2022.1.12(水)　「自分という名の他人を知る」夢日記

今朝の外気温0度にわか雪　日中の外気温2度

おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

昨日、旦那さまが、「お財布を落としたと言って」電話連絡がありました。電話で話しながらオラクルカードを引いたら↓

観音様に願いました。思い当たるコンビニに彼が出向き、「お財布の届け物がありませんか？」と尋ねると、お財布が届けられておりました。カードが入っているので安堵しました。

今朝、とても不思議な夢を見て目が覚めました。

雲ひとつない青空の上に、どこかの国の島が浮かび、生活しいる人々の様子もうっすらと見えて、大きな湖水までもハッキリと蜃気楼のように見える夢でした。地上の私から見れば逆さまの島なのですが、その島から突然大きな物体が飛んできて、多くの人が慌てて逃げ惑うちょっと怖い夢でした。

夢って摩訶不思議で突拍子もないストーリーが多いですが、基本忘れることが多いものです。寝汗をかくほどハラハラする夢であっても、目が覚めたら何の痕跡も残さずに消えてしまいます。わたくしの場合は、目覚めた直後に、記憶のあらすじをなんとなく辿って夢の内容を書き込むようにしております。

夢はつかみどころのないものですが、夢から、何らかの意味を読み取ろうと、幼い頃から夢の不思議について考えてきました。夢の中には、私たちの感情や経験、欲望や恐怖などといったいろいろなものが溶け込んでいると言われています。それは、「人間の意識の奥の向こうに無意識があり、無意識のさらに奥には良識が封じこめられているから」と、夢の分析者フロイトが語っています。この夢の構図を、人の心を海に浮かぶ氷山に例えられています。

海面からわずかに出ている部分が「意識」、しかしその下には膨大な無意識が隠されていてるそうです。無意識のうち、海面に近い部分は、普段忘れているらしいのですが、きっかけがあれば、思い出せる記憶。さらに、無意識の下部に押し込まれているのが、何らかの欲求のようです。フロイトの弟子である、スイスの心理学者ユングもまた、無意識の領域に深い関心を抱いたらしいのですが、彼が定義したのは、無意識の奥にあるものは、集団が共通に持つイメージに注目したそうです。

ユングによると、無意識のイメージは6つの元型があると言います。

そのひとつが「自分の内面の嫌な部分（シャドウ）」、社会的な顔の自分（ペルソナ）」、母性的な部分（グレードマザー）」、父性的なもの「オールド・ワイズマン）」、男性的なもの（アニムス）」、女性的なもの（アニマ）」。

夢の中では、日常の中で押し殺されているシャドウは、暗い人物としてしばしば現れるのだそうです。人間は、このシャドウの部分に蓋をしがちなため、存在しているけれど、心の中では隠しきれないことができないので、夢の中で暗い人物として登場するらしいのです。「この人は誰だろう？」と、顔の見えない人物を考える事がありますが、実はそれは、シャドウの自分なのだとか。わたくしたちは、悪い夢、良い夢と解釈しがちですが、その時々の置かれている状況によってうなされることもあるのだそうです。

ちなみに、今朝の私の夢は「青空の上に島」がテーマなので、たぶんオアシスを求めているのかもしれません。

空の夢は「安らぎや自由を強く求めている証」だからです。2021年の暮れからいろいろありましたから、無意識の奥の部分がチョッとお疲れモードなのかもしれません。空からいきなり飛んでくる物体は、他者が乗っている乗り物なのでイメージとしては↓

「急速な展開」と言う意味があります。たぶん私が思い描いていることに対して、一気に状況が動く可能性があることを示しているのかもしれません。

人間は、目覚めている時には、自分の感情を理性の力で抑えることが可能らしいのですが、夢の中では、その抑制が利かなくなり、普段考えていることが夢として現れることもあるのだそうです。ということは、夢は、心の奥底にある本当の自分の気持ちを視覚的シンボルに変えて、自分自身に伝える役割を担っているということになります。