2022.10.19(水)　神（龍神＆観音）様の言うとおり（48）

朝の外気温7度日中の外気温14度空気質20

暖房とお付き合いする季節になってきた北海道。中山峠などの標高の高い山は雪が降ったそうです。

おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

『エミシの国の女神』を読んでいます。まだ途中ではありますが、「そもそも北海道の私がどうして三河の国に嫁がされたのか？」がなんとなくぼんやり…。

『闇に隠されている話』

神の世界のことゆえにまったくもって理由は分かりませんが、昨晩、時々ご連絡をくださる姪っ子さんのお父様から電話がありまして、20分ほどline電話で話しました。

「しかし不思議だよね。僕もね。日本全国の神様参りを夫婦でしているんだけれど…先日もねー、1600キロも走ってきたんですよー。瀬織津姫様の話、猿田彦様の話、やっぱり北海道の家と愛知県三河の家は繋がっているんだねー。」

運命にひそかな影響力を与える私たちの人生。

「私たち（自分）はなぜ生まれてきたのか？」

このような疑問を抱いたことはありませんでしょうか？

「自分がなぜこの世に生まれてきたのか？」と真剣に考えることは、人生を生きていく上でほとんどないかもしれませんが、しかし、スピリチュアル的な観点で考えてみると、非常に深い意味があることが見えてきます。

「人生の目的？」

「私たちはなぜにこの世に生まれてきたのか？」という大切な問題は、誰しもが分からないから学校の教科書にも載っていません。そして毎日の生活に埋もれて隠されてしまう。生きるということは、とても大切な問題であるにも関わらず、教えてくれる人と巡り合わずに生涯を終えていく人もたくさんいると思います。

ただ、「そんな事考えたら生きていけないよー。毎日の生活が楽しければいいんじゃない。」と考える人も多いかと思います。

でも、もし…。

占いって「当たるも八卦当たらぬも八卦」と、思われる方も多いと存じますが、占いそのものは「あて物」ではありません。目に見えるものや現象だけがこの世を創り上げ、人間が人間を支配するものではないと考えています。ひとつの物事が起こる陰には、目には見えないたくさんの要因があり、原因があり、それらが因縁ともいうべき影響力で現象という形で導かれているのだとしたら、少し立ち止まって静寂になり、自分を見つめ、人生の目的について考えてみると、大切なことが見えてくるのかもしれません。『円空と瀬織津姫』『エミシの国の女神』を読んで、私も過去の出来事や、先祖たちの環境など、様々な出来事を考えさせられています。

「私の生きる中で大切なことは何か？」

人間の人生は限られています。愛する人や動物もいつかは死を迎え、そしてやがて自分自身も死を迎えます。こうした仕組みは当たり前になっている私たちの世界。

考えてみてください。

「なぜ自分がこの世に生まれてきたのか？」

現実問題、私たちの日常生活の中で「生きる理由や生まれてきた理由」など面倒くさくて考える必要はないかもしれません。しかし、スピリチュアルな面から考えると、「私たちが現世（この世）に生まれてきた目的を知る」ことは、とても大切だと私は考えます。

ただ単に経験を積み、学びを得るためなのか？

地球という場所で様々な修行をすることが目的なのか？

輪廻転生という考え方に基づくと「人間がこの世（現世）で生まれる理由を考える上で最も大切なのは輪廻転生」だとされています。タロットカードのお勉強会の時、個別ではありますが、タロットカード愚者の説明をさせていただきます。

世の中に存在する全ての生き物の身体には魂が宿っています。魂は人間や動物の本質的な存在ですが、肉体という魂を入れる器が無ければ、目に見える形では生きてはいけません。肉体が「死」という滅びの後に「魂」は、新たな肉体に移っていく。この「魂」の「肉体から肉体への移動」が「輪廻転生」という考え方になります。それゆえ、「輪廻転生（りんねてんしょう）」とは、「生と死を繰り返すこと」だと仏教の世界観では言われています。

いくども生（現世）と死（あの世）を行き来することは、新たな別の命としてこの世に転生することを意味しています。

タロット物語は、愚者（人間）が魔術師という高次元的存在と出会い、あらゆる地球での出来事を「空（くう）」という世界（宇宙）から見て考えさせられるシーンで語られています。

愚者と魔術師は別の世界（高次元の世界）なのです。文助叔父から聞いている話では、神様、そして亡くなった人間の魂の住まい「宇宙」にあると聞いています。人も動物もこの転生の中で生まれ変わり、地球に生まれ変わってくると言われています。しかしもし地球という美しい惑星がなくなったらと考えると、地球で生きる目的を修行の場と捉え、今度生まれる場所が高次元界に生まれ変わることもあるのかもしれません。

この高次元とは5次元以上の世界とも言われているのですが、タロット物語（愚者という人間の魂が肉体から幽体離脱して魂から見る世界）を読むと高次元では肉体は存在していないであろうことが想像できます。文助叔父も似たようなことを話していました。地球上で神様と呼ばれるものは肉体を持って、私たちに姿を見せているが、他の星からきているから光で動き肉体を持たないと。

肉体をもらって生まれ、地上に降りてきて初めて、様々な体験をして実感することができる私たちです。経験や体験のためには「体（肉体）」が必要です。肉体を持っているから「歩く、走る、眠る、休む、働く、話す、本を読む、ドライブする、愛し合う」ことができます。また、「喜びや悲しみ、楽しむ」を感じることもできます。このような出来事は、肉体という器があって、その肉体に心が宿るから感じられるあれこれです。

タロット物語は異次元の世界の話ではありますが、語られていることは「宇宙エネルギーと地球のエネルギー」、そしてそこに住む命あるものは皆、一体化していることが分かります。

私たちに大切なことは、「何事もなく生きていけることに感謝する心を持つ」ことに尽きると思います。日常生活の中で普通に生きていると、それが当たり前と思ってしまいます。例えば海の中では呼吸ができない人間です。空気に例えて考えてみると、空気がこの世になければ人は生きることができません。とはいえ、当たり前すぎて空気に感謝する機会はほとんどありませんけれど、この当たり前である出来事ことがなくなった時、すべての愛とすべてのことに感謝の気持ちが湧くのではないでしょうか。あらゆる出来事は変化していきます。

私たちは母親から生まれても、やがて自分の世界へと飛び出します。そして誰かと出会い、その誰かと生きていくことになります。私ももちろんそのような生き方をしています。今はもう親はこの世にはいませんので、何を孫たちに残さなければいけないのかということを考えています。しかしそれは、物質ではなく先祖から受け継がれた遺伝子的なことが大切だと考えています。

「なぜ自分がこの世に生まれてきたのか？」

「どうして旦那様と出会ったのか？」

「カルマ(過去世での体験の記憶)なのか？」

わたくしの過去世を紐解いていくと、人にはなかなか理解してもらえない異端的な人生を歩んできたようです。でもそれはたぶん今も同じ。輪廻転生する中で、死後に業績が認められた時もあったようなのですが、存命中は正当な扱いを受けられないことが多かった前世のようでした。魂の世界や神の世界の話は、ある種、理想主義的な世界観だったりします。ですから、私は他者には押し付けません。