2022.10.11(火)　神（龍神＆観音）様の言うとおり（42）

朝の外気温14度日中の外気温18度空気質21

おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

テレビの天気予報では、昨日、日本列島で大きく分かれたお天気だったようですが、北海道は大荒れのお天気でした。苫小牧も一日中、強い雨風でした。

突然ですが、運命とはいったい何なのでしょう。

考えたことはありますでしょうか。ふと思うとき、それは人の意志ではどうしようもない神の定めなの？　それとも運命というものはもともとなく、すべては過去生の因縁から起こる物事の偶然のなせるわざで起こることなのか？

今朝３時30分旦那様が忽然と私に語りかけました。

「家（うち）の井戸からどうして龍が現れたか聞いたことがある？　あなたの家の龍神様と僕の家の白蛇龍神様とは御親戚だって言っていたけど、どうゆう関係なんだろうね。」

私：「その辺の事情はよく分からないけれど、そのように伝えられたことは間違いない事実だよ。ただ、あなたのお母様から聞いた話では、お父様のご先祖様が関わっているんじゃない？」

旦那様：「たしか我が家に、僕の家族の戸籍謄本があるよね。」

私：「うん。お母様が御健在の時に、お母様と一緒に市役所で…。」

旦那様：「先祖の名前を見れば、記憶が蘇るかも？」

現在の戸籍謄本や抄本は、市役所でコンピュータ管理されて過去のものは整理されてしまっていますが、ひと昔前までは縦書きの手書きでした。それゆえ、私は家族全員の戸籍の写しを大切に持っています。今、思えば、それらは大切な先祖の家宝です。間違いなく生きていた先祖たち。それは、その方たちがその時代を確かに生きていた証でもあります。わたくしは、家族の戸籍を江戸時代まで遡って取り寄せています。これは、現代の世の中、よほどでなければ手にすることは難しい過去帳です。

私の職業柄、たくさんの人の話を聞き、たくさんの人のホロスコープを見させていただき、「なぜあなたはその人のもとへ？」と考えさせられることが山ほどあります。それは自分自身もそうです。人は誰でもそうですが、誕生時に与えられる条件や生まれる時の場所、環境や性別を選ぶことはできません。誕生時に天空を取り巻いていた星々の位置で運命を知るのが占星術ですが、ではなぜ、私たちはその瞬間に、その星の元でこの世に生まれ出たのでしょう。私たちの魂は、時の流れの中を生まれ変わり死に変わりしながら輪廻転生しているのだと言います。そして、前世での生き方や魂の記憶の中にある何かを求めて現世に生まれ変わるのだとも言われています。

もし今、あなたが誰かを愛し恋している人がいたとしたら、なぜ、その方を愛してしまったのでしょう。たとえそれが世間から認められない恋だとしても、どうして巡り合ってしまったのでしょう。それは偶然なのでしょうか？

自分の心の奥深くに問いかける時、あなたは答えることができるでしょうか。あるいはなぜ、そのような生き方ばかりを選んでしまうのでしょう。そのように問われた時、あなたが今まで生きてきた時間の記憶の中でそれが説明できるでしょうか。

運命について考えてしまう人は少なからず多いと思います。

昨日の続きから『闇に隠されている話』

母との関りを持たされた松前藩家老の御先祖を持つ方たちは、お金には不自由していないであろう家系だったようです。しかし、バブル崩壊後、母はその方たちのために多額な借金を背負うこととなり、その家系やその方たちに関わった男衆が次々と事故や不変な死を遂げて亡くなったようでした。その後は母、龍神様の紹介で義父と結婚することになるのですが、母にとっては一番長い結婚生活を送りました。しかし、母の結婚相手も龍神様繋がりの親族（母の姉（長女）の旦那様の子供（御長女は5人の男の子を持つ家に後妻で嫁ぎました）の五男だったのです。その方との結婚後、『霊観占い大幸』を立ち上げたのです。しかし、バブル崩壊後に背負わされた借金は、母が亡くなる3年前まで支払っていたようでした。

