武学に伝わる「自他不敗の精神」とは | あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー

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昨日、一昨日と「孫氏の兵法」の孫武以来2500年続いている武学の継承者レノンリーさんの「武の真実」「酔八仙之術」のセミナーを受講しました。
「闘いに勝つこと」を徹底的に探求した時、「相手を打ち負かせば、必ず復讐しようとして泥沼の闘いになる」
一番強いのは
「自他不敗」
自分も負けないが、相手も負けさせない。
「殺しにきた相手と仲良しになってしまうことこそ
本当の強さである」
ということが腑に落ちました。


これは、いわゆる「共に勝つ=Win/Win」を超越したものです。
Win/Winは、同盟のようなもので、「結託してどこかを打ち負かそう」という意図が隠されています。
しかし、「自他不敗」は誰も負ける人がいない。
自分も負けないけれど、自分以外の何人も負けさせない究極のバランス点だといえます。



そういえば、勝海舟も殺しにきた坂本龍馬と仲良しになってしまったんですよね。
インドから始まり、中国に伝わり、様々な東洋の叡智が最後に日本で完成され昇華されていった…だからこそ、日本の和の文化は素晴らしいものだと再認識しました。

「光」を説く宗教が一番戦争を起こし、人を殺している。
それに対して
「闇=殺し合いから始まった武学」が最後には自他不敗の「光」に到達した。

「陰極まれば陽となり、陽極まれば陰となる。
 陰中陽あり、陽中陰あり」


陰を徹底的に極めるということは、命がけのことであり、だからこそ本気で探求することで究極の真実に到達するのだと思います。