おはようございます。北海道苫小牧市のタロット占い師 峰 ゆり子です。いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。
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『般若心経』というお経を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。その中に『空(くう)』とか『無(む)』という文字がたくさん出てきます。数えてみましたところ、『空』という文字は七回使用されていました。
インド発祥の『般若心経』を東洋漢字に直して『空(くう)』とか『無(む)』とかという字を使用しているのかもしれません。
※梵: प्रज्ञापारमिताहृदय 、Prajñā-pāramitā-hṛdaya, プラジュニャーパーラミター・フリダヤ
『空(くう)』という意味をずーっと考えていました。愚者の謎解きをしながら『空』を感じていました。そんな時、フッと思い出したのが、『空(そら)』 『空(から)』です。
タロットカードのキーワードの愚者にどことなく似ている『空(くう)』と『無(む)』という言葉です。
どうしてそう思うかと言いますと、『空(くう)』も『無(む)』も『0(ゼロ)』をイメージさせるからです。
『空(そら)』は広大(おおぞら)です。
『空(から)』は空っぽ(からっぽ)です。
カップの中に満たされる水は、「豊かさと愛情」です。最初、カップの中は空っぽです。その空っぽのカップに水を満たすことでいっぱいになります。
『水(自分&相手)』にも『カップ(相手&自分)』にも器(愛)が必要です。手で水を空(す)くっても、指の隙間からこぼれ落ちてしまいます。また、カップの水がいっぱいいっぱいだったら、水はこぼれ落ちてしまいます。器(心)が大きければ大きいほど、受ける水はたくさん入ります。
どうしてこのような説明をしているかと申しますと、「般若心経」で用いられている『空』という文字は、『空』そして『無』そのものを理解することのように思えたからです。
自分(五蘊(色・受・想・行・識))の中を「愛で満たして、豊かな(広大)心を持つ」。すなわち『空(くう)』であり『無(む)』であるのではないかと思えてきました。
皆様は、ご自分の心を愛で満たしておりますでしょうか。
『0(ゼロ)』という番号を持つ『愚者』のカードには、『お経』というキーワードを『梯子(はしご)』という言葉で表現しています。「一歩前に踏み出す」は『空』であり『無限の可能性』です。
わたくしもそろそろ『愚者』を卒業して『魔術師』に…。
今日は難しいお題でした。
それではまた。ごきげんよう。
皆様の今日もさらりさらりゆるりゆるりとお過ごしができますよう。
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「占 大幸 uranai daikou」 (合掌)