前回の日記 「ホンダとアップル・本田宗一郎とジョブズ 」で、
ジョブズの解雇について、
少し触れましたが、
今回は、ジョブズの復活劇について書きます。
ジョブズが業績悪化の責任を取らされ、
また、内部の反感が高まって
アップルを追い出されました。
その後、ジョブズはNEXTという会社を立ち上げます。
しかし、完璧主義のジョブズは
製品を開発・販売するまで、4年の年月をかけました。
その間に、世間のジョブズ熱も
すっかり冷めてしまっていましたし、
マスコミもジョブズから離れていました。
また、その4年の歳月と多額の資金を投入して開発した
コンピューター「キューブ」も、
一般ユーザーに受け入れられず、
結果NEXTは、コンピューター業界から完全撤退することになります。
世の中の人は誰もがジョブズは終わったと認識していました。
しかし、NEXTを運営する一方で、
ジョブズはジョージルーカスから、
ピクサーを1000万ドル(約12億円)で買収していました。
そして、ピクサーは
ご存知の通り、ジョブズが買収した後に、
トイストーリー、ファインディングニモ、モンスターズインクなどの、ヒットを連発します。
そこで、ディズニーはピクサーを買収しようと試みます。
結局、ディズニーは74億ドル(8000億円)で
ジョブズからピクサーを買収します。
1000万ドルで買った会社が、
約740倍。
ジョブズは過半数の株を所有していたので、
4000億円以上がジョブズの資金に加わったことになります。
これによって、ジョブズはほぼ使い果たしていた資産を取り戻し、
復活を遂げました。
トイストーリーをジョブズが作ったのか?
といえば、そうではありません。
ストーリーにも、グラフィックにもジョブズは口をだして
いません。
しかし、ジョブズの資金がなかったら、
ピクサーはとっくに倒産していたことでしょう。
また、ピクサーが利益を出すと
予測していたのも、ジョブズの実力です。
先を読む目、
信じて投資し続ける決断力、
それも、起業家にとって必要不可欠な要素だと感じます。
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