解できたとのことでした。

この2人は何を話していると思いますか？

タロットカードは、関連付けながらイメージするのがコツです。

一番大切なのは、タロットテキストの意味にとらわれすぎて、言葉が単語になってしまっているというところです。イメージとしては、外国の方が目の前にいらっしゃったとします。自分も相手もお互いの言語は話せなかったとします。ですが、自分に助けを求めているような直観はしました。周りを見渡しても他者は１人もいなくて、自分が何とかして助けてあげなければいけなかったとします。

あなたはどうしますか？

魔術師（向かって右側のカード）は、机の上にいくつかの道具を並べています。実は、机の上に並べてある道具は、小アルカナのスート（小アルカナに描かれているシンボル）たちです。これは、四大元素と呼ばれているカード↓たちです。

「ワンド・カップ・ソード・コイン（ペンタクル）」

「この中のどれかを使って助けてあげる」ことを伝えている場合もあります。例えばですが、出会った相手がひどく疲れているように感じたとします。でも言語は通じません。

こんな時って、私たちは身振り手振りで相手に話しかけようとしませんでしょうか。

「どうしましたか？」

魔術師は「4つの道具（暖を取るもの（火の元素）・飲み物（水の元素）・コミュニケーション（風の元素・お金（地の元素）を持っています。相手の様子から見て、今困っている状態のものを手渡してあげることも考えられます。

タロットカードは、身近な光景に置き換えて会話を広げることでリーディング（読み朗読する）力が身につきます。

タロットカードからうまく会話が取れない一因は、描かれている人や光景が現代とかけ離れているからかもしれません。ただ、このカードの意味をある程度理解することで、海外の素敵なカードたちとも会話ができるようになります。海外のタロットカードは、オラクルカードと違って日本語解釈がされていないカードがほとんどです。例えばこの「恋人」のカード。2人は少し離れた場所に立っています

この場面をシチュエーション（状況）してみます。

描かれた人物が実際にいると仮定するのです。このカードに描かれている男女は何を話しているのでしょう。

このカードをよく見てみると、男性は女性をじっと見ていますが、女性は男性を見ていません。それどころか、天に描かれている天使を見ています。

それぞれに何を話しているのでしょう？

タロットカードを漫画本と思ってください。吹き出しをつけて会話させてみるのです。

例えば、真ん中の男性が現在の主人公だったとします。この男性の心の愚痴を聞いてみたいと思います。

真ん中（ワンド10）

「あぁ疲れた！　目の前が家だと言うのに、疲れすぎてクタクタだよ！」

過去（ワンド4）＝この位置は自分の見えていないシーンだったり、過ぎ去った出来事を示しています。

「今頃、みんなは楽しそうにリクレーションを楽しんでいるのだろうなぁ？」

未来（コインの7）＝自分の考えている事だったりします。

「俺（私）は何のために頑張って働いているんだろう。」

お話は固く考えずに、自分の普段使っている言葉でコミカルに軽いノリで話してもいいのです。

タロットカードは、自分とのコミュニケーションツールの相手なので、気取らないで話しましょう。

「今何が起きているのか？」

「今の現状はどうなっているのか？」

案外一番難しいのは「悪魔」のカードかもしれません。

「悪魔」のカードは「恋人」のカードと類似しています。

右側のカードは「幸福」左側のカードは「怠慢・堕落」というような意味があります。この2つのカード物語は、男性が女性の快楽の虜になって結ばれた関係を意味していますが、恋人のカードのバリエーションになっています。

数字を見てみると

左側のカードは「6」の偶数＝外的要素（陽）

右側のカードは「15」の奇数＝内的要素（陰）

この2枚のカードは男女の裸が描かれていますので、お互いに包み隠さない間柄であることを示しています。右側のカードは恋する気持ちを表していますが、左側のカードは「欲望/離れられない関係」だったりします。

ただこのようなことも言えます。

第三者から見た場合、2人の関係性に対して踏み込むことは結構大変です。なぜなら、本人同士にしか分からない出来事があったりするからです。知らず知らずのうちに2人の間柄に対して土足で踏み入っている場合もあるからです。悪魔のカードは、故意に自分の意志を相手に押し付けてしまっていることもあり得ることも話しています。2枚のカードが示すのは「目には見えない間柄」です。そこにはいろいろな意味で複雑に絡み合ったエネルギーが生まれています。それゆえ一概に「悪いカード」と読むのは軽率になります。そのことに関して「囚われて、重苦しさ」を感じている時にも表れやすいカードなので、そのことも考慮に入れる必要があります。しかし、自分が第三者なのであれば、口出しは無用です。当人たちに任せましょう。

カードは数字で見てみましよう。

例えば悪魔は「1と5」です。

「1」は「物事の始まり」です。

「5」は、今の状況の流れの変化を動かそうとしている重要な分岐点です。

「5」は「10の半分」だからです。

「10」は、タロットカードで示せば「運命の輪」なので、「0と1」その先にあるものです。