おはようございます。
北海道苫小牧市の峰 ゆり子です。
https://www.youtube.com/watch?v=KluehCB8J7w&index=1&list=RDKluehCB8J7w
『Only Love』
昨日は、お掃除を済ませてから、『百年の物語』を、第1夜「大正編・愛と憎しみの嵐」～第2夜「戦後編・愛は哀しみをこえて」、第3夜「現代編・Only Love」をひとりで鑑賞しておりました。
このドラマは、2000年8月28日～8月30日の3夜連続、TBS系列で放送されたハイビジョン製作のスペシャルドラマらしいのですが、わたくしは今回初めて見ました。
3夜の平均視聴率は29.6%の話題ドラマですのにね。
σ(^_^;)
時代は変わりゆくものです。「Only Love」の曲をモチーフに、明治後期から平成に至るまでの『百年の恋』物語。松嶋菜々子さんと総勢たる俳優さんたちの演技に見入ってしまいました。
過去百年の時代を振り返り、わたくしもまた、我が家の百年の歴史と重ねてしまいました。
わたくしの父は癌で最期を終えました。
亡くなる半年前、自分自身の人生初期の生い立ちを地図を見ながら語ってくれました。父は山形県米沢市出身なのですが、樺太で生まれ育っています。父の親（私の祖父）は警察官。そして祖母は、旅館の一人娘です。旦那様の定年後、関東から東北を経由して北海道に帰ってきました。その時、生まれて初めて、父方の祖先の地に足を踏み入れました。現在も山形県に住んでいる叔父と叔母が、旅館のあった場所に連れて行ってくれました。
人、ひとりの人生は壮絶です。
そして、人の生き方は、時代に翻弄されながら変わるものです。
わたくしの母のお姉さんは、相手の男性が病気と分かりながらも、婚姻を交わされたそうです。数か月後、旦那様は白血病で…。当時は、一回結婚した女性は「お手付き」と称されて、普通の結婚は望めなかったそうです。それゆえ、５人の息子を持つ男性のもとへ後妻で入りました。
生涯、実子を産むことなく…。
その５人息子の末っ子が、現在の私の義理の父です。
『百年の恋』は、あらゆる人たちの時代模様を真正面から見つめようと企画さたドラマのかもしれませんね。現代版の最後のシーンで、松嶋菜々子さんが扮する職場の女性スタッフと会話されていますものね。
観る側に『愛』の大事さと『生きる』という指針を与えてくれる作品でした。
人は『七難八苦』を生きてくると『幸せ』そのものを手にするのが怖くなるものです。その理由は、再び自分が傷つくのが怖いからです。
皆様の今日もさらりさらりゆるりゆるりとお過ごしくださいますよう。
合掌
それではまた、ごきげんよう。