週3日勤務の準社員として、経理財務担当として働きながら、

社労士として開業登録し、個人事務所を立ち上げたものの、

ほとんどの仕事は、経理記帳と給料計算、

それぞれの会社の簡単な社会保険手続きのみ

 

顧問先を持って、本格的な社労士としての仕事は、ほとんどしていませんでした

ましてや、CFP(ファイナンシャルプランナー)としては皆無

 

そんな中でも、唯一、1年間ほど顧問先を持つ機会がありました

知り合いの税理士からの紹介で、ペットショップの経営者からの依頼

 

ペットショップと、併設したペットホテルや、グッズ販売、

トリミング、しつけなど、若いオーナーなのに、手広く商売していました

 

 

私の主な仕事は、給料計算と社会保険関係

従業員数も少ないし、楽そうだなと思ったのが運の尽き

 

いわゆるブラック企業で、給料の計算の基となる出勤時間、出勤日数が曖昧

 

まず、そこを正して、簡単な就業規則を作成し、

出勤簿や賃金台帳、給料明細をきちんと作りました

(それまでは、出勤簿どころか、タイムカードもなかった💦)

 

 

オーナー(事業主)は、そういう法的な事に無知だっただけで、

反発を受けずに、素直に聞き入れてくれたのは良かったのですが・・・

 

 

内情を知るうちに、色んな事が分かって来ました

 

まず、そのお店のしつけやトリミングの一番腕のいい女性が、

オーナーの奥さんで、離婚協議中

しかも、妊娠していました!!

誰の子かは、聞きませんでした

(オーナーの子ではない可能性が大だったので・・・アセアセ

 

そして、そのお店の中には、奥さんの友人でオーナーの現愛人が存在びっくり

 

オーナーとしては、奥さんと離婚して退職して欲しいけど、

その奥さんがいないと、ペットショップとしては、大変な痛手になり、

多くのお客様を失いかねない

(ほとんどのお客様は、奥さんのお客様)

 

 

私の主な仕事は、オーナーや奥さんの悩み相談にシフトしていきましたアセアセ

 

 

そして、労災的なケガや、労基法上問題のある解雇(他の従業員の)など、

次から次へと問題が持ち上がってきました

 

その上、たった一件しかない顧問先のために、

管轄地区の関係で、私の居住地からかなり離れた社会保険事務所(当時)や

ハローワーク、労基署に足を運ばなくてはならず、

顧問料と見合わせると、全く採算が合いませんでした

 

 

他に仕事をしていないのなら、採算が合わなくても、

勉強のつもりで、続ける事はできたのですが、

主としている仕事がどんどん忙しくなってきた上、

休みだろうと、夜だろうと、

相変わらずのオーナーと奥さんからの悩みの電話攻撃で

これは私の手には負えないと決心

 

一年程で、知り合いの社労士の先生に、事情を話して引き継いでもらいました

彼女は、手広く社労士事務所を経営していて、

従業員もたくさんいる上、大のイケメン好きラブラブ

 

オーナーが結構なイケメンだったので、喜んで引き受けてくれましたてへぺろ

 

 

奥さんの産前産後休暇と育児休暇の手続きはしっかりとしてあげたので、

何とか喜んでもらえ、ある程度の仕事はできたと思います

 

その後、このペットショップの中の、色んな問題がどうなったのかは分かりませんが、

現在も手広く商売を続けているようで、何よりですニコニコ

 

 

これに懲りて、その後、顧問先は持ちませんでしたてへぺろ