2022.06.07(火)　太宰治のホロスコープを眺めてみた

朝の外気温8日中の外気温15空気質33

おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

今日は乙女座で迎える上弦の月です。

曇り空なのでお月様は見えませんが、画面上での宇宙を今朝も眺めています。

日曜日、旦那さまは高校3年生の孫娘と小6の孫娘を連れて図書館に行って来ました。私は生徒さんとの勉強会でしたので一緒には行かなかったのですが、帰宅後に、どのような本を借りてきたのかを聞くと『太宰治の人間失格』でした。どうして太宰治に興味を抱いたのかを聞くと、女性遍歴に興味を抱いているようでした。私も中学3年生頃から高校生の頃に読んだ太宰治の本ですが、一番記憶に残っているのが『走れメロス』です。

太宰治は1909年06月19日、青森県北津軽郡金木村（現在の五所川原市）に生まれました。どの本を読んでも、彼の学生時代は優等生で文才に秀でていたといわれていますが、ひょうきんな人気もあったと記されています。私はホロスコープに散らばっている惑星という視点からしか物事を見られませんが、チョッと興味があって、ホロスコープを作成してみました。なぜなら、彼の女性関係の波乱万丈に興味があったからです。その辺は、高3の孫娘と一緒かも（笑）

太宰治（本名　津島修治）1909年06月19日生まれ。出生地は青森県北津軽郡金木村（現在の五所川原市）

ホロスコープから眺める彼の性質は、人気者でありながらも寂しがり屋な傾向にあります。また、とても好奇心が旺盛で情感が豊かな方です。言葉をまとめると「お話し好きで寂しがり屋で繊細な性質」が、女性遍歴の多さにつながっているのかもしれません。

性格は、進歩的で勘が鋭く、優れた表現力を持っている方です。その考え方は斬新で独創的な捉え方をするので、現在にまで功績を残していてるのだと思います。ただ、浮き沈みが激しすぎる側面をお持ちのようなので、深く考えすぎると繊細な心が傷つきやすい弱い面もあります。又、とてもプライドが高い方なので、プライドを少しでも傷つけられると、心の中の傷は傍から見るよりも予想以上のスピードで心の中に広がり悪化させてしまう心の傷です。それだけ繊細な心の持ち主のようにホロスコープからお見受けします。

月/金星・・・愛情軸

蟹座の月/金星/海王星0度は「流されやすい愛と誘惑には不幸が付きまとう」と言う意味があります。

太陽/ドラゴンヘッド・・・家庭軸

双子座の太陽/水星/冥王星/ドラゴンヘッド0度は「愛情関係を示す家庭軸」です。これらは、「家庭環境が与えている組織の力と知性からくる神経障害」と言う意味があり、2つの顔を持つ二面性があります。

積極的で器用で、知識が豊富な改革風雲児です。

女性遍歴はひとことでいえばモテ男タイプなのだと思います。彼をタロットカードで表現すると女帝のカードです。

このカードには「穏やかな生活」と言う意味が込められているのですが、「心地よさと安心を得られる喜び」というキーワードもあります。それゆえ太宰治は、母親のような優しい愛情を女性に求めていたのかもしれませんね。

案外、女性にとっては母性本能をくすぐられるような太宰治の魅力が女性を引き寄せていたのかもしれませんね。

例えばの想像ですが、太宰治は非凡な表現力をお持ちの方です。

何気ないありふれた言葉でも、太宰治が発すれば、相手が心を開くようなテクニックをお持ちのようです。ただ、自分の全てを理解してくれるようなパートナーの存在を熱望しているようなので、その辺が女性遍歴の多さにつながっているのかもしれませんね。

太宰治の欠点は、ルーズで自己管理が苦手な面があるというところです。基本的には体力も気力もある人なのですが、自分に甘く、アルコールを取りすぎたり、体調が優れなくても遊びに出かけてしまいがちな自分勝手な側面もお持ちのようです。要は、心の充実を求めていた彼の生涯かもしれません。それゆえ、38歳という若さで・・・。

太宰治は日々の幸せに目を向けていた人物なのだと想像します。しかし、目の前の問題に意識していた傾向がありますので、そのたびにマイナスという解決策を選んでしまったのではないかとも？

高校3年生の孫娘は、太宰治の本を何冊か借りていたようなので、彼女はそれらの本を読んで、どのような感想を持つのでしょう。

わたくし自身、太宰治のホロスコープを眺めて感じたことは、彼にとっての人生は、「世間というみんなと一緒ではなくていい（世間でいうところの幸せなんてどうでもいいこと）」だったのではないかと想像してしまいます。そう考えると、彼は本当に魂が求めている文才作家だったのかもしれません。

彼のホロスコープを眺めていると、月と海王星の語りが魂の叫びのようなものに聞こえてきます。どこかに、世間的な幸せが自分の望みだと思い込んでしまうと、自分自身が迷路に迷ってしまうような「幸せとは何か？」に、なかなか気づきにくくなっていたのかもしれません。それがホロスコープに書かれている最終的神経障害なのかもしれませんね。彼は世間一般の幸せに影響されることなくも自ら望んだ人生を選び取ってしまったように思えます。

悲しい結末ではあります。