母：「ようやく返済したわー。」

その3年後に母は、この世を旅立ったのです。

当時私は千葉県に来ておりました。

龍神様：「すぐに北海道に戻りなさい！」

千歳空港には妹夫婦と母が迎えに来てくれていました。苫小牧の回転寿司で昼食を取り、久しぶりに帰った着た我が家で、母の足をさすってあげました。

母：「明日、対面鑑定が入っていて忙しいから、あんたも手伝ってくれるかい。」

次の日。

母：「夕方予約のお客様がまだ見えないし、暗い夜道での運転が心配だから、もうあんたは帰っていいよ。」

11月11日夜22時過ぎ、鑑定室から家に戻る途中、母にとって一番思いれの強い店舗（物置小屋になってしまっていた場所）で倒れてそのまま帰らぬ人に。

店舗裏にある自宅に帰るには、外を通るのではなく、この物置小屋になってしまったお店を通る方が近道なのですが、私が思うところの因縁を感じてしまっているのです。それは、龍神様が建ててはいけないと言ったビル。母の最後の死は、自宅ではなく、一番愛してやまなかった店舗の一角だったのです。

母から店舗ごと『霊観占い大幸』を続けてほしいという願いもあったとは思うのですが、結局、そのお店で仕事を続けることはできなくなりました。そのいきさつはいろいろあるのですが。

龍神様：「この店舗を使用することはダメです。」

多分、因縁が深すぎる土地だからなのかもしれません。

『円空と瀬織津姫』の本を読み、ひょっとしたら母は、前世で清算されていなかった因縁をもってこの世に生まれ、盛岡から最終的に北海道白老という土地で、母とその一族の因縁的関係が消滅したのかもしれないとまで考えさせられている『円空と瀬織津姫』の本です。

母は自分の死をもって因縁が断ち切られたのだとしたら、母が亡くなった3年後の義父の再婚を通して、義父と私たちとの縁を絶たれた（観音様の屋移り）のであれば、それはそれで、龍神様のおっしゃった「あの店にはかかわってはいけません。」の言葉が納得できるような気がしています。

龍神様、観音様から伝えられた御言葉は絶対に肝に銘じて守らなければいけないのです。

実は、母の前世の一部に隠された秘密があります。それは、現世でも、自分の欲しいものは自分で勝ち取る生き方をするということと、人から与えられたものや、苦労せずに入るものだけでは満足したり妥協した生き方をしない不屈の精神を持って生まれてきている事を、私は、母のホロスコープから知り得ていました。実際に、母の幼少期からの話を聞いてホロスコープを眺めてみましたが、母が本当に望んでいたものは「豊かな富」だったのでしょう。正直に申し上げますと、母は事業家でした。それゆえ、私たち子供にとっては母親ではなく、ひとりの女としての生き方を全うした人でした。子供にとっては寂しい母親像でしたが、たとえ危険を冒してでも自立した生き方を目指した母の姿は尊敬するところでもあります。なぜなら、私にはリスクを背負ってまで立ち向かう勇気がないからです。常に石橋を叩き、足元を踏み外さないような生き方を目指してきた私なので、母とは真反対の性格なのです。母と私の性格が混ざり合えば、ひょっとしたら違う生き方になったのかもしれません。

母：「あんたみたく臆病になってばかりいたら、何にもできないのよ！」

ヤクザにまで立ち向かうような世渡り上手な母でしたが、私には到底できない生き方です。

反対の性格ゆえにぶつかり合うことも多かったのですが、決して母を憎んでいるわけではありません。ただ、人生の危ない崖っぷちをいつも歩いていた母なので、「怖くて見ていられない」。だから、母の生き方に賛同できない、大っ嫌いな生き方でした。私にとっての母は「半面教師」のところがあります。ですから、私は理想ばかりを追いかけているのかもしれません。

『円空と瀬織津姫』の下巻、本のフィルムがまだ付いたままですが、いよいよ開封したいと思います。

実は今日、「母の月命日」なんです。母はいつも言っておりました。「私の人生のあれこれを本にまとめて」と。

この続きはまた明日。

皆様の今日もお元気でいられることが何よりですが、誰しもが頑張りすぎている私たちです。皆様の今日という1日の一瞬一瞬をゆるりゆるり、サラリサラリとお過ごしができますよう。そしてまた心安らかな日となりますよう。それではまた明日。合掌